退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#938: 感謝してる?

2017-11-19 19:30:37 | アメリカ便り
だらだらした日が続いています。
来週木曜日は恒例のサンクスギビング パーティーを我が家で開くので、いつまでもだらだらというわけには行かず、今日は買い物に行ってきました。
15パウンドの七面鳥を買ってきました。

ターキー、ターキーといって、大きな行事には欠かせないものですが、うまいものではない。
見たくれが豪華そうなだけです。
簡単に調理法をいえば、塩、胡椒ををふりかけ、にんにくやらバターで味を足し、人によっては腹にりんご、オレンジ、スタッフィングという詰め物を入れ、オーブンで焼くだけ。
聞いただけでも簡単でしょう。
おいしいわけがないのです。
いつも、ターキーの食べ残しがたくさん出るため(というのも私がおいしい日本的な前菜をたくさん作るため、主食をそれほど食べなくてもよくなるので)、一応、もったいないということでフリーザーバッグに入れて冷凍しておくのですが、それが半年もほったらかしになっているため、結局はゴミ箱行きとなるのです。

私としては、さばの味噌煮(どうして、ここでさばの味噌煮が出てきたかわかりませんが)や、すしのほうがはるかにおいしいと思います。

さてどうして今日の題になったかというと、夕食でレストランに行ったからです。
朝、友達から電話があり、絵描きの知り合いがギャラリーをオープンするから見に行って、その後食事にいこうとおさそいがきました。

絵は私が好きな“ナイトホークス”で有名なエドワードホッパーを思い出させる感じがしました。
非常に込んでいたので、私たちは10分くらいで出て、レストランへ行きました。

火曜日に日本から帰ってきた私、うまいものふんだんに食べてきた私に、この典型的なアメリカフードは見ただけで、逆流性胃炎が起こりそうでした。
頼んだものも、鱈のフライとチキンウイングと、悪かったんですが。
いつも思うのですが、“アメリカ人って料理をするとき味見しないの?”
鱈のフライはまだしもチキンウイングはただ、しょっぱくてスパイシーなだけ。
アメリカの料理はほとんどの場合、極度にしょっぱいか甘いか。
隠し味やらうまみなんていう日本の上品な繊細な味付けは無用な料理です。
食べながら本当に腹が立ちます。
こんなまずいものに金を払わなくてはいけないのかと。

日本人は感謝すべきです。
おいしいものがどこにでもある環境を。

ハブグレジュンタのマミー