晴耕雨読

長いサラリーマン生活を終え、悠々自適の生活を楽しんでいる60代
と言ってスタートしたがもう古希を迎えた

洗濯機

2010-10-16 | 我が家の出来事
我が家ではいまだに2槽式の洗濯機を愛用している。
水を入れ、洗濯をし、水洗いをし、と1回の洗濯に4~5回台所と洗面所を往復している。
2人家族だから洗濯量は少ないといいながらも家内にとっては良い運動になっているようだ。
一見不便なようだが3槽式に比べてきれいに洗濯ができるというのだ。

最近の3槽式の方が水の使用量が少なく環境に良く、朝忙しい主婦にとっては便利なのだろう。
それでも我が家は2槽式にこだわっている。
数年前にそれまで使っていたものが壊れてしまったが、迷わず同じようなものを購入した。
売っているのはほとんどが3槽式で、2槽式は機種が少なく選択する余地はまったくない。

子供たちの家庭ももちろん3槽式だ、家内は洗濯物を見て汚れの落ちが良くないといっている。
それにカビが発生しても外から見えず、どうも不潔感があるというのだ。
最近家の洗濯槽を覗いたらずいぶんと黒くなっている、カビが生えたのだろう。
早速重曹で作った洗剤できれいにする、我が家では汚い物を見つけたものがそれをきれいにすることにしているのだ。

自転車のボランティアで楽しく過ごす

2010-10-15 | ボランティア
先週は旅行のため休んだので自転車のボランティアに出るのは2週間ぶりだった。
まだこのところの疲れが完全回復していないが、この仕事は私のボランティアの原点なので無理しても出かけるようにしている。
毎週出るたびに新しいメンバーが増えたり、いつものメンバーが休んだりして出入りは激しい。
ここでもうすぐ8年になるので超ベテランといえる存在になった。

この職場の良い点はなんといっても明るいことだ。
自転車を磨きながら大きな声で話し合っているだけで楽しくなる。
一つのことに長時間集中できる子は少ない、それでも励ましあいながら自転車1台を数日かけて磨き上げている。
自転車は比較的体力が要るので力のない子は家具やおもちゃを担当したりする。

この施設には市民が不要になった自転車、おもちゃ、家具など再利用できるものを寄付してくれる。
それらを再利用できるように磨いて販売している。
20歳台から40歳台の利用者は仕事ができる喜びを感じているようだ。
こういう仲間と楽しく過ごせること、リサイクルでものを大切にすること、など自分に合った職場である。


扇風機の片付け また来年もよろしく

2010-10-14 | 我が家の出来事

やっと扇風機を片付けることにした。
この夏はずいぶんお世話になった。
住人2人の我が家だが扇風機は4台、エアコンが5台もある。
エアコンはあまり好きではないので使用時間は圧倒的に扇風機が長い。

これらの中で自分で買ったのは1台だけ、それももう40年以上昔になる。
1台は以前粗大ごみで捨てられていたものを拾って修理したもので今でも大事に使っている。
1台は子供が不要になったもの、彼らは新しいものを手に入れると古いものを我が家に持ち込むのだ。
残りの1台は義母が使っていたものを遺産相続した。

最近の電気製品はこれだけ長持ちするものが少ないような気がする。
時々扇風機でも古いものからの発火などが話題になるが、ごみ・異音・異臭などに気をつけていれば大丈夫だろう。
もうあの猛暑は戻ってこないだろう、丁寧に磨いて来年またすぐ使えるよう片付ける。
これからはストーブと選手交代だが、いくらなんでも早すぎるのでスタンバイさせておこう。

茗荷の今年最後の収穫

2010-10-13 | 猫の額の庭

また暑い日となったが秋らしいすがすがしさがある。
庭の茗荷もあの猛暑に耐えて夏を過ごしたが葉が枯れかけたので最後の収穫をして茎を切り取った。
今年も数は少ないとは言いながらも夏の食卓に何回かは乗ってくれた。
暗いところでも育つので日光は関係ないものと思っていたが、日当たりのいいところは良い実がなることが分かった。


今まで茗荷の陰で隠れていた植物が顔を出している。
水仙が芽を出していた、これは数年前から咲き出して何もしないのに律儀なものだ。
にらも目立つようになった、切っても切っても次から次へと葉が出てくるので大変役に立つ。
目ぼしいものはもうなくなった、来年は何を植えようかそろそろ考えなくては。

おもちゃの病院は楽しい

2010-10-12 | ボランティア
先日近くのおもちゃチェーン店の軒先を借りたおもちゃ病院での話。
沢山のお客さんが来てくれて大忙し、全部で20数件の修理依頼があったようだ
すべてを修理することはできず入院扱いも多数あったのは仕方がない、私も2件ばかり預かった。
このところ忙しすぎるのだが難しい宿題をまたも抱えてしまった。

最初に来た30歳代の女性、オルゴールが鳴らないということで修理してもらいたい、という。
丁寧な言葉を望んでいるわけではないが、いわゆるため口をたたくような話し方には多少むっとする。
音の具合から電池切れとすぐ分かったが、最近交換したと言い張る。
結局電池を新しくして問題なく解決したが、顔には出さないが不愉快な気分のスタートだった。


次の客はラジコンカー、買ったばかりだが動かないという。
見たら自動車本体のアンテナが内部で断線していた。
子供が引き千切ったらしく、それに気づいた親がセロハンテープを巻いて修理した形跡があった。
きちんと半田付けをして修理完了する、親御さんが喜んで引取りに来てこれで気分がよくなった。

夕方店終いをしてから、まだうろうろしている若い男性がいる。
どうしたのか聞いてみると、預かったおもちゃを指差し自分がリサイクル屋さんに売ったものだという。
大切にされていることに感激していつまでも離れずに見ていたのだという。
若い人にもこういう風にものを大事に扱ってくれている人がいるのを知って、気分よく仕事を終えることができた。

金木犀がきれいに咲く

2010-10-11 | 猫の額の庭

先日大胆にカットした金木犀だがこんなにきれいな花をたくさん咲かせてくれた。
いい香りを出して秋の訪れを告げている、この季節を代表する木を大切にしたい。
我が家の狭い庭にはこの後で山茶花が咲くが、花が落ちたときはあまりきれいではない。
その点この金木犀は地面をゴールドに染めしばらく楽しませてくれる。

昨日は野球の練習日だが、朝から生憎の雨で中止となった。
先週来の行事の連続で疲れが溜まっているのでちょうどよい休養の時間となった。
とはいえ頭の中はこれから始まる理科の会での教材作りで一杯、とても休んでいるようではない。
課題が多すぎてなかなかひとつのことに集中できず困ってしまう。

それでも町内の仲間の家で地デジ受信の手伝いを頼まれほいほいと出かける。
今まで使っていたアンテナの向きを東京タワーに向け変えて受信しようとするもなかなかできない。
我が家ではあんなに簡単にできたものがなぜだか分からず、テレビのメーカーにも聞いたが埒が開かない。
大体の原因は分かったがじっくりと取り組まないとできそうにないので、とりあえず中断する。

その家ではテレビは買い換えたもののまだアナログで観ている。
画質はかなり悪いが、当人たちはそういうものだと思って何もしていない。
私はテレビのコンテンツよりは映り具合、画質を重視する方なのでとても耐えられない画像だ。
人それぞれだから何も言うことはないが、何とか解決してやりたい。

九州旅行3日目 雲仙普賢岳と長崎くんち

2010-10-10 | 何でも書こう
今回の旅行最終日、あの雲仙普賢岳を近くでどうしても見たいという会員もいたが時間の関係で島原から眺めるだけで通過。
それでも土石流の後がくっきりと見られ、災害のすごさを目の当たりにした。
長崎に入り昼食はちゃんぽん、老舗で食べた味はさすがにおいしく、満腹になる。
路面電車に乗って市内見物に出かけるが、ここでは修学旅行中らしき高校生に出会う。


ちょうど「長崎くんち」の初日だったので繁華街を練り歩く「庭先回り」でだし物を見ることができた。
思案橋近くの商店街で威勢のいい掛け声を上げながら若衆が南蛮船を引いて走るのは、滅多に見られないチャンスだった。
まだ市内各地でいろいろな催しがあったようだがこれ1箇所でも十分価値のある見学だった。
路面電車がひっきりなしに来るので移動には非常に便利だ、観光客で満員だったが、通常は赤字だとタクシーの運転手の弁。


グラバー亭を見学する、ラッキーなことに入場料は60歳以上半額ということ300円。
観光地では老人割引のことを一応聞いてみるべきだ、どこかに書いてあるかもしれないが積極的には教えてくれない。
姿かたちでわかるはずなのに、と思うが、それほど老人には見えないのかといいように解釈しよう。
ここは最近では「龍馬伝」でも出てくるので、昔来たとは言いながらゆっくりと見学した。

グラバー亭を最後に見学は終了、福岡・山口から参加したメンバーとは長崎駅で別れ、関東組は空港へ向かう。
2日間200km以上走ったが15~16リットルのガソリン消費で済んだ。
修学旅行の団体も乗って満員の飛行機は羽田に予定通り到着、無事に今回のたびは終了した。
昼食、夕食、飲み会と飲み食いの連続で体重の増加が懸念される、しばらくは質素な生活で元に戻るよう努力しよう。

九州旅行2日目 阿蘇と熊本城

2010-10-09 | 何でも書こう

前日のドンチャン騒ぎの疲れがまだ残っているとはいえ朝9時前の九州幹線に乗り熊本へ向かう。
木作りの座席は広くゆったりしているので乗り心地がきわめてすばらしい。
新幹線は新八代までで、そこから先はリレー号に乗換えとなり、予定通り熊本には10時前に到着。
駅までレンタカー会社が出迎えに来てくれる、今回は3台のレンタカーを2日間使用する。

ツアーの中でできるだけ安上がりの方法を選んだ幹事の努力、車は小さく多少の窮屈は致し方ない。
早速阿蘇の全貌が見渡せるという大観峰まで車を走らせる。
途中路傍に「ばあちゃん飛び出し注意!」の立て看板を発見、写真を撮れずに残念!
この日も秋晴れの絶好の行楽日和、雄大な阿蘇のパノラマを十分堪能できた。

昼食をたらふく食べて下山し熊本城へ向かうべく、ホテルの駐車場へ車を預ける。
城まで歩いて10分くらい、天下の名城熊本城をゆっくりと見学する。
本丸は昭和35年に作られたそうで鉄筋コンクリート作りである。
築400年の重要文化財宇土櫓もぜひ見たほうがいい、とのガイドさんの言葉に従い見学、歴史の重みを感じさせる建造物だ。


場内は韓国の女子高校生が団体で来ており、日本人より観光客が多いような感じだ。
彼らは声が大きく、顔形は似ていてもすぐに目立ってしまう。
一緒に写真をとって国際親善を果たしたつもりになる。
夕食はお城の見える料亭で郷土料理の馬刺し、そして芋焼酎、1年分の豪華な食事だった。




九州旅行初日 鹿児島市内と桜島観光

2010-10-08 | 何でも書こう

この1年間幹事の一人として企画検討してきた九州旅行をついに実現できた。
昔の会社の同じ職場仲間で作った会はこの種の行事をすでに20回以上こなしている。
大きな旅行を隔年で実施しているが今年はその年に該当する。
5日に出発する2泊3日の旅行で、会員の約1/3の11名が全国から参加した。

初日は鹿児島観光、関東からは飛行機で、中国・九州からは列車で鹿児島中央駅に集合した。
空港からの高速バスに早速乗り遅れる者が出て、先が思いやられるスタートになった。
私たちのグループは日ごろの行いが良しとされているのか天候に恵まれることが多い。
今回もまったくの快晴に恵まれ、秋のすがすがしさを満喫できた。

駅前の路面電車の線路はきれいに芝が植えられ鮮やかな緑にほっとさせられる。
観光バスで城山から桜島を眺め、篤姫ゆかりの仙巌園を観光する。
最後に桜島までフェリーで行き、溶岩の後の生々しい大地を見る。
記念に桜島の砂を拾って持ち帰る、先日購入した砂漠の砂と比べてみたいから。

今年は噴火の回数が異常に多いそうでこの日も爆発までは行かないが噴煙が少し上がっていた。
写真は仙巌園からの桜島の眺めである。
翌朝ホテルの窓から朝日に映える桜島の姿も見ることができた。
いずれも雄大で、こんな大都市から活火山を眺められることは珍しい光景かもしれない。


夜は鹿児島市内随一の繁華街、天文館にある有名点で芋焼酎をいただきながら地元の料理を堪能する。
二次会も同じく天文館の飲み屋さんで、終わって三次会はホテルの幹事部屋で。
年齢とともに衰えたとはいえかつての酒豪たち、日付が変わる頃まで大騒ぎとなる。
他の宿泊客への迷惑を考え、また翌日の行程を考えてお開きとなった。

長い間使った衣類の最後の奉公

2010-10-07 | エコな生活
古くなった衣類をはさみで切って雑巾にするのが最近の私の仕事だ。
妻が腱鞘炎のためはさみが使えなくなったため、私がほとんどやっていない家事の一つだ。
孫たちの古着、布団カバー、タオル類などどんどん材料は出てくる。
10~20cm角に切って使いきりの雑巾を作るのだ。

一番多く使うのが毎日の食後の食器洗いだ。
カレーの後始末、納豆を食べた後の食器、などの拭き取りだ。
汚いままで水洗いをすると、汚れた水は最終的に浄水場の処理に負担をかける。
十分使いこなした衣類は最後の奉公として水の浄化に役立てられると思っている。

町内で資源回収を20年以上続けているが、最近はぼろの価格が下がったために回収しなくなった。
あれは主に工業用のウェスとして活用したらしいが、今はどんなものを使っているのだろうか。
まだ使える衣類は当然リサイクルに回すだろうが、それ以上に古くなったものがどうなっているのか気になるところだ。
一般のごみになってしまうのだとしたらもったいない話だ。

地デジアンテナ貸し出しに注文

2010-10-06 | 我が家の出来事

5月に地デジアンテナを通販で購入しベランダに設置した。
しかし不自由することはほとんどないが一部のチャンネルが受信できない現象は続いている。
これはアンテナの性能で周波数の低いチャンネルに感度が低いのが原因だと分かった。
不自由はないといいながらも完璧を求めたいのは当然だ。

このアンテナに決めたのは、DPAが貸し出してくれたのを機会に視聴できたからだ。
もう少し調べればよかったのだが急いでいたためチャンネルによってこれだけばらついているとは思わなかった。
最近友人がDPAから別な機種を借用したので確認をしてみた。
そうすると何と我が家では映りの悪かったチャンネルもきちんと受信できることが分かった。

テレビで数値を確認すると明らかに受信できるレベルに達している。
メーカーのカタログでも確かに受信利得は数dB優れている。
最初から分かっていればこのアンテナにしたのに、今となっては仕方がない。
この辺は中電界というよりは弱電界地域になるのかもしれない。

DPAに言いたい、視聴のための機器を貸し出す試みは大変良い。
しかし貸し出すときにどのアンテナがその地域に適しているのか、一言説明すべきであろう。
私はDPAのホームページを見て、写真だけ表示されている数種類の中から適当に選んだのだ。
アンテナ利得に差があるとは想像もしなかった、少しでも情報があれば、と思うと残念だ。

地デジの完全実施まであと1年を切っている。
まだアンテナをつけていない人も多いことだろう。
せっかく親切な行為なのだから、もう一歩踏み込んだ情報を与えてほしいものだ。
我が家ではNHK以外の放送はほとんど観ていない、観る番組がないのだ、これが大問題ではある。

強行日程の疲れが取れない!

2010-10-05 | 我が家の出来事
2日のハイキング、3日の野球試合と2日連続の強行日程はやはり堪えた。
両脚の太股が張って歩くに支障がある寸前くらいの痛みだ。
それでもまたも孫のアッシー君を努めるため、足を引きずって隣町へ出かける。
家から駅までの往復などで8500歩も歩いてしまった、明日に引きずらなければいいのだが。

その子たちの母親(わが末娘)は完全なペーパードライバー、毎度呼び出しがかかるのだ。
早く自立してもらいたい気持ちもあるが、あの運転では皆さんに迷惑をかけるのではと心配もする。
都合がつく限りはこのまま手伝ってあげたいが、緊急に備えてやはり運転をさせるべきだろうか。
何回か試みたのだがつい甘やかしてしまって、この状態が続いている。

それでもほぼ毎週孫たちと楽しく遊べるのは幸せだ。
小学校に入ればこんな爺の相手をしてくれなくなることは明らかなのだから。
それにしても次から次へいろいろな遊びを展開するパワーに圧倒される一日だった。
今週は強行日程が続いている、年齢を考えない無謀なくらいなのだが動ける内はがんばろう。

立派な球場で紅白試合

2010-10-04 | 趣味の仲間

市内の相模湖林間公園球場でわがアラ古希チームの紅白試合をする。
こういう立派な野球場で年に1回、昔教えた?子供たちも参加させて親善試合することにしていた。
部員が高齢化し、子供たちは成人したため、両者の体力・運動能力の差がどんどん開いて試合は少なくなった。
昨日は体調不良者などもいて通常の試合は成立しないがそこは仲良し、お互いが助っ人を出して何とかする。

わがチーム(東軍:出身地が東日本)が、打撃好調で、相手のエラーを誘って6:0で完封勝ち。
私は投手として久しぶりに7回完封で気分よく終了した。
投手の力ではなく、守備の力で結果が出るのは草野球だ。
それにしても半数以上の者が前日ハイキングに行ってかなりの疲れが残っているはずなのによくがんばれるものだ。

普段こういう広くてしっかりした球場で遊ぶことができないので力んで却って打てなくなるのもいつものこと。
安い料金で借りることができる市民は幸せである。
あと何年できるのか、無理をしなければまだまだ継続できそうだ。
終わってから近くの中華屋さんで反省会、その後マージャン、2日間よく遊んだものだ。

八ヶ岳の北横岳(2480m)へハイキング

2010-10-03 | 趣味の仲間
アラ古希野球チームの面々で八ヶ岳の北横岳(標高2480m)へハイキングに行く。
このチームの年間行事として毎年続けているのでもう20年になる。
年齢とともに歩けるコースはおのずと限定され、参加メンバーも年々減少している
昨日は11名でマイクロバスをチャーターして朝5時半に出発する。

曇り勝ちの天気で山の気温が心配だったので、雨合羽、セーターなどを準備して出かけた。
中央高速を走っているうちにその心配は無用となる好天気になり、絶好のハイキング日和となった。
諏訪南インターで降りて9時には蓼科ピラタスロープウエイの山麓駅(1771m)に到着する。
100人乗りの大型ロープウエイで山頂駅(2237m)までわずか7分で到達する。


目の前の坪庭は広大な溶岩大地、比較的平坦で散策にはいいところだ。
さすがにこのくらいの高さになると空気も澄んでいて最高の気持ちになる。
目標の北横岳山頂(2480m)まではここから1時間くらいかけてゆっくりと登る。
体調不良の者もいてごつごつとした溶岩の散乱している登り道はかなりきつかった。

ゆっくりした歩きでも11時頃には山頂に到着、周辺の山々は雲に見え隠れしていた。
ガイド役が一生懸命に山の名前を教えてくれるが、あまり興味がないしすぐ忘れるので申し訳ないが聞き流し。
本当は高山植物も珍しいものがあるようなのだがこちらもまったく無関心でガイドさんには悪いことをした。
山頂での握り飯はうまい、ここは携帯電話の電波も届いていて家庭との会話もできる。


昼ごろには山を降り始めるが、下りは楽であっという間だった。
途中七つ池というのを見たが、少し紅葉が始まって美しい景色を写真に撮ることができた。
また生木と枯れ木が交互に帯状の縞に見える、全国的にも珍しいという縞枯山も見物できた。
本来は野球のためのトレーニングで始めたこの行事だが、今は年に一度の楽しいハイキングとなった。


帰りのバスはカラオケ装置がついていないのでゆっくりできるかと思ったら、アカペラで歌おうと言い出すものがいる。
昔は宴会やコンパというと、カラオケなどなくみんなで手拍子を打ちながら民謡や軍歌を蛮声をあげて歌ったものだった。
いつの間にかカラオケが普及してすっかりと形は変わってしまった。
この日は歌詞を持参した自称司会者の巧みな先導で昔の姿のにぎやかなバス旅行となった。

今年の剪定作業すべて終了

2010-10-02 | 猫の額の庭
先日茶毒蛾の幼虫出現で中断していた山茶花の剪定を思い切って再開した。
幸いあのお邪魔虫には出くわさなかったが、落ち葉の中にまだ蠢いているのが見つかった。
それには触れないように注意をしながら高枝バサミの先端にのこぎりをつけてカットした。
かなり思い切って短くしたのであと2~3年は切らなくても大丈夫だろう。

外観はあまり格好のいいものではないだろうが、見栄えよりは日当たりを最優先する。
おかげで居間はすばらしく明るくなった。
その反面今まで見えなかった近所の窓から我が家が丸見えになったかもしれない。
これで今年の剪定作業はすべて終わった、気になっていたことが片付いてほっとした。



気をつけていたつもりだが蟷螂の巣が付いた枝も切り落としたかもしれない、もしそうならごめんなさいだ。
2本の山茶花に挟まれて遠慮しがちにしていた柿ノ木がきちんと見えるようになった。
なぜか今年は1個しか実をつけていない富有柿だが来年は少し元気になってほしい。
山茶花の足元に生えていた茗荷もたくさん花芽をつけていたので収穫できた。