退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#884:アメリカのおまわりさん

2017-07-08 22:07:00 | アメリカ便り
“反日の条件”は今日もスキップ。
先ほど見ていたテレビから思いついたことです。

日本はおまわりさん、と言う呼び名がピッタリですが、アメリカのポリスはやっぱり警官でしょうか。
こちらの警官は40年アメリカにすんでいる私にとっても、近寄ってほしくない人種です。
あの人たちの拳銃は飾りではなく実際に使うもんだから。

日本のおまわりさんは拳銃の前にせいぜい警棒か、逮捕術でしょう。
こちらの警官は拳銃ですから。
警棒も逮捕術もスキップ。
と言うか拳銃があるから警棒も逮捕術も必要ないという、インディアナジョーンズ的場面が頭にインプットされていると思います。
ピューリサーチが去年4月に行ったサーベイによると、アメリカの警官の27%は仕事中に拳銃を打ったことがあると答えたそうです。
2年間しか警官をやったことがない人も20年間警官をやっている人もひっくるめてですが。

それでもって、先ほど見ていたテレビでは、警官が発砲しないようにトレイニングを受けていました。
不審者を見つけたら、手を拳銃に持っていかないで、どのようにその不審者にアプローチするかとか。
これが当たり前なんですが。
この番組ではポリスが、道路を横切っただけの男を尋問してガンをぶっ放し、殺す。
何かの争いごとで自分のアパートにポリスを呼んだ主婦が、包丁を持ったと言うことだけで、警官二人に計7発もぶち込まれ死亡。
車の下に逃げ込んだ男に発砲し殺す。
などなど、いろいろな警官による過剰防衛を移していました。
私が見ると、拳銃なんか使わなくても手錠がかけられる状態がほとんどでした。

主に白人警官が黒人を殺すと言う関係で発砲事件が起きていて、それがますます人種問題を伴って問題を大きくしています。

アメリカ国内では3億丁以上もの拳銃が出回っているそうです。
だから警官もその認識を持って、誰もが拳銃保有者的感覚で不審者(?、主に黒人)に接しなければいけないだろうけど、あまりにも簡単にぶっ放しすぎるのは真実とおもいます。

日本のままチャリに乗ったおまわりさん、いいな~。


余談ですが、こちらの警官ジョークで“警官はどこにいる?”、“ドーナッツショップでドーナッツ食ってコーヒーでものんでいるんじゃない”と言われるように、警察官=ドーナッツとコーヒー=デブと言った方程式が成り立っています。



ハブグレジュンタのマミー