浄土真宗本願寺派 法徳寺ブログ

神奈川県厚木市にある浄土真宗本願寺派(西)のお寺です。
永代供養墓10万より受付中です。

浄土真宗の意味

2023-12-06 21:56:00 | お知らせ
親鸞聖人は、主著 教行信証に、浄土真宗とは、浄土に生まれる真実なる教えであり、大無量寿経に説かれていると示されています。阿弥陀仏とは、行である。行とは、行い、ご修行の事です。阿弥陀仏は、大無量寿経の中で、元は法蔵菩薩と名のる修行者であり、48の願いを、誓われたのでございます。その願いが、すべて成就しなければ、阿弥陀仏とは名のらないと誓われております。今、阿弥陀仏と名のられているという事は、その願いは、既に成就されているのです。阿弥陀仏とは、仏様のお名前ではなく、すべての者をお浄土に救うことのできる行が完成されたことを意味しています。そして、そのご修行の功徳を全て、私たちに施してくださるのです。阿弥陀仏の上に、南無とあるのは、帰命という意味で、阿弥陀仏に任せよとの、仏様のご命令です。
南無阿弥陀仏は、ただの言葉ではなく、ただの名前でもなく、阿弥陀仏が、私を救うはたらきでございます。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする