統合医療日記

ここでの統合医療とは単に西洋医学と東洋医学の統合ではなく、病気を肉体と精神と社会及び自然環境の4視点から見ていきます。

漢方療法の危機

2022-11-04 00:43:53 | 統合医療村

漢方薬のMRより通達有り。漢方の製造が厳しくなってきている。

コロナ感染者拡大で、普通の医師でも漢方を使い始めたため、 漢方薬製品が少なくなり出荷制限がかかっている漢方がすでに多数ある。

そしていよいよ処方できなくなってきた。

そのもっとも重要な問題が麦門冬湯が処方できなくなった。 これはコロナ感染症には欠かせない!!

8月に特養の50人以上のクラスターを体験し、全員に漢方薬を使ったので一人も死亡しなかった。

肺炎まで至らなかったのは上記処方である。なって助かったのも麦門冬湯のおかげである。

第七波の再燃か第八波が来れば悲劇的なことになる。

さらに問題は素人漢方医が葛根湯ばかり出すので、製造ラインが増加され

12番の柴胡加竜骨牡蠣湯製造が犠牲になり、これも処方できなくなった。

これは心療内科にとっては大打撃である。処方患者が間違いなく悪くなる!

老人ホームの患者には葛根湯とか麻黄湯などの処方は望ましくない。私が処方したのは50人以上の中で1名だけである。

医師も知らないので、皆さんは知らないでしょうが、

コロナやインフルに漢方を使わなければやけくそ治療となる。

私の売れなかった本が、コロナが流行らず売れるようにならないことを祈願する。

 

 

 

 


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