折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

お雛様

2017年02月19日 | 人形
 立ちびな 

娘が嫁いで我が家に残されたお雛様。
七段飾りのお雛様は飾るのも片づけるのも大変で、全部を飾ることは難しく
今では「お内裏様」だけ飾ります。
「ひなあられ」と「おこしもの」をお供えして静かな雛飾りです。

桃の花とひなあられ

我が家のお内裏様 

どことなく今のお雛様と顔立ちが違います。

赤いバック

2016年12月25日 | 人形
    

子供の頃の我が屋の風呂の煙突もかまどの煙突も細くて
サンタさんは入れないのかなぁ…と。

昭和20年代の終わりころ、一度だけサンタさんが
やって来たことがあります。
25日の朝 目が覚めると枕元に朱い手提げバックがあったのです。
もう飛び跳ねるくらい嬉しくて、抱えて両親に見せました。
サンタさんではなく父か母が買ってくれた事はわかっていたと思います。
その頃は財布もなくてハンカチに小銭を包んで歩いていました。

       

お正月、その頃一番の楽しみだった映画にバックを下げて出かけました。
休憩の時間に、バックを椅子に置いて立ち上がると椅子はバネでパタッと持ち上がり
バックは背もたれとの間に挟まってペッチャンコに・・・。
私は泣いたのかしら…どんな顔してたか…
家に帰って新聞紙を一杯詰めたことだけの記憶。
乏しい時代の赤いバック、人生最高のバックの思い出です。



    

クリスマスの小物たち

2016年12月14日 | 人形
  
100円ショップのクリスマス用の小物たちが可愛くて
毎年いくつか買っています。
飾ればクリスマス気分。


子供たちが小さな頃はピカピカ光る豆電球がついた
ツリーを飾りました。
もっと昔、私が小学生だった頃は・・・
畑のマキの木の枝を切ってもらい、父のタバコの包装紙の
銀紙で丸い玉や星形をつくり綿花の雪を飾りました。
1人で作っていることが好きな子供だったようです。

神棚とお仏壇に手を合わせて一日が始まる暮らしの中で幼稚園はカトリック。
クリスマスには劇などもあり私の役は「シンデレラ」の魔法使いのお婆さん。
黒ずくめの衣装で台詞は
  「シンデレラ 泣くのはおよし、お前もお城へゆきたいの」でした。
何度も何度も練習したのだけ覚えています。
当日の舞台の記憶がないので多分無事に言えたのでしょう。


このあいだの孫とのお姫様ごっこでも私は風呂敷をかぶって魔法使い。
シンデレラはやらせてもらえませんね。


       

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