二鶴工芸です。
最近はほとんど使っていない螺鈿ですが、使った後の切り端がたまっていて、どうしたらいいか!?とずっと思ってました。
箱に入れてほったらかし状態。
呉服用のものは紙のように柔軟加工されており、蒔絵のように砕いて加工するのは難しいです。
とある時にひらめいて、切り端の不定形の形をそのまま使えば逆に面白いものができるのではないか!?と。
ちょっとしばらく考えて、ガラス皿に加工してみました。
通常は生地に加工してから仕立てに出しますが、今回はガラスに直接加工して仕上げに出してみようと。
漆業界ではガラスに加工されてますので全く新しさは無いですが・・・(^_^;)
当方としては、かなりリスクのある加工で上手く仕上がるかどうか!?予想がつかない!!
金砂子はおそらく大丈夫ですが、ホログラムの砂子のキラキラが熱でやられる可能性があります。
螺鈿もそのままの輝きが出るかどうか!?
全体的に金彩らしさが無く、ちょっと蒔絵っぽくなりましたが・・・(-_-;)
仕上がってきましたら、成功失敗に限らずにまたアップします。
画像はわかりやすく、濃地の上で撮っています。
ガラス皿なんで透明です。