二鶴工芸のきままなブログ

京都で呉服に金箔を装飾する金彩工芸の職人です。
仕事のうんちくや商品説明等きままな事を更新していきます。

七夕

2023年07月07日 | 日記

二鶴工芸です。
本日は七夕ということで、画像は七夕をテーマに太田漆工房さんとのコラボで制作した溜塗金彩ガラス皿「鵲」です。 
私が加工した金彩ガラス皿(最初の画像)に太田漆工房さんの塗り+漆絵が施されています。
百人一首の中納言家持の歌で「かささぎの渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞ更けにける」という歌があります。
かささぎが七夕の夜に織女を渡すために羽を連ねて天の川に橋を架けるという伝説になぞらえて詠まれた歌です。
物語性のあるお皿です。
サイズは22cm×28cm
この作品は昨年、お嫁にいきました。
七夕の思い出となりました。

※画像はビフォー・アフターになります。






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