お母さん「小春」の後にいるのは生まれて一週間になる「雪」です。小雪の舞い散る夜に生まれので名づけました/font>
お父さんの「勇気」は男前
怒りの螺旋企業では去年の労働安全衛生法の改正により義務化されたストレスチェック後の面談が多くなりました。産業医が内科や外科が多いので、その企業とは何の関係もない私が面談に行かされています。やく80%くらいは対人関係問題で、そのまた多くもアンガーコントロールの失敗です。みんな「怒り」で苦しんでいます。怒りの感情は人に持続的な交感神経の緊張を強いて、その結果疲労感が強くなります。長時間労働となればなおさら大変です。うつ病にもなりかねません。しかし袖振り合うも多少の縁という言葉があるように、自分のことばかり考えずにお互いの立場を理解し会うことも必要です。そうしなければ怒りと緊張は螺旋のように続きます。
カルマの法則ほとんどの人がこの人生はこの世限りと思っているので、今世はどうしても自我が強くなってしまいます。自分がしてもらっている事を忘れて、仲間に不満を持ちそれが怒りとなります。怒りは増幅するのでとんでもない対立になってしまいます。しかしそれは過去世でも有ったことで、今世でも繰り返されていると言う事です。だから今世でそれを乗り越えることが出来なかったら、また同じ悪縁が?来世で起こるということです。この世に生まれてくる目的は世のため人のために役立つ事、魂の修行すなわちカルマの修正のためです。怒りを克服するコツは結局相手からしてもらっている事を気づく力、感謝する心です。それにはやはり魂が永遠で転生輪廻している事を知り、最終的にはその輪廻から解脱することが価値あることいつも意識しておくことです。
近親憎悪一番怒りと憎しみが強くなるのは近親者間です。相続争いの結果がそれですが、戦国時代でも親子で兄弟で殺しあうという事があります。肉親は過去世からの縁がとても強いので、その期待が外れた時には強い憎しみが生まれます。「親しき仲にも礼儀あり」という言葉がありますが、近親者は話さなくても自分の気持ちが相手に分かっていると思います。お互いそうなので大きなフックの掛け違いが起こり、とんでもない関係になってしまうことがあるのです。親子兄弟と言えども、常々しっかりしたコミュニケーションが必要なのです。強い怒りはとても心の緊張が強いられます。許しと和解は、怒りから来る興奮よりはるかに快い平和をもたらします。