千葉の松戸から柏へと続く革物語

【Handmade Leatherwork Akashi】

教室風景とOPA ② 

2023-09-08 08:00:00 | レザー教室
いつもご覧頂き有難うございます。
【Handmade Leatherwork Akashi】の
中の人、Akashiです。
今回のブログはレザークラフト教室の
様子とOPA(ワンポイントアドバイス)を
ご紹介させて下さい。








生徒Yさんはファスナー式のリモコン
キーケース製作です。

型紙を製作し、革を切りだしていきます。
このリモコンキーケースは組ネジという
金具を使いますが、この組ネジは長さが
決まっています。
1cm~2mm刻みで何種類かあるのですが
今回は2cmの長さの物をチョイス。
なので、型紙も2cmの厚さになるように
製作します。











今回使用した革は赤色のヌメ革ですが
床面にはターコイズカラーのスエードを
貼りました。
通常、裏打ちは(裏に革等を張る)皺が
はいらないように貼り方に注意が必要
ですが、スエードは伸び縮みしますので
そのまま、平らに貼って大丈夫です。
コバ磨きなどが終ったら、いよいよ
ファスナーを取り付けていきます。
ここの説明はめんどいので端折ります
って事で。












完成です
ラウンドファスナーや菊寄せ、組ネジなど
Yさんにとってはお初の単語もありました
が、素敵に仕上がって良かったです。

Yさんは教室で製作した作品は復習を
兼ねて10点位製作しているそうです。
見習わせて頂きます
お疲れ様でした















続いては、生徒Tさんです。
Tさんはミシンで仕立てるお財布製作です。

これが完成品。
革と布を使った内縫い仕様のお財布です。

このお財布は私が製作していた物ですが
ミシン仕立て用に縫い易さと効率の良さ
を考えて製作した作品です。









まずは、手作り治具を使ってカード部の
製作です。
12枚収納できるカードホルダーですので
同じ物を4枚(布)、革で2枚作ります。









完成品はこんな感じです。
そして、上部を3mm幅で縫います。
これを4枚、製作して











こんな感じになります。
これが左右に付きますので2枚作ります。
全てのパーツができたらファスナーを作り
全体を裏返しで縫います。
全てを縫いわせたら、ひっくり返して完成
となります。

Tさんのミシン仕立ては今回で4回目。
返し縫いもバッチリでステッチも整って
綺麗に縫えてますね









Tさんは耳パーツをつけてぶら下げる仕様
にアレンジしました。
切りだしから仕立てまでちょうど、4時間
くらいだったので、ミシンの教材には
いいかもしれませんね

ゴム糊の適正な塗り方や両面テープの適正
な貼り方の考え方、布の切り出しと
ヘリ返しなどなど、、、、
手縫い仕立てとは違った、ミシン縫い
ならではの技法や作り方がありますので
興味がある方は挑戦してみては
如何でしょうか
Tさん、お疲れさまでした






















minne ギャラリー
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ホームページ
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Handmade Leatherwork Akashi





住所   千葉県柏市南柏1-2-6 
     南柏ビル 605
TEL    0471-43-9998
定休日  不定休
営業時間 AM 11:30~PM 20:00
メール   tkhs3150@pd6.so-net.ne.jp
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レザー教室風景とOPA

2023-09-04 08:00:00 | レザー教室
いつもご覧頂き有難うございます。
【Handmade Leatherwork Akashi】の
中の人、Akashiです。
今回のブログはレザークラフト教室の
様子をご紹介させて下さい。










生徒Iさんはペストマスク製作です。

当レザー教室では普通の作品の他、私が
製作するスチームパンク系の作品も製作
する事ができます。
殆ど、中の人の人の趣味ですが

曲線だらけの物をカットしたり、曲線同士
を立体に縫い合わせて仕上げたりと
お財布やバッグ製作などの製作方法とは
少し違う作り方など、勉強になる事も
あるかも知れませんね。
興味のある方は製作してみては如何
でしょうか
Iさん、お疲れ様でした












続いては生徒Tさんです。
最近、当教室内ではミシン縫いをする方が
増えていますがTさんもその1人です。
今回はミシン縫いでの作品2点です。

ミシン縫いと言っても縫うまでの下処理
などは手縫いの時と殆ど変りません。

まずは、床面の処理ですが、床面処理に
限らず、レザークラフトのスキルアップの
近道は革の特性を理解した方順です。
ここで、OPA(ワンポイントアドバイス)

基本的にはタンニン鞣しの革を使用した
技法となりますのでタンニン鞣しという
鞣しの知識を頭に入れておく事が上達の
近道となります。

タンニン鞣しの革は水分を吸収します。
なので、量が多かったり、時間をかけたり
すると、それだけ浸透する量が増えます。
革の特性として濡れると柔らかくなり
それが乾くと硬くなります。
その辺の事を理解して進めると適正な
やり方が見えてきます。

水分で柔らかくなったところを力を入れて
磨けば当然、革が伸びます。
そして、床面の表面しか磨く事はできない
ので中まで浸透させる必要もないですし
力を入れて擦る意味もないですよね。
この辺が、皆さん勘違いされてる所です。













革の準備が終ったらミシンで縫います。
ミシン縫いのコツはなかなか文章では
伝わらないので割愛させて頂きますが
Tさんは大分、慣れて縫う事ができるよう
になってきました











今回の作品達です。
ミシン縫いは縫う技術も必要ですが
その前の糸の調整の仕方や張りの太さや
押さえの種類などの知識が必要となります。

当レザー教室では多くの方がミシン縫いに
挑戦していますが、私が全てをセットして
からの『さぁ、どうぞ』の状態で縫って
頂いています。
それでも、四苦八苦しながら進めて頂いて
いますので、どれだけミシン縫いが難しい
かが分かるかと思います。

手縫いとミシン縫いの違いは型紙製作から
違います。
手縫いでできてもミシン縫いではできない
事や縫えない箇所が出てくるので、その辺
も考慮して型紙を作る必要があります。
また、縫う順番も考えないと縫えなくなる
箇所がでるのもミシン縫いの特徴です。

手縫いもミシン縫いも
【悩むより、慣れろ】の精神で
レザークラフトを楽しんで下さいね
Tさんもお疲れ様でした

























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