河童アオミドロの断捨離世界図鑑

ザスドラス博士の弟子の河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

電気バイク

2017年02月15日 | 世界図鑑
見ていると100台に5台くらいは電気バイクが走っている。
燃料代が安いからか、移動距離が短いからか、結構普及してるようだ。

バイクはほとんどがホンダのようで、ちなみに車はトヨタが多い。
中国製でホンタとかトヨダの車もあるのかもしれないが。
ホンダが電気バイクを作ればヒットすると思うがなぜ作らないのだろうか。

しかし、これからの時代は、電気バイクを修理するのはバイク屋なのか電気屋なのか、
両方の知識を持ってないといけないのでしんどい。

バインダー(クア)

2017年02月14日 | 世界図鑑
ハイフォンに来た理由は
バインダークアという名物麺があるからである。
バインというのは「粉もの」全般の意味のようで、
バインダーというのは米の麺にサトウキビを加えて茶色くなっている麺である。
もちもちしゃきりの微妙な食感のキシメンといった感じだろうか。
具がカニがメインのものがバインダークアである。

有名店が閉まっていたので屋台飯屋で食べてみたが非常においしい。
魚介のツミレ風の具やシソの葉で巻いた肉が入っている。
赤い身も入っていたので、たぶんカニのすり身だと思うが、カニの量は少ない。

そのかわり20000ドン(100円)だった。
ハノイでは40や50があたりまえだったので、おもわず「20」と聞き返した。
たぶん専門店だと40000ドン以上するのだと思う。

日本で「ハイフォンカニうどん」として2000円で売れるのではないだろうか。

ハイフォンで両替

2017年02月14日 | 世界図鑑
ハイフォンの街はハノイのような観光地ではないので両替屋というのが見当たらない。
銀行に入ると両替はしていないと3軒の銀行で断られ、
「ゴールドショップ(宝石屋?)行け」と言われた。
大きな宝石屋に行くと、
「両替はやってなとい、奥に行け」と言われ、
と奥のほうに金融窓口のようなものがあり、そこでも
「ノー」と言われ、
「どこに行けばできるか」と聞くと、
「知らない」と言われ、
どないしようと考えながら歩いていると、
突然、前をバイクを押しながら歩いていたおっちゃんが、振り返って、
「ここだ」と宝石屋の看板を指さした。
テレパシーなのか、わての行動を観察していたのか謎だ。

結局、小さくて怪しげな宝石店で両替ができたが、
合法的ではないのかもしれない。
それか、ドルからの両替ならば銀行でできるのかもしれない。

このへんが観光地ではない普通の街で過ごす不便さである。

テレビを見ていても、日本のドラマの吹き替え放送は全く無く、
ほとんど、韓国、中国(香港?)の番組ばかりである。
携帯ショップもサムスンが多く。
日本企業の看板は見当たらない。
バブルの頃までは東南アジア中に日本企業の看板があって、
日本語の案内文字も多かった気がする。

円の両替ができないのもそのへんと連動しているのだろうか。
金の切れ目が縁の切れ目で、
日本て、それどこの国、程度の認識になってるのかも。


お湯が出るようになった

2017年02月14日 | 世界図鑑
部屋の外側から、何らかの操作によってお湯の量が増えた。
メンテナンスが悪かったのか意図的なのかがわからない。
日本のビジネスホテルやある程度値段の高いホテルではありえない事である。

冷蔵庫のコンセントが抜いてあって裏側に押し込まれていたり、
エアコンのリモコンが無かったり、換気扇が回ってなかったりもするので、
無理やり好意的なほうに考えれば、できるだけ節電しようとしているとも考えられ、
悪意的にとらえれば、電気を使わせないようにしている、と考えられる。

どこかの国の人は無料のものは徹底して使い切り、
リモコン類や乾電池や、はてはブラウン管テレビまで持ち帰る人がいるので、その対策かもしれないが。

問題は説明が無いことで、
「電力節減のため不要な電源は切ってあります。ご利用の方はフロントまで」
と書いてあれば、全く何も感じないし、冷蔵庫もお湯も使わない人も多いので問題無いと思う。

たぶん、何も考えてなくて、今までの習慣でそうしてるだけの可能性が大であるが。

意図的にボッタくりする商売人にせよ、メンテナンスの悪いホテルにせよ、
長い目で見れば、評判を落とすので、メリットは無いと思われるのに、
なぜそういう手法をとるのかが謎である。

日本の原発にしても、コストが安いと思われるが、一度トラブったら、
おそらくほぼ永久的に修復不能なので逆にトータルコストは無限に高い。
「この発電方法が一番お安いですよ」と言いながら、
「修理代100兆円、再利用不可」と言われ、
ボッタくり商法と同じである。

原因は、すべて、どこかが貧しいからに違いない、
金銭的にか精神的にか色々であるが。

ああしんど。


画像は生産量はわずかなのにどこの店にでも大量に売っているジャコウネココーヒー(コピルアルク)




寒さの冬はおろおろ凍死しそうになる

2017年02月14日 | 世界図鑑
ハイフォンのホテルはピカピカ新品に近かったので、
何も問題無いだろうとお湯が出るかどうかのチェックはしなかった。
東南アジアの安宿では普通はまずお湯が出るかをすぐ確かめるのであるが。

小型の電気温水器なので容量が小さく、ブレーカーを入れないと動作しないのであるが、
お湯のラインは熱くなってるので、どうやらお湯の水量を絞ってあるようだ。

1階のフロントに行ったが、夜間でベトナム語だけしゃべる警備員のおじさんしか居なかった。
とりあえずカタカナ英語で、

「ノーホットウォーター」

おじさん、ペットボトルの水を持ってきた。

「シャワールーム」

おじさん、1階の共用トイレに案内してくれた。

「ベリーコールド」

おじさん、ジェスチャーで水道の出し方を教えてくれた。

「それやがな、そっちに倒しても熱いお湯が出ませんねん」

おじさん、液晶が割れてるスマホで英語のグーグル翻訳を立ち上げた。

「明日でいいです。えーと、トゥモロウの英語のつづりがわかりまへん」

自分のスマホで、日本語→ベトナム語、にすると、時計がぐるぐる回っている。

「ひょっとしてWi-Fi無しでは翻訳できない」

そうしているとエレベーターから、英語をしゃべるベトナム人らしい若者が出てきた。

「ノーホットウォーターバスルーム」

と言うと

「私も同じだ」

と言っていたので、被害者の会を立ち上げ、通訳をしてもらいながら、
別の高い部屋のバスルームだけ使わせてくれることになった。

どうやら、電気代節約のために安い部屋はお湯の量を絞ってあるに違いない。
貧乏旅行者はここぞといわんばかりにお湯を出しまくるからかもしれない。
普段ならぬるいお湯が出るのだろうが、この寒さでは水になるようだ。

まあ、東南アジアではありがちな事である。

予約サイトの来週の、このホテルのレビュー内容に期待するがいい。

そういえば、インドで水が出なかった時は、バスタブがいっぱいになるまで、
3階の部屋まで人力でバケツで水を運んでくれた記憶がある。

ああしんど。


知り合いのおじさんに、タイの美人からいつもフラれている人がいるので、

「外見がきれいなものは信用するな」

とメールしておいた。

そしてわては途方に暮れる

2017年02月13日 | 世界図鑑
ガイドブックに載っている店は、味の好みはあるにせよ、まあ失敗は無い。
しかし、屋台的な店は同じ場所に無いことも多く、廃業してる場合もある。
適当に観光客向けの店に入ると、値段も高くて、味もあまり良くは無い。
料理人がその都度作ったというよりは、大量に用意した出来合いの物を出している気がする。
しかし、空腹は満たされるし、食材に対してはお金を払う価値は有る。

コーヒーでも同じ100円でも、おいしい店もあれば、煮詰めたようなまずい店もあるが、
休憩料とコーヒー豆代にお金を払う事には抵抗は無い。

ぼったくりの安い工芸品を買わされた場合などは原材料に5円くらいの価値は有っても、捨てるしかない。

アートも同じで、才能のある人が年数をかけて作り上げた技は、価値があるが、
町の画廊を見ても、作り上げた労力は価値あるとしても、作品そのものは見たくも無いというものも多い。

路上ライブも、活動の応援の意味で小銭を入れるとしても、もう一度聴きたいかといわれれば、そういうのはめったにない。

「作品には価値が無いが他の要素にはお金を払える」

ということだろう。

そこで、わしは考えた、自分の作品は価値の無いものという前提で、他の要素で収益を上げれば、
商業アーティストとして成り立つのではと。

めちゃくちゃ下手な路上ライブだが、そこで売っているコーヒーが安くておいしい、とか、
そういう事である。

ものすごい量の駄作を制作していって、WEB上で公開し、とにかくアクセス数を増やす。
そして、そのサイトに掲載した広告で収益を上げる。

これが、今回の旅行で発見した、商業アートビジネスモデルである。

こんな発想でええのやろかと、寒いベトナムで途方に暮れた夜であった。

道端で電気ストーブを大量販売してるてどないなってるねん。
地球温暖化はどこ行った。


観光客向けの店のフォー
50000ドン(250円)
おいしい店のと比べると味は落ちるが、わかりやすい英語と、カラー写真のメニューと、
有利な立地、強力な客引きで、集客力抜群である。
別に不味くはないのですが・・・