河童アオミドロの断捨離世界図鑑

ザスドラス博士の弟子の河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

枯れた骨の復活

2009年04月19日 | 東南アジア
「枯れた骨の復活」

エキゼル書 37章 1-10節

「人の子よ、これらの骨は、生き返ることができるのか」

「主なる神よ、あなたはご存知です」

「これらの骨に預言して、言え。枯れた骨よ、主の言葉を聞け。主なる神はこれらの骨にこう言われる、見よ、わたしはあなたがたのうちに息を入れて、あなたがたを生かす」

「それでもだめなら鋼の錬金術師(通称ハガレン)に頼むとよい」

※文章無断転載、一部改修

失われた冷蔵庫

2009年04月19日 | 東南アジア
2100年4月20日

オレ、ひょっとしてハルマゲドンの栓を抜いちまったすか

あの冷蔵庫とガイコツと目玉は三位一体のキリスト教セットだったんすか

あの冷蔵庫はインディジョーンズの失われたアークだったんすね

でも大丈夫っすよ

56億7千万年後に弥勒菩薩がやってきて世界を再生してくれるっすよ

Wikipediaで調べただけだから自信ないっすけど





何も無い

2009年04月19日 | 東南アジア
洗濯機を置く。給水ホースが無い。
ノートパソコンを置く。ACアダプタが無い。
棚を組み立てる。六角レンチが無い。
電気ポットを置く。ACコードが無い。
チューナーを置く。リモコンが無い。
自転車を出す。カギが無い。
ガス会社に電話する。携帯が無い。
洗濯物を干す。物干し竿が無い。
ソフトを入れ直す。シリアルナンバーが無い。
預金をおろす。残高が無い。
頭頂部をさわる。髪が無い。
昨日の夜何を食べたか。記憶が無い。
明日の予定を考える。何も無い。

つむじ風の日

2009年04月19日 | 東南アジア
2100年4月19日

「おじいさん!葉桜ごしに空がきれいですよ
イトカケ雲があんなにたくさん渦を巻いて」

「世界が終わったら株価は上がるんか
貯金おろして買っておこうか
帰りに証券会社に寄ってくるでよ」

「馬鹿ですねえ、株価が上がったとしても、
それを使う自分が居なくなるんですよ」

「じゃあ、世界が終わる直前に現金にして
全部使えばいいじゃろ」

「何に使うんですか」

「決まっとるじゃろ。それでまた株を買うんじゃ
あっという間に億万長者じゃで」




菊池貝類館

2009年04月18日 | 東南アジア
海の近くに貝の博物館があって
夕暮れまでにはまだまだ時間があって
松林の向こう側や
テトラボッドの隙間や
そこらじゅうに時間や世界が転がっていた頃は
そんなものちっとも必要じゃなかったのだけれど

必要な時にそれは無くなり

見つけようとすると消えている

「時間と世界を少し買いたいのですが
できればクレジットカードで」

「時間と世界はもうずいぶん前に無くなりましたよ」

「昨日、世界の最後の栓が抜かれた音が聴こえましたから
もうすぐ、すべてのものが無くなると思いますよ」

「世界の最後ってどうなるんですか」

「世界中が渦を巻いて消えていくらしいですよ
それはこのイトカケガイみたいに白くてきれいらしいですよ」

IH調理器

2009年04月18日 | 東南アジア
定額給付金が入ったので
今流行のIH調理器を買いにいった

先週見た時は4000円台のものがあったので
それを買おうと思ったら店頭から無くなっていた

みんな定額給付金が入ったので
みんなが4000円のIH調理器を買いに来たのだろうか

「必要な時にはそれが無くなる」

というのは人生の法則である

しかたないので
正体不明メーカーの
6000円のものを買う
安全性は大丈夫なのか
まあ最近は一流メーカーのものが高いから安全とも言えないが・・・

ついでに800円のフライパンを買う
えっ、アルミ製はIHに使えないのか

しかし電磁波だらけで大丈夫か

そういえば白装束のパナなんとかという団体はまだ有るのだろうか

パナウェーブ研究所
http://www.pana-wave.com/

赤帽のバイト

2009年04月17日 | 東南アジア

2100年4月17日

きのう、赤帽のオヤジの手伝いで引越しのバイトに行ったんすよ

中央区のマンションでやけに狭い部屋で

で一番奥から洗濯機を運んであげて

あんまり汚いんで

オヤジに

「最後にざっと掃除しといたってな」

って言われて、水流して、雑巾で拭いて

で「最後に抜く栓」っていうんがあったんで

いや「世界の最後に抜く栓」って書いてあったかな

汚れてよく読めなかったすよ

まあ、ついでだから抜いておいたっすよ

シャンパンの栓を抜くような

「ポンッ」っていういい音がしたな