朝1度。
息が白い。
待ち望んでいた我が家のもみじはいつの間にはらはらはらはら散ってしまった。
ざわざわしていた木々はすっかり枯れ木になっている。
竹箒で枯葉を掃き集め、焚き火をする。
青い空に白い煙が揺ら揺ら流れる。
これっていいんだな~
屋根を見ると煙突からも白い煙が流れている。
朝起き、一番にやる事は薪ストーブに火を点けること。
鋳物のストーブ購入。
薪が燃える様を見るって何か落ち着くんだ。
パチパチ薪の燃える音、ガラスから見る赤い炎。
最近は薪ストーブを置いてある台所で過ごすことがほとんど。
パソコンも持って来ちゃった。
本を読んで、テレビを見て、食事をして、パソコンをして、炊事をして、顔を洗って、花を置いて、
なんでもかんでもここ。
火があるところにはみんな集まる。
さくらも風太もテーブルの下で寝そべる。
ふたりが寝た頃を見計らって2階から猫のちゃ~がそっと降りてくる。
庭の高く伸びた木を切り倒し、枝を払い、電動ノコでカット。
高く積まれた木っ端の山がだんだん低くなる。
この家を見守ってきた木が今度は火となり暖かさをもたらしてくれる。
感謝。
とってもあったかいです。
家のドアをみな開け放つ。
この暖かさが部屋に伝わっていく。
もうじき雪が降ってくる。
氷点下の寒さがやってくる。
真っ白な雪と赤い炎。
我が家のおとさん、
毎日せっせと薪作り。
感謝。