ぞうもつ日記

喰ったら出せ! 出せないなら喰うな!

ダメ社員という生き方(3

2007-04-03 | PCとおしごと
ぞうもつが新卒ではいった会社は
ちいちゃなちいちゃな会社で、
まさに「即戦力」以外は要らないというところでした。
バイト募集してたのですが、条件は
ワープロパソコン経験者。
はい、当時さわったこともありませんでした。
まわりは卒論とかワープロで書いてましたけど。
ぞうもつは「手書き」。

そんなわけですが、
神経だけはズ太いので、
堂々と面接を受け、「何もできません」と豪語して
週2日だけ来社を許され、
ワープロを打てるように
ブラインドタッチを習いにいかされたのです。
そこで才能が開花しました。

人間としての能力はなにかと低いぞうもつでしたが、
どうも、犬的反射神経にはすぐれていたらしく、
生理現象に近い条件反射神経を利用したメソッドのそのスクールは、
アタマからっぽでいわれた通りのことをするぞうもつにピッタリ。
ピカピカひかる目の前の画面とナレーション(アルファベットしかいいませんが)に合わせて、
カチカチ指を動かすだけなのです。
子犬・・いえいえただのロボットと化したぞうもつは
何の迷いもブレもなくキーボードを叩きつけ続け、
見事に優秀な成績でご卒業。
その後社内における、
「ただ手書き原稿をひたすら打ちまくるだけの作業」に
最適なタイピングマシーンが誕生したわけです。

おや、マシーン?

やっぱり、
自身のマシーン化を予見していたのでしょうか?
(ダメ社員という生き方2参照)

ぞうもつのタイピングタッチは、
ええただの自慢ですけど、ものすごく速いです。
でもものすごく雑です。
でもミスをしているかどうか、まわりには気づかれません。
ただただ壮絶なスピードのタイピング音が響き渡っているだけですから。

おかげさまで、
超お仕事速い人というレッテルを
貼ってもらえたのです。
人間としてバカだったがために・・・。

で、一日のノルマはずっと少なかったので、
だいたいあっという間に仕事は終わってしまいました。
余った時間は、会社にあるP-FUNKとかのヴィデオを
延々見続けていたので、
すっかり脳内の動きも、緩やかにファンクする日々。
手だけはしゃかりきに動かし(アタマは全く使わず)
終わるとゆるゆるファンク。
それの繰り返しで学生時代はオワリを遂げるはずでしたが、

遊びすぎて、卒論を提出しそこねて、
留年しました・・・orz

ここからダメ社員人生が本格的に始まったのです。

あれ?なんか壮大な歴史になってしまいそうだ。
それは大変なのでやめておきます。
小出しがいちばんです。

何がいいたかったかっていうと
いまだに、唯一の特技は
「速打ち」なんですわ。

他になーんもできまへん。

いまどき、速く打ててもなんの評価にもなりません。
みんな打てますから(笑)

しかも考えて入力しなくちゃいけないものは、
結局考えるのが遅いから、全然速くないし・・・・

かくして、何の役にもたたない
ダメ社員というわけです。

でもダメ社員というのは絶対に必要不可欠なんだと思います。
そのわけは・・・・
またつづきで。








ダメ社員という生き方(2

2007-04-03 | PCとおしごと
子供の頃って、あんまり自分が「会社員になる」って
想像している人って少ないと思うのです。
だいたい突飛なもの目指すわけだし。
夢は大きい方がよい、とかいわれて育つわけだし。
小学校の卒業文集とかの「将来の夢」とか見てみると
恥ずかしいことがいっぱいかいてあります。

ぞうもつも例にもれず、かなり恥ずかしいです。
だって

将来の夢

「カメラになりたい」

って書いてあるんだも・・・・・(;´_`;)

カメラマンになりたい、じゃなくて、
よもやフォトグラファーになりたい、じゃなくて、
「カメラ」になりたいです、よ。
小学校6年生にもなって。
コレ以上の恥ずかしさってあるでしょうか?
パイロットになりたい、とか総理大臣になりたい、とかの
5万倍恥ずかしいでしょうが。
それともこれってもっと奥深くて、
自分は機械を目指していたのでしょうか?
所詮機械のように働くことになると読んでいたのでしょうか。
マシーンになりたかったんでしょうか。
セックスマシーンでしょうかっ。(.....ダレカトメテ)

ま、そんなこんなで、
本人に記憶がないので、真意はわかりませんが、
とりあえず、漫画家を目指したことがある、ということだけは確かです。
やたらお道具そろえてましたから(^_^;)
昨今はマンガもパソコン駆使したりするそうですが、
ぞうもつは、Gペン、カラス口、ケント紙、スクリーントーンの世界です。
小学校時代は、4コマ漫画でそこそこクラス内の人気を博しましたが、
結局ストーリーマンガは最後まで書ききったものはひとつもなく終わりました。
締めくくる前に飽きてしまうもので。

「言葉もおかしくて、根気もない。」

現状の
「敬語ができなくて、熱意がない。」
「メールで誤解を招いて、その誤解を解く根性もない」
「契約書の意味がわかんなくて、ほっぽらかす」
の素はすでにできあがっていたわけです。

当時シカと気づいていれば
将来のダメ社員生活を免れる方法もあったかもしれませんがね。

ま、結局現在に至りました。

ブログも誤字脱字だらけなので、
読者の方々の想像力だけが頼りです。

そんなぞうもつも、
他人から評価される特技がひとつだけありました。

つづく。



☆本日のウン●
全粒粉パンとともに、
担々麺で多大なる刺激を与えてしまった腸は
ごくごくあたりまえの「痛い」という信号を
発してきました。
女性の死亡因第1位が「大腸ガン」という
見出しを本屋で見たばかりだったこともあって、
この「痛い」をいかにいたわるか、が大事でしたが、
とりあえず、出たがっているものは
押し出してしまいました。
昨夜も今朝も大量放出です。
そんなに食べたっけ?
今はもう痛くありません。
ほっ。

腸が弱いのもダメ社員の素です。