ぞうもつ日記

喰ったら出せ! 出せないなら喰うな!

実録・とある日のディナー~インド料理屋編

2008-10-15 | 悪食生活
登場人物
男(東京在住約5年・元爆破物職人)
女(東京在住約20年・現給料泥棒)
日本人(らしき)スタッフA(ホール担当と思われる)
インド人(と思しき)スタッフB(推定・シェフと思われる)
タイ系(に見える)スタッフC(推定・厨房アシスタントっぽいが)

夜10時近く、某HD駅と某HG駅のどちらからも程遠い場所。
ストリートに面したとある店の前。

男「ここ、どうだろう。インド・タイ料理」
女「気になってたのよ。この店。ロシア料理もあります、って
書き足してあるの、この看板見て」
男「いつも客がひとりもいないよね」
女「今日もひとりもいないよ。店のヒト外睨んでるのよね、いつも」
男「いいか、はいってみるか。」
女「OK、もうおなかペコペコ!」

A「いらっしゃいませ。どうぞ」
男・女(睨んでるんじゃなくて、顔のデザインが怖いんだな・・・)
女(メニューを見ながら)「まぁふつうのインド料理屋ぽいじゃん。
どこにロシア料理のメニューがあるのかしら?」
そこにAが飛んでくる。
A「ロシア料理はありません(きっぱり)。インドとタイです」
女「あ、あ・・そうですか。」(じゃあなんだよ、あの外看板は)
しかも目を壁側にやると、そこにはまた別のメニューらしきものが。
男「あっち・・・あの和風のボードに刺身とか書いてあるよ・・・」
女「どういうことかしら????」
A「あああ、ゴハン食べにくるヒトが多いんです」
男・女「・・・・・・?????」

女「今のどういう意味かな?」
男「なんていったのかもよくわかんなかった。
  日本人じゃないのかな?」

気をとりなおして、サラダ1品とカレー2種とライスを注文。

A「XXXサラダとXXXカレーとXXXカレーとライスですね」
男・女「はい」
A、メモを持って厨房へ向かう。
するとなぜか、厨房からBとCが揃って出て来る。
B「ゴチュウモンナンデスカ?」
男「(^_^;)・・・ええと、XXXサラダとXXXカレーとライスをお願いします」
B「XXXXサラダトーXXXトーXXXトーライス、ハイワカリマシタ」
と再びメモる。Bが去った後、なぜかCが注文を繰り返す。
C「XXXXとXXXXとXXXXと、"ナン"デスネ
男「いやいや、ナンではなくて、ライスです」
C「シツレイーシマシター、ライスデスネー」
これまたメモをして慌てて厨房へ戻る。
そしてその様子を眺めてコワオモテでにっこりするA。

女「今のなんだったの??」
男「Aは何の役目を果たしてるんだろー」
女「Bに全く相手にされてない?」
男「つか、通訳すらできてなかったよ」

不安で待ちかまえる2人だったが
他に客がひとりもいないこともあり、
注文の品は意外とスムーズに登場。

女「メニューのライスは黄色かったのに・・・これ白いご飯だ」
男「ライス、としか書いてなかったでしょ。
  黄色いやつはサフランライス、って書いてあるだろう」
女「でもサフランライスというメニューがなくて、写真が黄色かったら、
  当然サフランライス、もしくはターメリックライスが出てくる、
  のが当然じゃない?」
男「世の中"当然"なんていうのは単なる思いこみでしかないんだよ」
女「そうかぁ。じゃぁメニューのベジタブルカレーが、
  ゴロゴロ野菜てんこ盛りのカレー合えみたいな写真になってるのに、
  実は、冷凍ミックスベジタブルが入ってるカレースープだった点は
  どうなの?これもワタシの単なる思いこみ?」
男「そうだね。写真はアテにならないよね」
女「じゃ、Cがこっちをジっと見てるのもワタシの思いこみ?」
男「・・・・・それは・・・・
  間違いなく、見てる。見てるどころか・・睨んでる。」
女「ココまで強烈な視線浴びてると、
  携帯で写真とったりできないね。
  ブログに悪口かかれるの警戒してるのかなー?」
男「ふつうは書いてほしいだろう、宣伝してもらえるんだから」
女「そりゃそうだけどーCも睨んでるけどBも見てるよね。」
男「Aも見てるよー。」
女「3人とも揃いも揃って顔が険しいからねぇ・・ビビるぅ(..;)」
男「Aは実はオーナーだったりするのかなぁ」
女「オーナーが何もできないってのはよくあることだもんねー」
男「それでもオーナーやれるからいいよねー」
女「ワタシも何もできないからオーナーやりたいなぁ」
男「いいよね、自分勝手にね。オーナーやりたいよね。」
女「でもつぶれるよねー、ココそのうち」
男「いつの間にか出来てて、いつもヒトがはいってないもんね」
女「間違いなく来年はないよ」
男「今日来ておいてよかったね」
女「うん、よかったね。二度と来ないだろうから」

HD駅から徒歩だと10分かかるであろう、
某自転車専用レーンのある道路沿いで
キラキラと看板輝かせているこのお店、
大好きなBLUE LUGさんのすぐ近くにあります。
ぜひ誰か行って、
「ピロシキ喰わせろ!」って暴れてみてほしいですっ♪

次回実録ディナーは
蒸し焼き屋さんの予定です。

自転車専用レーン沿いに
美味しいお店がいっぱい欲しいヒトは
とりあえず押してみよう!

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