退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#940:北には核抑止力は通じない。

2017-11-27 20:36:01 | アメリカ便り
先日読んだ文芸春秋に興味深い記事が載っていました。
戦略に秀でた世界的軍事アドバイザー(という紹介でした)、エドワード·ルトワック氏の北朝鮮問題に対する談話でした。
対談相手は老害池上彰なので、その部分はスキップ。
氏は“北に対しては米国の先制攻撃もないし、日本が動かない限り米国は何もしない”と断言しています。
更に、北朝鮮問題は攻撃的な北朝鮮と、自国の安全保障に無責任な韓国が併存するというコリア問題であるが、自国の安全保障に向き合わない韓国は無責任な無能な無視してよい存在でしかない。
今、必要なのは北朝鮮に対する全面戦争ではなく、北朝鮮の脅威(核·ミサイル施設)の除去である。
日本は専守防衛は許されるけど敵地攻撃は許されていない国だけど、核·ミサイルという北の脅威を除去する先制攻撃は攻撃ではなく防衛であると氏は述べています。
更には、核·ミサイル施設の破壊には核兵器は必要ではなく、戦闘機を対地攻撃機に変えて敵地攻撃能力を備えるだけで良いし、実際に備えなくても、そのような戦闘機作成の手続きを行っていると言う日本政府の本気度を知らしめるだけでも中国米国は動くとも言ってます。

氏の言葉、“日本は今、戦後最大のターニングポイント、更には最後のチャンスを迎えています”は、平和ボケ病にわずらって久しい日本国民が自覚するべきことと思います。
そして、他国の海岸で人を拉致する分別のない国に核抑止力は通用しないし、そんな国の核保有は断じて容認してはいけないとも語っていました。

この核抑止力が通用しない国に関して私も以前書いたことがありました。
私は自他共に認める右翼ですが、日本がこれから核保有することに関しては疑問を持っています。
といっても、核を持ったほうが良いといわれれば、“それもそうか”と感じもします。
つまり、“敵が攻めてきたら降参すればよい”という反日がいる中、核保有が必要だといわれれば“そうか”、なのです。

私が思うに、これからの世の中、北朝鮮のような核抑止力が通用しない国が危険な存在と思います。
中国でさえ、核は使わないと思います。
というのも核を使ったら世の中終わりだといことを理解できる国と思うからです。
ロシアはわかりません。
いざとなったら使うかもしれません。
頭が悪いから。

先週の水曜日から1週間の予定で知り合いの4パウンドヨーキー(ジュンちゃんは65パウンドです)を預かっています。
名前はキーウイー。
かわいいです。ジュンちゃんを追いかけています。





きれいな夕焼け



ハブグレジュンタのマミー