千葉の松戸から柏へと続く革物語

【Handmade Leatherwork Akashi】

2024年を写真で振り返る(前篇)

2024-12-28 07:36:59 | レザー教室
いつもご覧頂き有難うございます。
【Handmade Leatherwork Akashi】の
中の人、Akashiです。
今回のブログは年末恒例の2024年をレザー
教室風景&生徒さんの作品で振り返るです。

今年も皆様のお蔭でレザー作品製作や
レザー教室を楽しく続ける事ができました。
本当に有難うございました

ハンドメイドブームは少し下火になって
きましたが、来年もレザークラフトの楽し
さや奥深さなどをお伝えできればと思って
います。
それでは、2024年ラス前のスタートです








1月












新年早々、皆さん、攻めた作品を製作
してましたね
なかなか、面白いスタートでした











2月



















2月も攻めた作品が多めですね。
松吉さんのセールにも参戦しました。
それにしてもレザークラフトの楽しさが
零れ落ちてますね











3月

















この月は私の初出店でもある【SFフリマ】
の準備をしつつ、先日お話した【ぺスドク
さん推しポーチ】を作り始めた時でしたね。

生徒さん達は新しい技法を経験したり
中にはぺスドクさんを作って頂いたりも
しましたね。
スチームパンクの感染者が増えつつ
あります












4月




この月は5月に開催される自分のイベントの
準備で忙しかったらしく、教室の写真は
殆ど、ありませんでした。
都市伝説のネタや私の製作風景が多め
だったみたいです。。。
(割愛











5月









5月はイベント当月でしたので自分の作品
作りが続いてました。

初めてプロレスラーの入場衣装を製作
させて頂いたのもこの月でしたね。

教室生徒さんにはご希望があれば
漉き機やミシンも使用して頂いています。
そして、蛍光パープルのトートバッグ。
パンチが効いてますね
コルセットハットの製作にも挑戦して
頂きました。













6月







初夏と言ってもいい程の暑い中、毛皮の
リメイクを生徒さんと一緒にやりましたね。
(今年の夏は長かった

上半期だけで本当に様々な作品が生まれて
いますね
一言ずつ、書いていたらブログが長く
なってしまいました。。。。

次回は2024年最後のブログとなります。
残りの数日、楽しく過ごしていきましょうね
有難うございました






































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住所   千葉県柏市南柏1-2-6 
     南柏ビル 605
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定休日  不定休
営業時間 AM 11:30~PM 20:00
メール   tkhs3150@pd6.so-net.ne.jp
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四角い物と丸い物とTの野望

2024-12-19 08:00:00 | レザー教室
いつもご覧頂き有難うございます。
【Handmade Leatherwork Akashi】の
中の人、Akashiです。
今回のブログはレザー教室風景です。




まずは、生徒Yさんの四角い物

四角い底のトートバッグをミシン仕立てで
製作中です。

普段は手縫い教室をしていますが、ご希望
があればミシンで製作する事も可能な
レザー教室です

作品を製作する時、手縫いに向いている
構造の作品と向いていない構造の作品。
手縫いに向いている革や向いていない革
もあります。
そして、手縫いで製作した物をミシンで
縫う時には手順が変わる事もあります。
注)当教室では平ミシンを使用しています。

例えばこの写真のような四角い底や小判型
の底の作品は手縫いですと、しっかり
接着してずれないようにしてから手縫い
穴をあけますが、ミシン縫いの場合は
基本的に接着NGです。

ミシン縫いで接着NGの理由としては
革の逃げ道がなくなるからです。
手縫いの場合は縦方向でも横方向でも穴を
あけられますし、菱目打ちや菱錐などの
道具を使いこなせば、自由自在に手縫い
穴をあけられます。
そして、縫う事ができます。

ミシンの縫いの場合は一定方向にしか
縫う事ができませんし、穴をあけながら
同時に縫うので手縫いのような自由が
ききません。
なので、接着してしまうと革の逃げ道が
なくなり、結果、縫えなくなる所が出たり
ずれた場合に修正ができなくなります。
その他にも理由はありますが、語彙力不足
の為、端折ります

なので、手縫い以上に合いマークが重要と
なってきます。
より、細かく合いマークを付けておくと
製作しやすくなる訳です。
そんな事を駆使して出来上がったYさんの
トートバッグの底部です。
Yさんには引き続き、完成目指してミシン
踏んで頂きます
お疲れ様でした
















続きましては生徒Oさんの丸い物です。
丸い物はこちら

今回、挑戦して頂くのは丸持ち手です。

丸持ち手は基本的に心材を入れて製作
しますが、この心材にも様々な材質や
太さなどがあります。
また、使用する革が柔らかかったり
硬かったりするので、、、、













全て、現物合わせをして、革のサイズを
決めていきます。
先程、革によって硬さが違うと言いました
が、1枚の革でも部位によって硬さが
違います。
丸持ち手の場合は敢えて、お腹側の
柔らかい所を使用すると持ち手を曲げた
時に皺がはいりにくくなったりするので
お薦めです。

バッグの持ち手は2本あるので、ここから
頑張って手縫いをして頂きます。
完成が楽しみですね。
Oさん、お疲れ様でした












最後のTの野望は生徒Sさんです。
TとはTシャツです。
Sさんの今回はTシャツのリメイクのやり方
をお勉強して頂きます。
とは言え、こういう物は私も素人なので
私なりのやり方で進めさせて頂きます。

フロントにいい感じのポイントになるよう
にTシャツをカットして、心材を貼り
他の場所は革や布を使い縫い合わせて
いきます。

Tシャツのようなリメイクは製作自体より
もその前工程のデザインや型紙製作の方が
時間がかかります。
Tシャツような素材をカットするのも革と
違って撚れやすいので、革と同じような
やり方でカットするのは難しいかも
しれませんね。

今回は作り方を説明する回でしたが
次回は本番のリメイクをスタートします。
どんなTシャツをリメイクするのか、私も
楽しみです
Sさん、お疲れ様でした

因みにですが、当教室はレザークラフト
教室ですので、お忘れなく




























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革製品の裏側

2024-12-04 07:43:46 | レザー教室
いつもご覧頂き有難うございます。
【Handmade Leatherwork Akashi】の
中の人、Akashiです。
今回のブログは生徒さんの製作途中の画像
をお借りして、作品の裏側のご紹介です。




基本コースの生徒さんYさんは今回から
ダレスバッグを製作します。

革教室で製作する作品のイメージは
と聞かれたら多分、硬い革を使って
カービングしたり、刻印をしたり、染色
したり、、、、という答えが多いと思い
ますが、レザークラフトはその他にも色々
な技法があります。
その1つが

芯材を使った技法です。
革の形をキープしたり、厚みの調整や補強
したい時に使用したりします。

芯材には数多くの素材があり、その素材
には様々な厚さがあります。
硬い芯材、柔らかい芯材、クッションの
ようなスポンジ素材などなど、、、、
その作品をどう表現したいかで使う芯材が
変わります。

例えば、画像にある芯材はボンテックスと
いう名前の芯材です。
この芯材には0.3mm位から2mm位まで
0.2mm刻みでの厚さが存在します。
製作する作品をどうしたいかを考えて
心材の種類や厚みを決めていきます。

当教室にはこの他にもスライサーという
心材やベルポーレンという心材を使用
しています。
これらの心材もそれぞれ、様々な厚みが
ありますが、教室内で使用する厚みは
2種類位です。
作りたい作品を提案された時、心材を
使う事も含めたご相談をさせて頂いてます。

心材を使うとどうなるのかは、なかなか
イメージが湧かないと思いますので、使用
するとなった時はサンプルを製作致します。
使う機会があった時にはいい経験となり
ますので、1度は心材を使った作品を作る
のも良いと思います。















続いては生徒Iさんが製作しているトート
バッグから内装についてのお話です。

レザークラフトは革を細工するからレザー
クラフトと言いますが、実は幅が広く
奥が深いのも楽しさの1つでもあり、苦悩
する部分でもあります。
その1つが内装です。

革のみで作るトートバッグもカッコいい
のですが、デメリットして重くなったり
機能性が悪かったりしますね。
そこで

こんな感じで布を使って内装を作ります。
市販されている革のバッグはこういう
技法が多いですね。

レザークラフトを始めた時は革のみで
コバを磨いて手縫いして、、、という事を
しますが、数年経つと、違うやり方で
製作したいとか、違う種類の革も使って
みたいという事になります。
そうすると、今までやっていた技法では
時間がかかったり、想像以上に大変だったり
という事が分かってきます。

そして、手縫いだけではなくミシンも
使ってみたいとか、ミシンがあるなら内装
も作りたいとか、、
やりたい欲が出てきます。

布の内装は手縫いでは難しいので、ミシン
縫いです。
なので、ミシンの使い方も覚えなくては
ならなくなります。
そして、増々、深みに嵌っていきます

布にも様々な種類や厚みがあるので
こちらも適材な物を選ぶ必要があります。
気づけば、革の他にも心材や布など
細かいことを言えば、ファスナーや金具
などの事を覚えていかなければなりません。
最初は

【革で作品が作りたい】だったのに
そんな深みに嵌る楽しさ、面白さを
体験したい方は是非、当教室にお越し
下さい
お待ちしています
























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レザーのチェーンとレザーのメイク&キラリと光る

2024-11-24 08:00:00 | レザー教室
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今回のブログはレザー教室風景です。







生徒Tさんが面白い事をやってました。

ネットで購入した金型で革を抜きまくって
ます。
小さい8の字の形です。

これを、2つに折って穴の中にもう1つを
通して2つに折って、、、を
繰り返すと















こんな感じに繋がります。
そう、レザーチェーンになります。
この技法は昔からあり、ベルトになったり
ブレスレットになったり、ショルダーの紐
になったりと、色々な活用法があります。












ショルダーバッグが完成しました
先端の色違いがお洒落です
この抜き型が色々な作品に活用できると
いいですね。
お疲れ様でした













続いては生徒Sさん。
Sさんはペンケースを完成させて
くれました。

ブルーのペンケースです。
実はこの革はソフトヌメという革で元々は
ベージュ色の革です。
ソフトと名前が付いていますので
柔らかいヌメ革です。
それをブルーに染色して頂きました。

革の染色には様々な染料や様々な手法が
あります。
どれもが正しいので、あとは好みだったり
自分に合ってたりというだけです。
今回は私がやっているやり方を説明させて
頂き、進めて頂きました。

内縫いをして完成後、裏返す工程がある
為、ソフトヌメを使用しましたが、染色
自体は硬いヌメ革でもできますので
自分好みの色の革を使用したい時は
染色するのも1つの手ですね

染色は人がメイクするのと同じように
下地は白っぽい方が色が映えるので革の
チョイスが難しくなるのですが、それを
色の調合で少し、補う事ができます。
その辺も染色の楽しさですね。
Sさん、お疲れ様でした















最後は生徒Yさんの作品です。
ショルダーバッグですが、まだ、ベルトの
パーツはまだ、未完です。

このバッグは変わった構造をしているの
ですが、ご紹介したいのはバッグの中央で
キラリと光っている物です。
この金具は【飾りマグネットボタン】と
言って、その名の通り、マグネットボタンに
お洒落な飾りが付いています。
蓋部の方は革を挟み込んで留まる構造に
なっているので大体の革の厚みに使用
できるようになっています。
ちょっと、お高いですが(700円~
1000円位)普通のマグネットボタン
では物足りない方にはお薦めです。
Yさんの次回はショルダーベルトを製作
して完成となります。
次回も宜しくお願いします。
お疲れ様でした


































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本格的な体験と複雑なポーチ

2024-10-10 08:00:00 | レザー教室
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中の人、Akashiです。
今回のブログはレザー教室風景です。




体験教室にお越し頂いたのはUさん。
体験教室にお越し頂く方は殆どの方が
レザークラフト初体験なのですが、皆さん
センスが良く、初めてとは思えない完成度
ばかりです









体験教室での楽しみの1つは刻印打ちです。
沢山の刻印を遊びながら試し打ちした後に
本番に挑んで頂きます。










その後、コバ磨きや接着剤を塗っての
貼り合わせの後

手縫いする穴をあけて頂きます。
穴をあける時は菱目打ちという道具を使い
ますが、この菱目打ちにはピッチの間隔が
何種類かあります。
日本製の物は2.5mm、3mm、4mm、5mm
6mmの5種類です。
この他にもヨーロッパ仕様などもあります。

体験教室では4mm幅の菱目打ちを使用して
頂きますが、これは標準サイズと言われ
一般的には1目が3.3mm、1cmの間に3目
の穴があいているのが標準と言われて
いますので、それが、4mm幅の菱目打ちと
なっているからです。













外周をグルッと1周、手縫いをして
コバ磨きをしたら完成です!
穴あけや手縫いの縫い目も綺麗ですね
また、センスのいいスイカケースを完成
させて頂けました
Uさん、お疲れ様でした















続いては基本コースにお越し頂いている
生徒Tさんです。
Tさんはミシン仕立てのショルダーポーチを
製作します。

内装が凝っていて、仕立ても複雑な作り
になっています。
画像では分からいかと思いますが、作る
順番を間違えると手詰まりになって
しまいます。














ファスナーが付く場所は3ヶ所あります。
内装のファスナすなーポケットと外装の
ファスナーポケット、そして、本体の
口元のファスナーです。

この作品は裏返しての内縫いですので
ひっくり返さないと確認ができません。
つまりは裏返して縫ってる時はきちんと
できているかの確認はできないので自分を
信じて進む事しかできません














全てが縫い終わったら裏返して完成と
なります。
革の本体、内装の布のサイズが全て
ピッタリ収まらないと膨らんだり
歪んだりしてしまいますので、最初の計算
と型紙製作が大事なポイントなります。

例によって、『これが作りたい』と生徒
さんに一言で簡単に言われた物を頭を
悩ませながら計算し、型紙を作りるのは
私ですw

そこから1つ1つ、説明をさせて頂き
ながら、ミシンの縫い方を含めながら
進めて頂きますので、皆さん、安心して
製作して頂けています
皆さんのむちゃ振りが私にもとても
勉強になっています

Tさんの次回はショルダーベルトを製作
して全ての高手が終了となります。
次回も頑張りましょうね!
お疲れ様でした



























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