この時のデジカメは性能があまり良くなかったが、海の色も絵のようなのです。ミコノスはグランブルーだったかグレートブルーだったかの映画のオープニング場面のロケ地のはずで、人間がいない(少ない)ところはどこでもきれい、という皮肉?な状況なんでしょうね。
人類が滅亡した後の地球はものすごく美しい星になるんでしょうが、「きれい」とか「美しい」とか表現する者がすでに居ないわけで・・・
人類が滅亡した後の地球はものすごく美しい星になるんでしょうが、「きれい」とか「美しい」とか表現する者がすでに居ないわけで・・・
民家のような長屋のようなアパートみたいなところに泊まる。ホテルではないので、ミコノスの住人になったようでおもしろかった。「出るときはドアの下から鍵を放り込んどいて」といういいかげんなチェックアウトシステムであった。1ヶ月くらい住んでみたいもんである。
家はどれも、真っ白でドアが青や緑や赤茶色に塗ってある。使う色が決められているらしく。絵のような町なのだった。「うちアパートやってるから泊まれるよー」という客引き?のおばちゃんにつかまり、民家のようなところに一泊する。
地中海沿いの町で老後を過ごすというのが理想的なんですが、収入と物価を考えると、バンコクの下町の長屋でボケ老人として暮らすしかないだろうなあ。
地中海沿いの町で老後を過ごすというのが理想的なんですが、収入と物価を考えると、バンコクの下町の長屋でボケ老人として暮らすしかないだろうなあ。
バイクを借りて山へと走る。なーんも無い。チベットと変わらない景色が広がる。しばし、バイクのエンジンを切ってたたずむと、ヒューーーーという風の音だけと、雲の影がゆっくり移動するだけの風景となる。「嵐が丘」っていうのはこんな場所だろうかと想像する。港の近辺だけが夏の間の観光で成り立ってるような島なので、山側は荒野に近い。工場もなければ川も無い。その事がきれいな海を保っている理由のようだ。
基本的に後ろが山で、前が海で、坂を下ると海が見えてくる景色が好きである。長崎、函館、神戸、横浜、小樽、尾道・・・。
東京都内にしばらく住んでたが、山も無い海も無いという感覚がどうも耐えられんのだった。
この坂道では「イノセントワールド」の歌詞を思い浮かべるのだった。
東京都内にしばらく住んでたが、山も無い海も無いという感覚がどうも耐えられんのだった。
この坂道では「イノセントワールド」の歌詞を思い浮かべるのだった。