10年ぶりにパスポートを更新しました。若かりし頃の写真はおしまいにして、それなりの今の写真を貼る、ちょっと寂しい感じですが、それが現実です、、(笑)
ところで、昨日は1年前のキャリア教育研修クラスの学生さんたちが集まって同窓会を開きました。学生さんといっても私とほぼ同年齢の50代の方達です。朝霞で1ヵ月間、定年退職後のキャリアプラン、マネープラン等の集中研修を受けました。
ほとんどの人が残すところ、あと2年弱で定年退職を迎えます。
さて今日は、就職にまつわる40 15 30 と言う数字が表す意味について考えてみたいと思います。
40は新卒で仕事に就いた人が3年以内に辞めてしまうパーセンテージです。つまり100人就職したとして40人近くが3年で辞めてしまうということです。特にサービス業や製造業、医療、福祉関係の離職率が目立ちます。新卒ですから高校生や大学生ということになりますよね。
続いて15ですが、54歳から退職する特別職国家公務員の人たちの、1年離職率です。100人のうちの15人が1年で仕事を離れます。
そして、30は3年離職率です。3年以内に、なんと30人が再就職した仕事を辞めてしまうのです。
民間に比べて非常に高い割合です。
これはなぜでしょうか?
例えば離職の追跡調査が、できているか、気になります。離職する原因を確かめ、それをもとに現在のカリキュラムに新しい要素を加え、キャリア教育を体系的に構築する、等、検討に値するとおもいます。
また、社会の早い流れに適応できる個々人の情報収集力の強化、ネットワークの用い方などを知れば知るほど、再就職準備は進むでしょう。
仕事が忙しくて、再就職準備に失敗、
人に強く勧められ、自分であまり関わらず失敗、
地方は仕事がないから、妥協、など
私から見ると「言い訳、、?」と思えることもあります。
今まで厳しくご自身を律してきた方たち。
最後の定年再就職は第一ステージのシメでしかありません。次のステージに向け、15 30 の壁をどう破ればいいか、もう一度、自己分析してみてください。
よろしくお願いいたします。