二鶴工芸です。
金粉を作っているところです。
竹の筒に金箔を入れて、筆でかきまわして金粉にします。
筒に200とあるのはメッシュの目の細かさです。
紙に書いてある通り純金箔の200番の金粉を作っているところです。
紙は硫酸紙といって、粉薬を入れている紙といえばイメージできるでしょう。
それを袋状に作って口に竹筒を入れ、かきまわして落とされた金粉が袋に入っていきます。
袋はそのまま使います。
通常、金粉はビンの中に入れて保管したりしますが、うちは多色のものを作っており、ビンを置く場所が大変なので紙袋のまま保管しています。
装飾加工の大きい場面は筒でそのまま使いますが、小さい場所や繊細なぼかしをする場合は直接筆に金粉をふくませて使います。
そういう時に使う金粉を作っていたわけです。
昔は金粉を作る時に金箔を一旦、ミキサーに入れて細かく潰してから使っていたこともありました。
最近はミキサーを使う程の仕事は無いですね↘(+o+)