退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#880: アメリカ人のwork ethics (労働論理)

2017-07-01 22:55:26 | アメリカ便り
先日、エレクトリックエンジニアーからハンディーマン(何でも屋)に転職して、早2年となった隣人グレッグとはなしをしました。
今どこかの家を直しているけど、仕事をしてくれる人を探すのに苦労するといってました。
私がいつも言ってますよね、アメリカにはサービスがない、機敏性がないと。
グレッグは、この家のために壁を直してくれる人を探したそうです。
6件ぐらい電話して見積もりにきてもらうように手配したけど、実際に来てくれたところは3件ほど。
後の3件は電話に出ないか、コールバックもこなかったそうな。
きてくれた3件の内、2件は“こんな仕事はしたくない”と言って断られたそう。
残った1件は“後で見積もりをもって来くる”と言ったあと、なしのつぶて。
知り合いに紹介してもらって見積もりに来てもらったら英語の話せないメキシコ人(英語の話せる人と来ましたが)だったそうです。
それでそのメキシコ人に頼むことにしたと言ってました。

アメリカ人は移民に仕事をとられると文句を言いますが、これなんです。
アメリカ人は働かないのです。
本当に“仕事ほしくないの?”と聞きたいぐらいです。

この傾向は特にブルーカラーワーカーや黒人におおいです。
と言っても、40年アメリカに住んでいる私の経験から来る意見ですが。
本当に腹が立つぐらい、働きたくない人ばかりです。
我が家でも、家のためにいろいろと仕事を頼みますが、見つけるのに大変。
仕事を断る、約束の時間には来ない、頼んだ仕事はしない、必要以上に時間をかける、つまり無駄な時間が多い。
私はアメリカでは絶対に家を建てたくはありません。
日本人だったら3ヶ月ぐらいで終わる仕事も、アメリカでは倍はかかります。

その点、メキシコ人は良く働きます。
働かなくては食っていけないメキシコ人、働かなくても労働組合が強いアメリカブルーカラーワーカーは食っていける。
と言う違いでしょうかね。

ハブグレジュンタのマミー

朝、ジュンちゃんとトレイルを歩いてきました。




どこからともなく、パンツ一丁のお兄ちゃんがやってきて、川にどぶんと入っていき、2,3ストロークをした後、去っていきました。
ジュンちゃんがあっけにとられているところです。