退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1126: 国籍とは

2018-12-12 07:22:38 | アメリカ便り
先日しばらくぶりで、友達と電話で話した時の会話、

友達:"毎日どうしてる?”
私:"何だか知らないけど、忙しいんだよ”

本当に昨今の私は‟何だか知らないけど忙しくしている”のです。
でも、この‟何だか”、実は私には薄々わかっているのです。

年のせいです。

若い時は聖徳太子には程遠いけど、同時に5つぐらいのことをすることができたけど、それが年を取ると共に、4つになり、3つになり、2つになり。
今は1つのことをするのにも時間がかかる。
と言うのも、その一つのことが、‟あれ、なんだったっけ”となるからである。
一つのことをするのに、その過程で、いろいろな‟邪念”が頭の中を行き来する。

と、認知症を心配する今日この頃です。

今日のお題ですが、国籍です。
日本のテレビ番組を見て気づいたことです。

私は41年強、アメリカに住んでいますが、日本国籍です。
だからアメリカでの投票権はありません。

ちなみに先日のブログで、‟48回目のクリスマス”なんて大ウソをこきましたが、まるっきりの間違いです。
42回目のクリスマスです。

税関で、‟こんなに長くアメリカに住んでいて、アメリカ市民権をとらないのかい?”と、言われるぐらい長い間アメリカに住んでいます。
これは私だけではなく、一部のアメリカ化された日本人を除いて、私の周りにいる日本人は長くアメリカに住んでいるにも関わらず、日本国籍を保っています。

先日、ユーチューブで見た番組で、日本に住んでいる中国人が、‟仕事で世界中駆け回るのに便利だから、日本に帰化した”と語っていました。
要領が良い(ずるがしこいともいう)中国人らしい考えです。

日本のパスポートは強い。
世界中、もちろん一部の国を除いて、どこにでも行ける。

しかし、便利さでコロコロ国籍を変えるって、いやですね。
先日捕まったファーウエイの副社長も、10個近いパスポートを持っていましたが。

これで、‟日本が、日本人が、日本文化が大好きで、私もそんな日本に日本人となって住みたい”と言うなら別の話ですが、単に日本のパスポートが強いから、便利だからと言う理由で日本に帰化するなんて。
これはまるっきり、‟喝”です。
でもこういった外人、特に中国人は多いでしょう。
アメリカに来る中国人は、ほぼ100%アメリカ国籍を取ります。

華僑の国、中国。
中国人にとって国、国籍なんて意味がないのでしょうね。

更新に間もなく1年もたつというのに、私のグリーンカード、まだ来ない。
そして、そのことを当たり前のように、‟1年から18か月はかかるよ”、なんて鼻で笑っているアメリカ公務員。
誰がアメリカ人になるかってんだい。
道産子で一生を通します。

日本旅行から。支笏湖、小樽。


















ハブグレジュンタのマミー