二鶴工芸のきままなブログ

京都で呉服に金箔を装飾する金彩工芸の職人です。
仕事のうんちくや商品説明等きままな事を更新していきます。

2015年07月24日 | 日記

二鶴工芸です。
昨日の投稿とは真逆の作品。
琳派の酒井抱一「光琳百図」の龍を黒染の生地に純金箔の砂子の濃淡で加工。
ガラス皿の形状は刀の鍔をモチーフにしてます。
さすがに刀を通す部分はくり抜けないのでベースの黒生地で表現。
鍔の形状はガラス加工業者さんにオーダー。
金型のポン抜きではなく手作業で。
マニアックな作品になりました。