統合医療日記

ここでの統合医療とは単に西洋医学と東洋医学の統合ではなく、病気を肉体と精神と社会及び自然環境の4視点から見ていきます。

祝20万アクセス(シリーズ統合医療物語)その2ミトコンドリアの奇跡

2018-11-03 22:30:42 | 統合医療村

 産業医もしているので、企業からよくメンタルヘルスの講演を頼まれますが、良い講演料ですが何となくしたくない。メンタル経験は職業的にあまりにも長すぎて、また聞く人の知識が少ないので、お金はもらえますが、どう理解してもらおうかと苦慮しあまり面白くなく力が出ません。「先生の話はすい込まれるように面白い」と言われると嬉しいが、かえって負担になります。

 その点カーサテルマエの料理教室の統合医療的講義は奥が深いので準備中にも色々勉強になります。報酬は無しですが、1時間のところが1時間半もしてしまいます。最近は特に力がはいり、内容が決まっていないのに次月の教室が当日で満員になるという結果になります。

 本日は祝20万アクセスのために内容を紹介したいと思います。

私の所に来るがん患者さんは通常療法で治療するも治らず匙を投げられた人か再発後の再治療を何らかの理由で拒否してきた人なので、ガン細胞の強さも相当なものです。何せ抗がん剤や放射線療法をものともしないようなガンですので、自然療法などではとても難しい状態です。おまけに色々やられて医療不信を抱いている人もいるので、下手をするとこちらが攻撃対象になります。ですから相当積極的な統合的な方法が必要です。もちろん本人や家族の努力が相当要ります。

やはりその鍵はミトコンドリアです。ミトコンドリアは私たちが活動するエネルギーの90%を産生しているからです。ですから寿命やガンなどの病気に関してはこれに注目しなければなりません。

20年前にガンの本に書いた細胞の図

 

通常療法だと患者はお任せ状態ですが、感染症と異なりガンは自分で作った病気なので、自分参加が本来は絶対条件です。手術、抗がん剤、放射線療法などの通常療法が終われば、6ヵ月後にMR、CT、腫瘍マーカーの検査ですが、その間患者さんは「再発してはいないか、転移してはいないか」と不安ビクビクです。上記スライドの3段論法の努力もしないで、ストレスで免疫が落ちるばかりです。

 

先日温泉の自販機の前にいると中年の婦人が来てこの本を所望した。なぜかと聞くと「私はガンでC型性格そのものでした」語りました。私は「この表と逆の生き方をすれば良くなりますよ」といって励ましました。がん患者さんへの心理的な対応は実はとても重要なのです。そんな時間は有りませんが。。。

面白い内容を説明したいですが視力と気力が有りません。

5時間かけて準備した甲斐もあり良い最後の言葉が出ました。

疲れましたので終わります。次回その3ではラドン温泉のホルミシス効果とミトコンドリアの強化について述べます。

 

コメント (1)
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