昨夜録画しておいた夏目漱石の作品の”心(こころ)”を見ました。”心”は私が中学生の時の国語のN先生が、「夏目漱石の”心”と言う本を読んだほうが良いよ」と勧められて読んだ本でした。その頃の14歳位の私にしてみれば、かなりの衝撃の結末で終わった本でした。あらすじは、下宿の娘さんに同時に恋をしてしまう大学生の仲の良い友人どうしが、一人は実家がお金持ちだが、身体はそんなに丈夫そうでない大学生で、娘さんと、仲間を裏切ってまで結婚をする事を決めてしまい、その事を友人に言い出せないまま数日が過ぎ、裏切られた一人は、身体は一見頑丈そうで、些細な事には動じない様に見えるが、その内面はかなり繊細で、家も貧乏で世の中をどのように生きていくかと悩んでいる大学生でしたが、結局自殺してしまいます。結婚した方の人が、年をとるにつれて、段々と罪の意識が募ると言う内容でした。
綾小路きみまろではないですが、あれから40数年~、今の私の年代になって改めて思い出してみると、感じ方もまるっきり変化している自分がいました。なにも、あんなに思いつめて、自殺なんかしなくても、これから前途洋々としているのに、と思われるのです。それだけ青年時代は純粋だったのだろう。私だって、あんなに純粋だったのに、今の私はと言えば・・・・・言いたくないなぁ~
綾小路きみまろではないですが、あれから40数年~、今の私の年代になって改めて思い出してみると、感じ方もまるっきり変化している自分がいました。なにも、あんなに思いつめて、自殺なんかしなくても、これから前途洋々としているのに、と思われるのです。それだけ青年時代は純粋だったのだろう。私だって、あんなに純粋だったのに、今の私はと言えば・・・・・言いたくないなぁ~

