瀝瀝(れきれき)散歩道

人の働き方をサポートする株式会社キャリア・ストラテジー代表、𠮷本惠子のブログです。

意見を一致させるって難しい

2018-09-23 10:17:01 | 株式会社キャリア・ストラテジー

三連休のなか日ですが、いかがお過ごしでしょうか?

昨日は主人の誕生日でした。
主人は工房で靴を作っているのですが、一部店舗になっているので、貧乏暇なしの365日勤務です。
土日はなるべく夜、一緒に食事を取るようにしていますが、なかなか日程が合いません。
昨日は午後7時半、近くの魚を美味しく料理してくれるお店でささやかなお祝いをしました。

ところで、このお店を決めるとき、結構もめました。
主人は仕事が終わってからなので、有楽町や銀座が便利だし、昨日は接待でイタリアンを食べたから
魚料理がいいなあ、と言いました。
私は酔っぱらってしまうかもしれないので、自宅近くの品川がいいし、できればエスニック料理が食べたかったのです。
ただ、今回は主人の誕生日なので、まあ、魚料理でもいいかな〜、ということで妥協。
主人は「じゃあ、場所は品川でもいいけど、、、(有楽町の店のほうがよかったなあ、、)」と妥協。
それぞれが少しずつ妥協し、写真のような美味しいお料理を食べることになりました。



夫婦の間だと、こんな生活感あふれる駆け引きですが、
仕事の上でのミーティングはなかなかこんな風にはいきません。

偉い人たちと一緒のミーティングでは、なかなか自分の意見が言えません。
反対意見があるんだけれど、それを言い出せない、、、
そんな時はあとで意見を言えなかった人たちの「大ぐち大会」がお茶を飲みながら始まります。

一生懸命話をしたのに、ミーティングが時間切れでアウト!という時も、なんだかすっきりしません。

さらにミーティングの決定を「上司に仰ぐ」となれば、メンバーは決定事項に責任を持たなくなります。
また、結局は最後は上司の決断なんだから、とちょっとがっかりした気持ちになり、
ある人はこの会議は時間の無駄だった、と心の中で思うでしょう。

難しいですよね〜、、、
自分の意見が通らないイライラは、同僚や上司、会社への不満となり、それが我慢できないほど大きくなると
会社を辞める、ということになります。
時に大きな事件になってしまうことまであります。

こんな会社に再就職してしまったら、、、
授業でも話しましたが「PIN話法」がオススメです。

まずは相手を認める ポジティブ(P)にです。
「素晴らしいアイデアです!」
「さすが鈴木さんですね〜」
次に相手に興味を持つ、、、インターレスティング(I)
つまり質問してみるということです。
「どうやってそのアイデアがひらめいたのですか」
「もう少し詳しく教えてください」
そして最後に 自分の提案、あるいは反対意見を言います(N)

頭のいい人はPINではなくNNNで会話する傾向があるそうです。
「それは違うでしょう〜!」
「え、自分は違うやり方をして成功しましたよ」
「前例にない!」などなど。


もし、自分が新しい職場に入ったとしたら、、、、
笑顔と挨拶をしっかりとし、相手を尊重し、相手の話をよく聴く、、、、(難しいですが)
そして「PIN話法」です。
これができれば「会社の中に意見が自由に安心して言える環境」を作ることに
微々たる貢献ができるのではないかなあ、と思うのです。





お知らせです。
12月8日(土曜日)午前10時より
特別職国家公務員で再就職を控えている人たちのための
キャリアコンサルタントによるキャリア相談会を開催します。

この日は国家資格を持つキャリアコンサルタントが
みなさんの再就職に関する悩みに「個別に」アドバイスをいたします。
また、個別のキャリアプラン作成をサポートします。
一人30分から50分 費用は1000円(キャリコンサルタントの交通費、お茶代)です。
当日は午後4時から再就職のための情報交換会も開く予定です。

興味のある方は是非、ご連絡ください。詳しいスケジュールをお知らせいたします。












コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする