寄り道研究所

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自転車のチェーンをきれいにする:ブロンプトンの後輪編

2009年09月30日 | 自転車
このところ自転車にあまり乗っていないのですが、チェーンが重くなってきたので、後輪を外してチェーンの掃除です。

どうもペダルが重いし、チェーンの回る音もなんだか低音気味だし、確かに後輪のギヤも結構汚れている。

後輪を外す時はブレーキのゴムのところを取っておくのを忘れないようにしましょう
ナットを外したのにタイヤが外れないので不思議に思ったら、たぶん取っていませんよ・・・私



ギヤのあたりをきれいにしたくてCRCなんかを吹き付けないようにしよう
中に入っているグリスが流れてしまうので、布で汚れを拭き取りましょう、間違ってませんよね

意外だったのがテンショナーのギヤの中に金属の筒が入っていたこと。
てっきりベアリングが入っていると思ったら、単なる金属の筒で、乗り出してから何もしていなかったのでグリスも切れていたようです。



グリスでベタベタにしてしまうとホコリをいっぱい取り込んでしまうから、はみ出ない程度に塗るのがいいんでしょうね。

組み立てる時は、後輪の軸を固定するワッシャの上下を間違えないように。
反対側も一緒だよ



というわけで、これだけするとかなり軽く回るようになりました。
できればチェーンを外して洗いたいところなのですが、まだ外したこともなく、洗う油もなく、洗ったあとの油の処理も面倒なんですけど、年末あたりには一度やってみたい

知っている方には当たり前でばかばかしいでしょうが、元に戻らないんじゃないかとドキドキしたりして、自転車のメンテナンスもあなどれませぬ

Brompton

ミズタニ自転車株式会社


味が出てくるまで使います・マルチペン

2009年09月09日 | 自転車
使い続けて早2年のロットリング・マルチペン



黒、シャープペンシル、蛍光オレンジ色、もう一つはPDAのスタイラスを付けているのですが、今は画面が静電容量式のiPhoneなので無用のペン先になっています。
先っちょを赤ボールペンに入れ替えればいいのですが、単なる赤色は好みではないのでサイズに合うなら緑が欲しい。

総金属製なのでなにしろ重い、とはいえその安定感が好きで使い続けているのですが、指で持っている部分の塗装が艶消しから艶有りに変色しています。

こうゆう変色は劣化というのか味というのか、どちらにとればいいのでしょう。
持ち主としてはこれが味、知らない人には汚いペン。
人の思惑を気にするようじゃあねえ、ということで。
人生修行、もっと塗装が薄くなって金属本体が光り輝くまで持ち続けたら「味」

つまらんといわれることでも続ければ味、という世の中になって欲しいものです




へとへと第二弾・EXPOタッチ

2008年11月29日 | 自転車
大阪城から万博公園までタッチして帰る、なんとも無意味な往復な気もするのですが、とにかくやってみようというわけで


紙の地図を忘れたのでガーミンGPSのナビと地図表示を頼りに向かったのですが、道一本くらいは平気で間違うので、かなり迷ってしまいました。
大きな方向、位置関係を見るなら紙の地図の勝ち、ということは、いつまでたってもハンディGPSは紙の地図には勝てない
いいとこ取りをしたGPSはでないものでしょうか、地図を取り出すのって面倒なんですよね

今日は51Km、よくたどり着いたものだ


EveryTrailで記録しようと思ったのですが、なかなか現在位置を取得してくれないのです。
今日はカメラの画像からTripデータを作ろうとしても、どうも日時データがおかしいようで撮影位置に画像をばらまいてくれません。
iPhoneで作ったら問題なかったのですが、バッテリの持ちの問題もありますから、予備バッテリをどうするか急いで考える必要ありです

ちなみに、EveryTrail for iPhoneを1時間半使い続けるとバッテリは40%程度の目盛りになってしまいます。

生駒山の暗峠でヘトヘトです

2008年11月22日 | 自転車
久しぶりの自転車で散歩というわけで、大阪名物、どこからでも見える生駒山の暗峠(くらがりとうげ)をタッチして往復です。
頂上に登るわけじゃないので、かなりお気楽な散歩をイメージしてお昼には戻るつもりで8時に出発しました。

黄色が予定コースで、赤が走ったルートです


赤が外れているのは道を間違っているのです。

ハンドルにマウンターを取り付けてGPSを見ながらですから、曲がるところでは手前からちゃんと表示してくれます
これで迷うのはおかしいはずなんですが迷うんですよね

空間認識の才能は無いという事でしょう

途中の石切神社お百度風景


両側のお百度石の周りを100回まわると願いが伝わるという事で、こうして多くの方がぐるぐると回っておられます。
神社の近くにはインターナショナルな占いの館?があって、易、タロット、テレビでおなじみ、なんていうのまでお好み次第です

暗峠への入り口あたりで、これでも国道らしいのですが道幅の狭いのと国道とは関係ないのですね
こんな狭い道まで国が管理する必要があるのか不思議です


この道を自転車に乗って上がっていこうと思っていたのですが、とても無理!
峠までひたすら押して上がるという、自転車散歩じゃなくてハイキングでした。
それなりの自転車(10段くらいの変速?)で覚悟がいるルートです。

丸い滑り止めの凹みがあるコンクリート道路が峠まで続きますが、峠だけは石貼りで昔をイメージできるようになっています
平らに見えますが石のデコボコが凄くて、自転車に乗りながら通るのは難しいですよ

注意:石貼りはほんのちょっとだけ

奈良側から撮影しているのですが、左は峠の茶屋風で寒い季節という事でぜんざいなんかは最高です。
おみやげに漬け物、自家製味噌なんてのもありました

行きも帰りも川沿いの道が多いのですが、帰りは遊歩道になっている川沿いが割と多かったので、自転車でも快適快適です


とにかく暗峠までの2キロ近くはひたすらまっすぐ登りです。
高さは500mないようですが、一気に上るのでしんどい、降りるのもず~っとブレーキかけっぱなし、もちろん乗って下りる事はできません。
安モンのブレーキでは耐えられないでしょうね

私の自転車のブレーキを思いっきり握っても下るのを止められませんでした

往復40キロちょっと、4時間43分もかかっているのが疲労困憊の証です。
このコースは一日ゆっくりがお奨めと反省

自転車の安全にバックミラー

2008年11月13日 | 自転車
自転車で市内を走っていて怖いのは、車と一緒で人が飛び出してくるのと、後ろからの自動車です。
事故となると、簡単に大ケガをしてしまいますし、人にケガをさせるのも大変です。

かなり注意しているものの、後ろを見るのに頭を回すのも面倒だし、頭を回している間は前を見ていないから危険ですよね。

それならば、視線を下に向けるだけで見えるバックミラーを付けてみました。


取付はハンドルの端なので、ちょっと飛び出る形になってしまいますが、可倒式になっているので、万が一当たっても大丈夫

ミラーそのものが小さいので細かいところは見えませんが、自動車が後ろにいるかどうかくらいは十分わかるので、安心安心です


可倒式の弱点で、歩道の段差を乗り越えたり細かい振動でミラーの角度がちょっとずつ変わってしまいます。
ネジで締め付けているだけなので細かく角度を調整できるのですが、走りながら調整すると余計危ないので、とりあえずはネジを締め付けてみました。

コンパクトにたためるのがブロンプトンの最大の特徴ですから、ミラーが邪魔でたためなくなってはどうしようもありませんが、
普通にたためますし飛び出るところはありません


マンションの狭い玄関に置いても出入りの邪魔にならないのがお気に入り、というか、盗難、汚れ対策の最大の予防として置いているのですが、この自転車で出かけた時の盗難予防が悩ましいところです。

構造はかなりシンプル
メーカーはこちら

買って取り付けていただいたのは大阪は上町のBici Termini ビチ・テルミニ

ブロンプトンの自転車パンク修理道具を揃えた

2008年10月25日 | 自転車
自転車の遠出で心配なのがパンクした時なので、とりあえず最低限必要な道具を揃えてみた



パンク修理は、チューブを出してゴムパッチを貼ればいいのですが、ブロンプトンはタイヤが小さいのでチューブを出して修理するのは大変です。
タイヤを外してチューブを取り替えてしまうのが楽という事で、必要な道具を揃えました。

タイヤを止めているナットを緩めるためのスパナは、片方が普通の15mmスパナで、反対がラチェットになっている
なんと角度も変えられるという、かなり贅沢品にしました

200円で10種類のスパナの役目をするとスーパーすごいレンチでも問題ないような気もしますけど

一点豪華主義とはこのこと

左2番目からの工具は
100円ショップであったペンチ
自転車屋さんで買ったチューブ
プラスチックの黄色いレバー
パンク穴を塞ぐゴムパッチ、ゴム糊、小さい紙ヤスリが入ったセット
あと必要そうなのはプラスドライバーくらいだけど、重たくなるのもいやだからパス

というわけで、近々の遠出準備は万全ということで

明日は天気が悪そうなので、ガッカリというかホットするというか、自転車で140キロ走る事くらいで怖がっている私がいるのです

経験すればたいしたことが無くても初めてはやっぱり冒険なんですね
こんな歳になっても冒険できるとは、ちっちゃな幸せです

ブロンプトンのパンク修理講習で後輪を外す方法の覚書

2008年10月24日 | 自転車
自転車屋さんででパンク修理の講習をしていただけるとの事で、喜んでころこんで参加させていただきました。

大まかな手順は忘れないように覚書っと

ブロンプトンのタイヤは小さいので、タイヤを付けたままチューブのパンク修理は大変です
思い切ってタイヤを外してチューブを取り替えた方が簡単だそう

1
ブロンプトンの全体


前輪はナットを外せば簡単に外れるので説明は省いて
後輪は内装3段の変速ロッドが後輪の軸の中を通っているので、外す方法を細かく説明する

2
変速のワイヤーと変速ロッド調整ネジの接続を外す


内装3速だと2速にして引っ張り量は調整する


左がネジと面が一緒、右はわざと引っ張っているのでロッドが見えている


3
後輪の軸の中を通っている変速する時に引っ張る小さいチェーンとロッドの部品は、先がネジになっているので、軽く引っ張りながら左回しで外す




4
チェーンテンショナーを止めているナットは、テンショナーを止めるためだけに軽く締まっているので、元に戻すときも軽く締めるだけ




5
テンショナーはバネでチェーンを張っているので、外すときに手に当たったりしないよう押さえながら外す


6
空気が入っていると、外す時にブレーキシューがタイヤに当たるので空気を抜く
パンクした時は必要ない事ですが、


7
ナットを外さないでいっぱい緩めるだけにして、フレームに噛み込んでいるワッシャを外しタイヤを下側に降ろす


ワッシャがくい込んで外れにくい時は、タイヤを横から軽くたたく
ナットは外さなければワッシャも無くならない。

タイヤからチューブを外す方法

8
バルブを押し込んでチューブとタイヤに隙間作る



リムの真ん中は凹んでいるから、そこにタイヤのリブ(端)が落ち込むようにすれば隙間が大きくなって外しやすくなるので、タイヤを横から挟んで押さえる


9
タイヤレバーをタイヤとリムの間に入れてリブを外に出すように引き出す




レバーを動かす時にチューブを挟み込んで傷つけないように

10
2本目のレバーを10cmmくらい横に同じように入れてリブを順番に外していく


タイヤの片側のリブを外したら、チューブを外して新しいのと入れ替える。
新しいチューブはまずバルブを先に入れるが、バルブをまっすぐ入れるようにする。
曲がっていると、空気を入れた時に力が掛かってバルブあたりのチューブが傷ついてパンクするかも

取り付ける時の注意

チューブを入れてタイヤのリブを入れる時にチューブを挟み込んでいないか調べる事。挟んでいると空気を入れるとチューブを傷つけてパンクするかも
軽く空気を入れて後輪を持ちながら回して、振れがないか調べる

11
外した時の反対順に作業すればいいが、ワッシャの刻印「TOP」を上にフレームの穴に入れてナットを締める




反対側も同じようにTOP表示が上なので注意


12
テンショナーはバネで広がっているので、押さえながらチェーンを通す
止めナットは強く締めない


チェーンの通り道を覚えておこう、結構迷うよ


外した部品

13
上はチェーンテンショナーと止めているナットとワッシャ
その下は、3で外した変速機にワイヤーの動きを伝えるロッドは後輪の軸の中を貫通している

必要なものは
・軸のナットを外す15mmのスパナで片側がメガネになっていると便利
・変速ワイヤーと変速機のロッドを接続するネジを緩める、タイヤに刺さった異物を取る時のラジオペンチ
・タイヤを外す時のレバー二本
・新しいチューブ



間違っているところ、こうした方がもっと楽、というようなところがあれば教えて下さい。

これだけの説明じゃたぶんできないと思いますので、詳しくはビチ・テルミニまでどうぞ

自転車屋さん:Bici Termini ビチ・テルミニ

お忙しい中なのに丁寧に教えていただきありがとうございました。
これで遠出も安心

南港散歩コース

2008年10月12日 | 自転車
時々の通勤だけでは自転車もなまってくるでしょうから、たまにはロング散歩もしてあげましょう

というわけで、今日は南港散歩コース

スタートの大正駅へは環状線で、そこからは悠々自転車お散歩を楽しみたいのですが、今回は渡船コースでひと味変えてみました

自転車は小さくしてカバーをしておけば手荷物で持ち込めるそうで、ブロンプトンならこの程度


小さくなると言っても11Kgくらいはありますから、階段を持って上がるのは結構面倒です。
一応小さい車輪が付いているので、ごろごろ転がしてもいいのですが、床も汚いですし頑張って持つようにしています

朝で空いているので扉横でも邪魔になりません。倒れたら困るので、横に付くか、手で押さえておきますが


渡船乗り場はこんな風で、今日はお休みで通勤客もいないし、ちょっと時間も外れているので自転車で乗る人が数名程度です


以前は車も乗せられる船だったようですが、今は、車は橋、人は船になってしまいました。
こんな立派な橋が出来ていますが、橋まで上がっていくのも、延々と遠回りして歩くのも、人と自転車にはとっても不親切で、地元の人にとっては大切な交通機関なんでしょうね


職員の方が3名、予備の船も置いていますから、けっこうな維持費はかかるのでしょうが、勝手に橋を付けといて人の事は知らんとは言えませんよね

2分の船旅


乗り場はどこも一緒、といいたいところですが、ペンキを塗ったり、滑らないようにきれいにしたりと、手入れの程度はそれぞれですが、職員の方は毎日ご苦労様です


南港付近には渡船がけっこうあって、船にこんな案内がありました。
場所によったら一時間に2本しか出ていないところもありますから、ゆったり気分の散歩コースに渡船体験を入れて、待ち時間を休憩がてらに楽しめますよ


今日は大正駅から南港をぐるっと回って、そのまま市内へ帰って仕事場に忘れていた書類を持ち帰るコースでした


8時20分に大正駅を出て、市内到着まで3時間20分
39Kmの散歩コースでしたが、南港までは渡船の時間待ちが結構あるのでゆったり、帰りコースは車も結構走っているので、ちょっと肩身を狭くしつつ歩道を走っていました。

市内に入れば幹線の横の道を走れば空いているので、市内のの休日散歩はスイスイ快適ですよ


記録にはスピードが30kmhを越えていますが、そんなにスピードが出るはずもなく、GPSの記録ミスというか、電波をとらえられなかったりして
ちょっと古いGPSを付けているのですが、走っていると地図を見るのも面倒ですから、自転車散歩には欠かせません
ちゃんと曲がる前にはこんな表示も出るのです。


自動車のナビみたいに到着地だけ教えればいいわけじゃなく、事前にコースを登録しないといけないので、面倒と言えば面倒なんですけど、コース入力で前日も楽しめると言えばそうなんですけどね

次は万博公園周遊コースで

ブレーキの悲鳴が直りました

2008年10月02日 | 自転車
乗っている自転車は英国製なのですが、環境の違いなのかブレーキをかけるとキーっていう音が響き渡ります。
特に前がひどくて、ブレーキを使うのを遠慮してしまうほどです。

音対策としては、車輪側のブレーキが当たるところをきれいに拭く
ブレーキのゴム面をヤスリでこすって、ちょっとだけデコボコにする
おなじくゴムの角をちょっとだけ削って丸める

一通り試したのですが、どうしても音が止まりません


そこで、日本のシマノ製


上が純正、下がシマノ


機能的には違いないようですが、しっかりとした金属製で、タイヤに対してちょっとだけ角度を付けられるようになっています

ゴムの材質がピュアな感じ?(ブレーキをかけたときはソフトなんです)


ゴムだけ取替が出来るのでお得

回転方向と反対側をちょっとだけ浮かすように取り付けます


音がしなくなりました


明らかに感触が違います。
ぐっーっと締め付ける感じが伝わってきます。
ちょっと柔らかい感じもしますから、寿命はどうなるのか、ちょっと気になります

Bromptonでは珍しい現象ではないようですが、肝心の英国では問題にはなっていないようです。
温度、湿度の違いなのか、なにか条件が合わないのでしょうが、前のバージョンでは問題なかったりしているようです。

構造は頑丈で長持ちらしく、折りたたみ機構も丈夫という自転車屋さんのお話ですから、こんなことは気にならないのですが、これからのユーザーに対しては改善しておいて欲しいものです。

10月1日
ブレーキの音はすっかり消えて、快調
ブレーキからそんな大きい音がしないのは当たり前なわけで、音がしなくなったなどと当たり前の事に喜びを感じるのはおかしいと思いつつ
自転車に乗るたびに小さな喜びを感じます

こんな事がきっかけで、ちょっと部品をいいものに換えよう、なんてことになって、改造に走ってしまうんだろうなあ
音がしないので換えなかった後ろも、なんとなく換えたくなったこの頃です