退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#891:わかっちゃいるけど、、愚痴です。

2017-07-28 16:31:49 | アメリカ便り
89歳の母は、2回の輸血以来、足のむくみがとれましたが、ソファで寝ている時間が多い気がします。
テレビを見ていても焦点の定まらない目で見つめるだけです。
大して考えることができないようですが、私がアメリカに帰り、またおいていかれることだけはわかるようで、“お前がいる間に葬式を挙げて欲しい”と言います。
そう言い始めて2年くらいは経っていると思います。
この5年と言うか、8年ほど前に父親がおかしくなったのを電話で気づいてから、私の太平洋横断の旅は何回続いているでしょうか。
私のほうもアメリカの家族を犠牲にして、こうやって行ったりきたりしています。
と言っても友達に会えるのでそれほど“いやだ”と言う気持ちは持っていませんが。
でも適応障害的な娘がいるので大変です。

私が小学校3年生ぐらいから80歳になるまで、家族愛よりもボランティアー精神(と言うか名声重視)の方が強かったと言っても過言ではなかった母親、“私の年で孫がいないのは私だけだ”と言って、いざ、10ヶ月の孫を毎年連れてきても食事のしたくはしないし、子供と遊ぶこともしなかった母親、89歳となり、考えることも動くこともままならなくなった母親を見ていると、人生何が大事なのかを考えさせられます。

今日は一泊旅行で友達4人と待ちに待った温泉旅行。
母は、施設にお泊りです。
63歳となったなった私達、健康年齢、あと20年あるかないか。
楽しもうっと。


ハブグレジュンタのマミー