ぞうもつ日記

喰ったら出せ! 出せないなら喰うな!

ひとりでできるもん

2011-10-23 | 猫事情
ネオたんの皮下輸液をはじめてから早二週間が経ちました。
日常的にほとんど顔を合わすことのなかった配偶者と
日に二回の共同作業という奇妙な日々がはじまっていたわけです。
これまで互いのスケジュールなど全く知らず存ぜずだったのに、
「今日は何時帰り?」みたいな。
まるでまともな夫婦のような会話だな、と不思議な感じでした(・Θ・;)

可愛い愛猫のカラダに針ぶっさして
液体投入するわけですから、
間違いがあってはなりませぬ。
どうしても、ひとりが保定を、もうひとりが注射を、と
役割分担せねばならないわけです。
手伝いを断られたらどうしようなんてこと考えもせず、
勝手に病院で「自宅でやります」、といってしまったので、
有無を言わせず。。。。な状況となってしまったわけですが、
実のところ、13年前、猫ギライな配偶者に全く相談もせず、
「絶対迷惑かけない、自分が面倒みる」と言い張って
勝手に貰い受けてしまったのがカブ。
そのカブの相棒として一ヶ月もしないうちに譲りうけてしまったのがネオ。

ま、大嘘つきですね\(;゜∇゜)/

でも猫ギライだったはずの配偶者さまは
一ヶ月もしないうちに猫の写真もちあるいて、
「ウチの子、可愛いでしょ」といいはじめる始末。
可愛いっていうのは、すごいことなのだと
あらためて認識したのでありました。

ま、こんな可愛い子が家にいて、
猫が嫌いとかいってたら、その時点でどーかしてるわ、同居無理!と
なったのは間違いないので、猫馬鹿になった時点で
本人にも覚悟はあったと思うのですが。

しかしながら実際のところ、
週末のみならず、ほぼ毎晩午前様なのがあたりまえの方。
それを無理に帰ってくるのですから、無理がどこかで生じるのは
こちらが覚悟の上でした。
「もう長くない」ということを伝えた上で協力を仰いだので、
さすがに自分も家族のためになにかせにゃという気持ちに
なっていただけたのでしょう。
でも、思いのほかすごい元気になってきちゃったのですよ。
これは嬉しい誤算であり、かすかな望みをかけていた私は有頂天なのですが、
配偶者様にとってはどうなのでしょうか。

そんなわけで、昨夜の帰宅時間が謎だった配偶者
今朝はさすがに何度声をかけても起きていただけませんでした。
さてどうしたものか。
こんな日もまぁあるだろうとは思っていたけど....

ま、一回飛ばすよりは、
10mlでも20mlでもできるだけいれてあげた方がよかろうと。
ひとりでチャレンジしてみることにしました。
ここ最近の様子だと、保定は必要なさそうだったし。

椅子の上に自分が座り、ふとももの間にネオをいれて、
後ろから声かけながら、プツッ。
最初はちょっと声出しましたが、
注入中は、なかなか落ち着いている様子。
万が一動いちゃったら、すぐに針をはずせるように
緊張しまくりでしたが、10ml、20mlとスムーズに。
針を固定している側の薬指と小指で撫でながら、
さらにシリンジ押してる側の手の平でカラダを撫でながら、
なんだかわけわからん言葉をかけながら、。
しかし、目の前に誰もいないせいか、
やっぱり30mlあたりから落ち着かなくなってきて
しきりに後ろを振り返ろうとしだす。
そりゃそうだよねー。なんか不安だよねー。
ついには、体の向きを変えてきた。
うーーー。皮膚の下で針がへんなとこにいっちゃわないかと
ドキドキしながらも、ゆっくり方向あわせてみたら、
完全に自分の方むいてすわっちゃった。
でもそれでやっと落ち着いたみたいで、
残りはゆっくりいれてあげてる間、うとうと目で
気持ちよさそうにしててくれたー。
アタシも顔が見えてる状態で安心。
手は不自然な形で不安定だったけどww

うおー、
予定通り50ml注入成功!
ありがとうううう、ネオたん。
なんて可愛いんだー、おまいさんはー\(;゜∇゜)/

よし、これからは、自分だけでやるぞー!
.......
でも、顔見ながら針さすのは無理だなぁ(;´ρ`);;;;;;

ちなみに、カプセル投薬がちっとも成功しません。
うげーーーー。



ぞうもつが家に居るとちっとも寝ないネオ。









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