退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1703:ジューと人権

2022-06-02 05:25:01 | アメリカ便り

おはようございます。

先日テキサスで起きたシューティング事件。

小学生19人と先生2人が亡くなりました。

まことに悲惨なことで、無抵抗な子供を撃つと言うことは一般人には理解できません。

襲った18歳男性は現場で銃殺になったそうですが良かったです。

こんな人間に税金をはたいて刑務所でただ飯食わせて、裁判で戦わせるなんてことはやって欲しくないから。

このシューティングで今、問題になっているのは、❝なぜこのような悲劇が起きたか?、責任はだれにあるか❞です。

ニュースを聞いているとめちゃくちゃ。

アメリカ人得意の責任のなすりあいをやってます。

❝先生が携帯で電話をかける際、裏口のドアを閉めなかったからだ❞、❝銃撃が始まってから20分以上もポリスは建物に入って行かなかったからだ、教室で生徒が電話で現状を知らせていたのに❞、とか。

この犯人、SNSで十分に危険人物であることを示唆していたんですよ。

2000ドルもしたマシンガンを誕生日に買った、云々と。

トランプの時にはあれほど盛んにやっていた、ネットの監視はどうなちゃったんでしょうか?

ニューヨークの国際貿易センター、ペンタゴン襲撃の時も何年も前から、アルカイダの動きを予測していたんですが、政府は何もしなかった。

今回の襲撃と同様、関係者はチョンボをしたんですよ。

そして、言い訳やら、❝きっとそのうちに忘れてくれる❞的感覚で我存ぜぬ。

日本もそうですが、国にとって危機なのは対岸からやって来るのではなく、自国にいる政府関係者、政治家なんだとつくづく思います。

政治家が危機の原因なんです。

 

今のアメリカはすっかり2極化しています。

特に銃コントロール、中絶問題に関しては共和党と民主党は頭っから対立しています。

私が思うに結局のところ銃コントロールにしても中絶問題にしても、更には人権に関しても両党とも、いやあえて言えばアメリカ社会全体がすべてが❝うわべ❞そして❝ショートタームビジョン・目先❞しか考えてない。

銃を持つ自由と言うのが憲法の人権で守られているので誰もが銃を持つことができる。

しかし、そのことは周りの人間の生命を危機にさらすと言うこと、つまり周りの人間の人権は守られていないと言うことになる。

つまり一方の人権を守ることがもう一方の人権を危機にさらすと言うこと。

アメリカはご存知のように銃社会。

一般人でも普通に銃を持っているし、州によっては携帯することも許されている。

ちなみに恐ろしい話ですが、私の超変人隣人も銃を持っています。

日本だったら考えられない社会です。

以前にも書きましたがアメリカには判っているだけでも4億丁のガンが出回っています。

これを無くすのはアメリカ人の知能をよく心得ている私に言わせれば、天と地がひっくり返るぐらいありえないことです。

ということは人をコントロールするしかないんです。

勿論一般人が護身用に持つガンがマシンガンである必要はない、と言った根本的な常識を法律的に強制執行する必要もあります。

勿論現在、このような法律はある程度存在していますがザルなんです。

人のコントロール、常識が通じないアメリカでは難しいですが、ガンをコントロールできないのならそれを使う人をコントロールしきゃしょうがないでしょ。

精神異常者はどこにでもいるし、その人たちが銃を手にすることはアメリカ社会如何なる法律ができても無理と思います。

常に裏があるから。

C国人が日本で日本のフロント企業を仕立てて、日本の領土を買いあさっているのと同じ手段です。

もうけ主義、つまり資本主義である限りもうけのための裏道はどこにでも誰にでもたくさん存在します。

ということで何を言ってるかだんだんわからなくなってきましたが、アメリカでは人をコントロールすることは人権憲法が許さないと言うことで、これまた無理かもしれません。

つまりアメリカではガンもそれを使う人もコントロール、できないと言うこと。

となるとポリスやホームランドセキュリティー等等、国民の安全を守るはずの組織がまっとうに仕事をするしかないでしょうね。

と言っても私が常日頃娘に言ってることですが、アメリカじゃポリスも信用するな、ですから。

やはり、アメリカでは自分の身は自分で守る、しきゃないんです、悲しいことですが。

子供は、、、、

常識が通じない人権が存在するのがアメリカなのです。

ハブグレジュンタのマミー