二鶴工芸です。
特別仕様の鮫(サメ)革の道中財布が完成しました。
ベースの革は黒のマット(艶消し)の鮫革使用。
独特のシボが特徴で使っていくうちにいい艶になってきます。
全体的に黒を基調としたものにし、クールな感じになりました。
財布の仕立ては普段お世話になっている革職人さんに。
生地は弟の染工房 正茂に正絹の銀ラメ生地を黒に染めてもらい、私が墨銀色で七宝柄を摺箔加工。
組紐は(有)昇苑くみひもさんで黒と銀で制作していただきました。
組紐の緒締めは東洋竹工(株)さんで七宝をレーザー彫していただき、私がプラチナ箔と螺鈿で加工。
工芸的な要素も取り入れ、私を含め5社のコラボで完成しました。
この財布は9月17日(土)~19日(月)の2016きものサローネin日本橋での京の名工展のブースにて販売します。
他の商品も出展予定ですので、詳細はまた後日お知らせします。