本州から北海道に移り住んだ男性が書いた【本州から北海道に住むと、感じること、やりがちなこと30選】を読んで、うんうん頷くことしかり。
1. とにかくセイコーマートが多い
2. 名産品でなくても、大体何食べてもおいしい
3. 特に魚介類のウマさは圧倒的
4. スーパーで売られているパックの寿司や屋台のトウモロコシでも、驚くほどウマい
5. 観光客向けの店でない限り、大体安い
6. 最初はラーメンの麺が縮れていることに抵抗があるが、そのうち縮れ麺ではないと食べ応えを感じなくなる
7. 段々スープカレーにはまっていき、気づけば病み付きになっている
8. 「なまら」は移り住んですぐに覚える。「わや」はしばらくしてから覚える
9. 「したっけ」は、道産子でなくても使いやすい
10. 暖房器具が充実しているため、室内は本州より暖かい
11. 雪が降っている時はそれほど寒くない。むしろ、青空が広がっている時の方が寒いと気づく
12. 最初の冬は、めちゃくちゃに転ぶ
13. 慣れてくるとそのうち転ばなくなるが、それでも毎年1回は必ず転ぶ
14. 吹雪の日に歩かなくてはいけない時は、途中のコンビニで暖まりながら進む
15. 最初は、「最高気温が氷点下ってどういうこと?」「水道凍結注意ってどういうこと?」と天気予報を見て1人突っ込む
16. そのうち、冬は氷点下が当たり前になる。むしろ、気温が0度より上がったがために、道路上の雪が中途半端にとけてシャーベット状になる方がイヤ
17. 雪がとけた後に初めて乗るチャリの爽快感は格別
18. 初夏に郊外をドライブする爽快感も格別
19. たとえ道内の旅行でも、運転時間が長過ぎて、目的地に着いた時には出発時のテンションが半減していることはよくある
20. 4~5月になると、毎年1回以上はジンギスカンを食べないと気が済まなくなる
21. 梅雨がないことに感動する
22. 北海道に住む前は、「登別」と言えば温泉程度のイメージしかないが、実際に住むと「登別」と言えばアレしかなくなる
23. アレを実際に見に行くと、愛想よくエサをねだるところが逆に怖い
24. 夏にクーラーが要らないことに感動する
25. ただし、夏場に数日だけある寝苦しい夜は、ちょっと大変
26. 夏に出るゴキブリが、北海道にはいないことに感動する
27. 実は、北海道にもゴキブリはごく一部ながら生息していることを知り、「マジかよ」という気分になる
28. 台風が来ても「どうせ途中でそれるか、勢力が弱まっているから、大したことにはならないはず」と高をくくるようになる
29. 秋が短すぎる
30. 夜中に除雪車の音が聞こえると、冬になった実感がこみ上げてくる
青字は私の中ではないなあ~
平成18年4月北海道に移り住み、今年で8年目。
北海道の生活はたいそう気に入っている。
四季がはっきりしているのが好きなんだ。
冬はすべてを真っ白な雪が覆い、春には雪解けの中から黄色い福寿草が顔を出し、木々の芽が吹き出し、緑のグラデーションが広がり、草木が萌える。
冬の間眠っていた自転車やバイクが目を覚ます。
V字になりコ~コ~と鳴きながら空を舞う白鳥の姿に見惚れ、
短い夏を謳歌しようと、沢山の人が暖かい陽射し、熱い陽射し、心地よい風を求め外に繰り出す。
草花も雪が降るまではと、活き活きと咲き誇る。
いつの間に熱い陽射しが消え、冷たい風が身体を抜け、はらはらと木々の葉が舞い落ち、景色は緑から茶に変わっていく。
雪虫が舞い始め、初雪を予感。また真っ白な雪に覆われる。
この繰り返しで8年。
飽くことのない日々を今日も楽しむ。
昨日まで道路はすっかり雪が融け、我が家の草花がちらっと顔を覗かせ、暖かい陽射しに春の訪れを感じていたのに、今日は吹雪。
きれいな青空なのに、
その青空の下は強い風が吹き、雪が舞い踊り、吹きだまりを作っていく。
外に出てみると、一台の車が動けなくなっている。
別の方向にも一台の車が立ち往来をしている。
あら?あれは・・・
おと~さんだ!
家まで目と鼻の距離。
車を置いて歩いてきたおと~さん、除雪グッズを持って脱出を試みるが動かない。
見かねた近所の方がトラクターで除雪をしてくださる。
動いた~!
今、あれだけ暴れていた吹雪はすっかり姿を消し、はらはらと細かい雪が舞っている。
春遠からず