息が白くなるくらい寒くなってきましたね。
いかがお過ごしでしょうか?
12月に入って、夜外でご飯を食べる機会がかなり増えてきました。
カサゴのお刺身です。お刺身で食べたのは初めてですが、結構おいしかったです。
下の写真はハタの煮付けです。
この年齢になると、お魚がお肉より美味しく感じられます、、(笑)
さて、朝霞駐屯地での業務管理教育(定年退職予定者およそ3年前のキャリア開発教育)はいつもより人数が少ないのですが、楽しく充実した授業になっています(…あくまでも私の主観ですが、、、)
12月7日には以前からぜひ自衛隊の学生さんに話を聞いてもらいたいと思っていた静岡大学の野澤先生を迎えることができました。
写真は野澤さんと私です。
野澤さんとは大学時代からの友人なので、もう40年近くになります。大学ではフランス語を専攻していて、当時、フランス語を話せる人なんて、周りにほとんどいなかったので、かっこよかったです。
4人の息子さんのお父さんですが、どうしても女の子が欲しかったそうです。「生まれてきたのは全部男、孫の代に期待する」と以前野澤さんは言っていました。その宣言通り、女の子の孫が生まれると、毎週毎週Facebookに何十枚も孫の写真を載せるのです。本当に孫大好きのおじいちゃんになってしまいました。
あれから40年、大学を卒業してから会ったのは今回も入れてたったの3回です。
1回目はまだ子どもが小さい時、自宅を訪ねてくれました。2回目は今年の夏です。野澤さんが有明の癌研に入院されている時にお見舞いに行きました。
実はこれまで20数回、病院に入院しているそうです。私が癌研に行ったときは、まだ点滴をしていて、本当は辛かった時期ではないかと思いますが、なんたかんだで2時間も話してしまいました。
ワッハッハって大笑いするんですよ。
この人は、大丈夫なのかなぁと、心配になりましたが、それから4ヶ月、今もガンと共生しながら、とても明るく活動的です。
お医者さんには「とんでもない!」と言われながらも来年は新潟の大学に赴任するそうです。
「昨日、スキーセット一式買ったんだよ、妻のも一緒に」と言われると、「えー!?」とびっくりするやら呆れるやらです。
授業では、大企業での仕事、アメリカに赴任した話、青山学院大学で働きながらMBAをとった話、そして病気になってどのように過ごしてきたか、早期退職して大学の先生になった話、どれもこれも人の心動かす野澤さんの生き様を紹介してくれました。
声も出ないですよね。
人生を改めて考えさせられました。
野澤さんの大好きなことばが、
「一生勉強、一生青春」です。
ちょうど野澤さんが来た12月7日は私の誕生日。
素晴らしい誕生日プレゼントもらった気持ちです。
ありがとう。
とっても素敵な誕生日になりました。
一生勉強、一生青春