生物学教室の向かい側では,UCバークレー校の大学生25名を対象にCommunicating ocean science for informal audienceが実施された。これは,社会教育における海洋科学コニュニケーション論である。
この授業では,講義で理論を学んだあと科学館に出向き,MAREプログラム(海洋教育の教材)を用いて,教育方法を学ぶ。本日は第6回目で構成主義が大きなテーマだ。 ヒトの学びはどのようにしておこなわれるかという講義である。(ちなみに,参加学生は,全ての学部が対象であり,理学部や人類学科など多彩である。)
まず,構成主義の概念について説明する。人間は興味のあるものから学んでいく。そのあとに,質問を設けると,学生から,雨あられのような質問が飛び交う。質問をしながら,お互いに学んでいく。
人間はどのような経験が学習に効果的なのだろうか?という質問を講師が投げかける。そこで,月の満ち欠けの実験を行う。なぜ,月の満ち欠けは起こるの?(この実験でミスコンセプションを実感する)
視聴ビデオでは「どのようにして季節が出来るのか?」ハーバード大学の学生に尋ねている。このビデオでどれだけ優秀な学生でもミスコンセプションを持っていることを理解する。どうして学びには,既有概念が大事なのか?どうして既有概念がよくないのか,を議論する。既有概念をどのように扱うといいのだろうか?どのように学習者の既有概念に近づけるといいのか?
バークレー校の海洋学者が講師となり,潮汐はなぜ起こるのかを説明。学生たちは,その話を聞いたあと,どのような教材を作れば効果的なのだろうか,と議論を深める。そして。1. 太陽と月と地球の模型, 2.模造紙と鉛筆, 3.紙でつくった太陽と月と地球の模型, 4.大きな地球のボールと長いロープ, の4つの班に分かれ検討をした。
このあと,MAREプログラムが紹介され,その中から自分が好きな教材を選び,実際に来館者に教える実習が始まる。すべての講義の流れが,ラーニングサイクルにもとづいていることに注目したい。
Today's lecture is 6th of Communicating ocean science for informal audience. Today's topic is that What is constructivism ?How do you illicit prior knowledge?
(Instructor, Dr. Lynn Tran )
この授業では,講義で理論を学んだあと科学館に出向き,MAREプログラム(海洋教育の教材)を用いて,教育方法を学ぶ。本日は第6回目で構成主義が大きなテーマだ。 ヒトの学びはどのようにしておこなわれるかという講義である。(ちなみに,参加学生は,全ての学部が対象であり,理学部や人類学科など多彩である。)
まず,構成主義の概念について説明する。人間は興味のあるものから学んでいく。そのあとに,質問を設けると,学生から,雨あられのような質問が飛び交う。質問をしながら,お互いに学んでいく。
人間はどのような経験が学習に効果的なのだろうか?という質問を講師が投げかける。そこで,月の満ち欠けの実験を行う。なぜ,月の満ち欠けは起こるの?(この実験でミスコンセプションを実感する)
視聴ビデオでは「どのようにして季節が出来るのか?」ハーバード大学の学生に尋ねている。このビデオでどれだけ優秀な学生でもミスコンセプションを持っていることを理解する。どうして学びには,既有概念が大事なのか?どうして既有概念がよくないのか,を議論する。既有概念をどのように扱うといいのだろうか?どのように学習者の既有概念に近づけるといいのか?
バークレー校の海洋学者が講師となり,潮汐はなぜ起こるのかを説明。学生たちは,その話を聞いたあと,どのような教材を作れば効果的なのだろうか,と議論を深める。そして。1. 太陽と月と地球の模型, 2.模造紙と鉛筆, 3.紙でつくった太陽と月と地球の模型, 4.大きな地球のボールと長いロープ, の4つの班に分かれ検討をした。
このあと,MAREプログラムが紹介され,その中から自分が好きな教材を選び,実際に来館者に教える実習が始まる。すべての講義の流れが,ラーニングサイクルにもとづいていることに注目したい。
Today's lecture is 6th of Communicating ocean science for informal audience. Today's topic is that What is constructivism ?How do you illicit prior knowledge?
(Instructor, Dr. Lynn Tran )