アートシーンで「みどり図鑑」展を紹介していて、その中の田淵俊夫の「緑溢れる頃」がとても気になってしまった。
田淵俊夫が有名な日本画家って知らなかった私。
とってもその緑の濃淡がきれいで、ぜひとも見たいと思ってしまった。
それで小牧のメナード美術館へ。尾張一宮までJR→名鉄バスで岩倉へ→バスで美術館。
遠かった。
それで見たんだけど、めっちゃ小さいんです。絵が。そしてテレビで見たのより色が濃かった。
ちょっと残念。
でも同じ作者の「緑影」が出ていて、笹を描いていたけど淡い緑でとてもきれい。
緑がコンセプトの展覧会。
良かったわああ~
上村松園は、透明感あふれるし。速水御舟の「朝顔(素描)」も出ていた。熊谷守一の「青柿」は、葉の緑・実の緑・バックのブルーが私好み。
岸田劉生のも出てました。この作品は「切通之写生」に似ていました。当たり前か?同じ作家さん。
メナード美術館、良かったけど遠かった。この日は強烈に暑かったし。
休憩するところね。
帰り、又岩倉から40分近く尾張一宮までバスに乗るのもしんどいので名鉄で名古屋まで出ることに。
4年ぶりの名古屋駅。3年前は金山の美術館やから。なつかしい~しみじみ~
めっちゃ遅いランチ。焼き鳥丼。おいしい。やっぱり赤だし。金平ごぼう、味濃し。
JRタカシマヤ前の金の時計。なつかしいわ。
タカシマヤ地下で鶏のから揚げを買い込み早々に電車乗り込み。
前は、西尾の抹茶のお菓子が売ってたのに発見できず。
デパ地下ってどこでも同じものがあるから、わざわざ名古屋で京都大阪のもん買わんかていいし。
濃い。一切れでお腹ずっしり。
大阪でおなじみの旭ポオンズのじゃがビー。
デパートでサンダルでも見ようかと思ったのだけど、この日は行き掛けにアクシデントに見舞われてヘロヘロに。
尾張一宮駅前で岩倉行きのバスを待っていたら、突然どっかのおじいさんがガードレールに顔をぶつけて倒れはった。ごっつい音で。
おじいさん、背もあるし横もそれなりに。助け起こそうかと思ったけど、腰痛めたらあかんし、動かしたらあかんかもしれんし。
バスから乗客や運転手さんも出てくる。救急車呼んだ方がいいですよねとか言うてるけど、誰も呼ばず目の前で倒れられたから妙な責任感で私が呼んだ。
名古屋弁で色々たずねられて大阪弁で答える私。地理も分からへんし、通りすがりの者やし。あれって名前聞かれるのね。大声で名前を答えて。救急車は出動したので、付いたら誘導してくださいって。
えっ私かいな?救急車来たから目立つ青いカーディガンで手を振る。
救急隊に色々聞かれて、分かる範囲で答える。そのうちおじいさんの連れ合いのおばあさんが現れて、おばあさんやし、よろよろやし。おばあさんの手伝いして、救急隊に引渡す。結構テキパキと動けたと思う。
バスの運転手さんも心配しはったけど、「私次のバスで行くから時間あるしいいですよ」と言っちゃった。
回りの人は家族と間違えたのか私にティッシュ渡すし、私とおばあさんでおじいさんの目の上の傷を少し拭く。血たらたら~(このことが私の心配の種になった)
ゴミまで片付けてしもたがな。
誰かがゴミ袋私に渡すから。私って先に動いちゃうタイプ。ついついね。
友達もそんなん多くて、倒れたおばあさん助けて自分もこけて怪我したとかそんなん多いねん。
大阪のおばちゃんやから。
いつも手ピカジェル持って歩いてるから、手をきれいに消毒して。近くに水道ないし、到着したところで手をきれいに洗う。
血には触れてないけど、神経質な私は気になってくるし。
結局家に帰って、消防本部へ電話して「今日の午前中に救急発信したものですが血には触れてないと思うけど、血液検査しに行った方がいいですか?」
確かおじいさんは、最近入院したとかオペしたとか小耳に挟んだしそれやったら安心やけど。
「まずは大丈夫でしょう。ご協力ありがとうございました」・・・て言われたけど。
又気になって、叔母に電話で聞く。大丈夫と思うけど、気になるんやったらかかりつけのお医者さんで相談しーって。
一体私は何をしてるんだか?
でも、後悔はしてへんわ。目の前でおじいさん大怪我して倒れて、付いてるおばあさんもよろよろやったら、ついついね。
でも、感染とかあるから気をつけなあかんて叔母に言われた。
ハイ、これから気をつけます。