今回の奄美大島への旅の主目的は「田中一村記念美術館」へ行くこと。
そして、飛行機は伊丹発9時25分なので、前泊。
大阪空港ホテルの部屋。実はこの旅行の二日前にトイレが故障してメーカーさんに見に来てもらったら、古くて部品もなく買い換えてくださいとのこと。・・・・
奄美大島へ行ってる場合やないねんけど。でももう予約もしてるしね。テンション低めに家を出たのであります。(だって、便器購入・入れ替え工事ともなると我が家にとっては、それなりなお値段なんやもん。おまけに漏水疑惑も)
空港内のアンデルセンで、パストラミサンドを。食べてる場合やないけど・・・
当日朝、飛行機見たら一応テンション上がる。
空きがあったので、千円でJクラスにしてもらう。←トイレ壊れてる分際で、この身の程知らずの女め!と思いつつ、狭い座席は苦手。座り心地も良かったし、(クラウンに乗った感じ)何より座席ピッチが広く1Cだったので、前に短い足を伸ばし放題。
CAさんも日本のエアラインなんで、優しい。多分時期もあるだろうし一人なので、「今から奄美に帰られるんですか?」・・・う~ん、この平べったい白い顔でそれはないですが・・・親切でしたよ。
到着したら22℃の気温。伊丹のロッカーにダウンコートは入れて薄手のコートにしたけど、それでも暑い。
空港からは「しまバス」で移動。それが、バスの乗降もゆるくて親切なんだなあ~のんびり小銭両替も出来るし。
空港からバス5分ほどで「田中一村記念美術館」のある「奄美パーク」に到着。
一村は、栃木県出身。東京美術学校(東京藝大)に入学するも2ヶ月で退学。「白い花」で入選するが、中央画壇に受けいれらず、ひっそりと奄美大島に移住。染色工として働きながら、絵を描くという生活を。
奄美大島に移住したことから「日本のゴーギャン」と言われるけど、私は絵の感じからは「ルソー」に似ていると思う。
これは展示されていた。
でも、一村と言ったら「これ」と思うのに展示されてなかったの~ガーン。
日本画にはとても見えない、油絵?と思う濃い赤や濃厚な色の組み合わせ。暑苦しい色使いと濃密な空気。
でも「草花図天井画」など琳派ぽいものもあり、やはり日本画家なのね~と思わせられる。
奄美の郷では、奄美の自然・歴史・文化を学べる。ここもゆっくり見学。
ハイビスカスの花は年中咲いているとか。鮮やかな優しい赤。
しーまクーポン(5枚で500円、5000円相当)を使って、「鶏飯ご膳」を。ご飯に鶏や錦糸卵、椎茸、パパイヤ、紅しょうが、おねぎを乗せて鶏スープでいただく。他に粒味噌や豚肉の煮物など。おいしい~でもスープで結構お腹いっぱいに。
そして、お味噌も豚肉も甘いのだ。お菓子の甘いのはOKだけど、おかずの甘いのは苦手な私。と言いつつ、完食。
これは、ヨーグルトではなくさつまいもとお米を発酵させた健康飲料「ミキ」私は、大好きになってしまい、その後ホテルの部屋であれこれ飲み比べを~
ジェラートもついてきます。黒糖ソルト。ちょっと辛いもの食べたいぞ~
この後、又バスに乗って大型スーパーのビッグⅡへ。こちらは、5400円以上買ったら自宅まで宅急便が無料に~なんかそれどころではない、大量に買ってしまった。そんなことしてる場合やないのに。
それは又、後ほど~
ビッグⅡから、しばしバスに乗って宿泊先へ。
しかし、暑い~お茶ばかり飲んでいるような~
と、一日目終了。