美しく着飾った紳士淑女が続々会場を埋めていく。
美味しい料理をほうばりながら、
グイグイお酒を流し込みながら、
仲間とおしゃべりを楽しみながら、
生バンドの音楽に身体が揺れていく。
いつの間にか踊るスペースのフロアーはすし詰め状態になっている。
入る余地なし。
バンド演奏が一旦休憩に入り、さっとフロアーから人が引いた後が私の出番。
流れるBGMに合わせ、誰もいないフロアーで一人踊る。
もう私はミュージカル女優!
なんて気持ちがいいんだろう。
イモ洗いのようなぎゅうぎゅう詰めの中で踊るなんてまっぴらゴメン。
完全に妄想の世界に浸っている。
それもつかの間、またバンドの音ですぐに埋まってしまう。
場所を譲り、口渇を癒しながら、空いている場所でちまちま踊る。
側を通る人から、
「踊りの先生ですか?お上手ですね。」
やったぜ!
音楽に身を委ねる心地よさ。
テーブルで一緒になった人たちとのおしゃべりも楽し。
「来年も会いましょう!」
そのためには、
食べ過ぎ厳禁。
決して太ってはならず。
黒のミニスカートに黒レースのシャツ。
来年も着る予定だから・・・
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