ぞうもつ日記

喰ったら出せ! 出せないなら喰うな!

上海紀行(2)

2006-12-01 | 悪食生活



実のところ今回の上海行きの主目的は
工場視察だったのですが(ほんとかよ)
なんか振り返ってみると、
これって「接待旅行?」みたいな雰囲気に。

それが昨日の日記のような食事状況になってしまったのですが、
ワタクシにとっては、
初中国大陸、初上海。
北京語も上海語も全くわからんワタシは、
まさに幼稚園児状態。いや幼稚園児以下。
なわけで、お取引先の女社長さん(カッコイイ!38歳!独身!美人!長身!)
は、全くほっといてはくれなかったわけで、
毎晩接待・・というより世話を焼いてくださったのです。
いや夜だけではなく、昼間も。
買い物も、言葉ができないとまったく交渉できませんから、
もはやお任せ状態。ぽかんとしたオバカさん。
本当に感謝。謝謝。

次回はもう少しこの国について勉強してから来るべきだな、と思うこと多々。
本当に複雑な政治状況・民族状況・経済情勢を抱えた中、
ワタシが出会った人達はものすごく勤勉でアタマよくて人間ができてて、
すごい人達ばかりで、
なんだかわけもわからず、
「大陸にはかなわねぇや」な気分になってしまったです、はい。
このブログで社会問題に触れる気は毛頭ないので、
いつものぞうもつならではの観察眼による感想しか書きませんが。
ま、
本当にチャリンコとスクーターが多くて、
どこもかしこも人が多くて、
クルマの波も途切れなくて、
たいていのところはホコリっぽくて、臭いがあって、
汚い街角からふと見上げると、
最先端近未来的超高層ビルがにょきにょき生えてる感じです。
映画のセットの中にいるような感じ。
リアルすぎて、嘘みたいな感じ。
洗練されていて、あんまり派手じゃない感じ。
地味なんだけど、ごちゃごちゃしてる感じ。
安全なんだけど、打ち解けるのが難しい感じ。
市街地は年配者が多くて、
郊外の工場地は若者がいっぱい。
若すぎて、なんかぎゅっとくる。
法律的には、18歳以上しかいないはずなんだけど・・・・

その技術と勤勉さにはアタマ下がります。

日本人みたいにサービス笑顔はないけれど、
基本的にへらへらもしてないけど、
こちらが微笑めば、たいていの人が微笑みかえしてくれます。
日本にいて、在日中国人は愛想がないなぁって思い込んでいたけど、
よく考えたら、自分自身も別ににこやかに接してないわけでした。
(シチュエーションとしては、中華料理屋とかファーストフード屋とかでのことね)
ぞうもつが万が一カタコトの中国語覚えてつかったとしたら、
やっぱりあまりのぎこちなさに
「愛想わるいわね、表情乏しいわね」って思われちゃう可能性もあるわけで、
やっぱり人間は、
まなざしが大事!
を実感。
熱いまなざし、クールなまなざし、きらめくまなざし。
感じで書くと眼差し、中国語では眼力光(嘘)。

まなざしといえば、
旅行中、もう棄てるつもりのマスカラを持参したら、
思った以上に劣化していて、
液はドロドロのボソボソ。これは無理。あきらめ。
マスカラでごまかせなかったぞうもつの目力はさぞかし弱かったことでしょう。
しかし街にいて、マスカラばりばりつけてるのは
間違いなく日本人って感じでした。
ぞうもつはマスカラなしでも、ファンデーションばっちりでスカートはいてて、
目がタレ目というだけで、
どこでも100%日本人に見られました。はい。

☆帰国後のウン●
なぜか夕べの夜食も「上海台所料理」の店だったので、
胃腸は軽快です。でも夜中の1時に食べてちゃだめだよねぇ、やっぱり。
反省・・・・・・・でも今夜も新宿だぁ・・・・・





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