仏壇じまい

過去にも、何回か書かせていただきましたが、最近、仏壇を処分しなければならない方が多いと思います。仏壇は、ご本尊を外せば、家具と同じです。粗大ゴミで処分する事が出来ますので、お住まいの役所の窓口にお問い合わせしてみて下さい。仏具は、金物や陶器なので、燃えないゴミで処分出来ます。しかしながら、ご本尊、位牌、過去帳などは、お手次のお寺で、お焚き上げを依頼されるのが、良いと思います。法徳寺でも、お受けしております。法徳寺で、葬儀をされていない方でも大丈夫です。お布施は、1万円になります。郵送にて受付も大丈夫です。法徳寺で、葬儀をされた方は無料です。

また、位牌や過去帳だけは、残したい方が多いです。写真は、小さな写真だけ残して、大きな写真は、処分される方が多いです。

位牌が沢山ある場合には、過去帳に、まとめておきますのも良いです。法徳寺では、過去帳と過去帳台セット新品を5000円でご用意出来ます。お名前は、お一人様5000円で記入致します。

また、お名前は、墓地に刻んであるから、位牌も過去帳も処分したいという方もいらっしゃいます。

死にたくない心のままで良いのです

浄土真宗の教えに出会っても、私の死にたくない心は変わりません。私は、今まで、「早く、お浄土をみてみたい」「浄土真宗の教えに出会い、死ぬのが怖くなくなりました」とおっしゃる方に、何度か出会いました。私は、そのたびに、自分は、僧侶なのに、死ぬのが怖くて仕方なく、こんな心では、ダメだと思い、必死で、いろいろな先生の法話を聞いたり、本を読みました。しかし、その時は、阿弥陀如来が、お浄土へお救いくださる、有難いという気持ちになるのですが、すぐに、また元に戻ってしまい、やっぱり、死ぬのは怖いという気持ちになりました。その問題から、逃げても、逃げても、追いかけてくるのです。いくら、阿弥陀如来が、お浄土に救うと言われても、早く、行きたいとはまったく思えません。だから、そう思えるまで、法話を聞き、勉強しないと自分は僧侶としてダメだと思ってました。しかし、死にたくないは、煩悩　欲です。欲は、死ぬまで無くならないと親鸞さまもおっしゃってます。だから、死にたくないという心のままで、死んでいっても大丈夫というのが浄土真宗です。皆さま、無理して、死ぬのは怖くないなどと思わなくて良いのです。死にたくないと、必死でもがいて生きていきましょう。阿弥陀如来は、全て、私の心は、お見通しです。阿弥陀如来は、私に、救う条件を出されておりません。そのままのあなたを救うと願い、今、既にはたらいてくださっている仏様です。

住職留守番

今日は、築地本願寺で、研修会ですが、住職は、法事の為、留守番。妻が、付き添いで行ってくれてます。法徳寺からは、13名参加してくれました。さて、今頃は、午前中の講義中だな。

家族の法事

今日は、妻の祖母の27回忌でした。私も26年前に、葬儀で熊本に行かせていただきました。あれから、26年とは、月日の経過は、はやいものです。私は、法話をしながら、だんだんと自分の母を思い出し、涙がとまらなくなってしまいました。途中までは、今日は、大丈夫そうだったのですが、何かのスイッチが入ると、もう、耐えられず、法話は、とまってしまいました。いつも、家族の法事は、そうなります。今日は、副住職と二人で勤めました。終わった後のお弁当も美味しかった。義理の母は、これが、最後の法事だね、33回忌は、私がどうなっているかわからないからねと言ってました。後、6年後ですが、たぶん、大丈夫そうです。

季節外れの梅干し

まだ、やり残した樽がありましたが、今年は、暑いから、よく乾きそうです。