いよいよ待望のドンナフガータのワイナリー訪問です。Mちゃんとよく行くイタリアンレストランでドンナフガータのインポータさんが開催してくれたワイン会で出会って以来、Mちゃんともども大好きなワイナリー、今回シチリア西部に来た最大の目的です。
マルサラ駅に15時17分到着。予約したワイナリーの訪問ツアーは17時半からだったのでもう1本後の列車でもよかったのですが、なにかあったときリカバリきかないし、ちょっとマルサラの町も散策してみたいと思って乗ったのですが、、想像以上に駅前にはなにもなし(笑)ヨーロッパは中心街と駅が離れいること多いんですよね。。とりあえずワイナリーの場所を確認することに。線路沿いをある行けばいいようにネットに書いてあったのですが、そもそも線路沿いに道がない。またまた地図アプリの出番!相変わらず道を次々飛び交っちゃうダメナビでしたが、どうにかワイナリーを発見。
ワイナリーのすぐ横にあるこの赤い縞々の棒は踏切。まさに線路沿いにありました。向かいにある白い建物はマルサラの地名のついたマルサラワインの代表する造り手、フローリオ社、時間があればこちらも訪問したかった。
建物はこの門の先にあるようです。道沿いにちょっぴり葡萄畑がありました。
まだワイナリーツアーが始まるまでだいぶ時間があります。ちょうどこの時間はシチリアでは一番日差しのきつい「ど暑い」時間帯!周りにはお店やカフェはなにもなし。ただ駅のまわりには何もなかったし、旧市街へ行くにはとにかく暑すぎ、、どうしようと途方にくれていたら、、ワイナリーの隣にあるのはスーパーじゃないですか!しかもトラパーニでパスタを買ったスーパー♪中にはいると涼しさに生き返ります。幸い喫茶コーナー的なところがありアイスティーを飲みながらのんびり時間を過ごすことに。ちなみに元気を取り戻して再度周辺をふらふらしてみたところ、海沿いにお洒落なカフェバー的なものがありました(笑)
どうにか?17時を過ぎたのでいよいよワイナリーへ。
真新しいパステルピンク調の建物が眩しい!南国のワイナリーといった雰囲気。
ところどころにワイナリーらしく葡萄棚!
まずはショップへ。18時閉店なので今のうちにお買い物。ずらりと並んだワインの中から敢えてシャルドネの「キアランダ」をチョイス!シチリアのシャルドネのしっかりした感じが大好きなんです。ちなみに日本に帰って飲んだところ、まさに黄金色で芳醇な香り、味わいはバニラ感もありながらほどよい酸味で後味もスッキリ、美味しかったです♪
ショップの奥のスペースは試飲コーナーとなってました。私たちもここで飲むのかな!?
そろそろ見学ツアーのスタート時間。ワイナリー見学にはいくつかのコースがあり、私たちが選んだのは夏の夕方限定の「Donna Fugatatime」、ワイナリーの見学に4種のワインの試飲+ローカルフードがついた90分24ユーロのコースです。(日本でWEBサイトで予約)
ツアーはファミリーで参加されている方々など総勢15人ぐらいで賑やかな感じ。2人だけでないのでとにかく気楽(笑)まずはこのオープン倉庫?のようなところでスタート、外はいつのまにか過ごしやすい気候になってます。
パネルを使ってドンナフガータの歴史や葡萄のことを分かりやすく説明。
ステンレスタンクエリア。とにかくどこも新しくピカピカした設備。
黄色と白のキュートなコンクリートタンク。
こちらがガイドのお姉さん。私たちにも気を配りながら易しい英語で説明してくれます。
ずらりと並ぶワイン樽が壮観。その先頭にはワインのエチケットの看板が建てられています。あの樽にはあのワインがはいっているのかと思うと感慨深いです。
そしてこのタペストリーが私がさきほど買ったシャルドネ「キアランダ」のエチケット!とにかくドンナフガータのワインはまずエチケットが可愛いんです。実はドンナフガータを好きになったきっかけは、、ジャケ落ち(笑)もちろんその後、味わいも大好きに!
こちらは大樽のある素敵なお部屋。こちらでも試飲、むしろパーティーができそうな広いスペース。
ドンナフガータのラインナップがずらり。やっぱりエチケット可愛い!ちなみに「ドンナフガータ」は「逃げてきた女」という意味でブルボン家のマリア・カロリーナ王妃が1800年代初めに逃避し、辿り着いたのがまさにこのワイナリーの葡萄畑という歴史に由来しています。そのためかちょっとエキゾチックな魅力のある女性のエチケットが多いです。
葡萄をかたどった鉄製の灯りとかディティールもこだわってます。
一番気に入ったのは黄色いワイングラス棚の上に半円状に配置されたタイル。
アンティークな感じのタイル、1枚1枚が素敵です。
いよいよお待ちかねの試飲タイム!ところがここで誤算発生、、大人数で気楽に飲むかとおもっていたのになぜか私たちだけ違うテーブル、しかも案内してくれたお姉さんがついてくれてマンツーマン指導、、緊張が走ります(笑)
なぜか逆さまにテーブルに置かれたポップなオブジェ。私たちの緊張が伝わってる!?
テーブルにはワインと各ワインに合わせたローカルフードが印刷された紙がセットされてます。わかりやすい♪そして、ローカルフードにアランチーノのいる!思わぬところで食べ物目標クリア。
飲みたいワインがあったら言ってね!という言葉に何故か緊張が増幅。でもゆっくりフレンドリーに話してくれるのでだんだんリラックス。
初めに肉厚なオリーブに合わせたのはプリオ。シチリアの代表的な品種であるカタラットを使った夏にぴったりなミネラル感とほのかなお花のような香り。そしてフォカッチャのハムサンド(たしか)には、女性の腕が枝になっていくという独特なエチケットのヴィニャ・ディ・ガブリ、アンソニカ。これは偶然にも初日のディナーで飲んだもの、ついそのことを言ってしまうと「他のにしましょっか」と云われたのですが独特な風味とせっかくマリアージュしてくれたローカルフードを合わせたくてこのままでとお願いしました。味の感想を伝えるとなぜそういう風味になるか教えてくれてすごく面白い。
アランチーノに合わせるのはミッレ・エ・ウナ・ノッテ。シチリアを代表する赤ワイン用の葡萄、ネロ・ダヴォラと他の品種の葡萄をブレンドしたもの。油で上げたアランチーノを柔らかなタンニンで包んでくれるようでこれまたあいます。そしてメニューにはなかったのですがネロ・ダヴォラとカベルネなどをブレンドしたタンクレディも飲ませてもらいました。より果実っぽく鋭い感じのテイスト。いろいろ勧めてくれるので勧めてくれるままに飲んじゃいます。至福。
ブレンドものが続いたのでネロ・ダヴォラだけのワインは作ってないのですか?と聞いたら、こちらのシェラザーデをわざわざ開けてくれました。ネロ・ダヴォラといえば私には果実味の濃いがっしりとした印象なのですが、こちらはびっくりするほどエレガント!おもわずそのことをまんま言ってしまったら「でしょー」的なお姉さんが可愛かったです。
#写真が横になっててすみません、首傾けてください。。
最後にデザートに合わせたベン・リエ。ジビッポというマスカット品種でできたい濃い黄金のスイートワイン。アプリコット系のフレッシュさで夏のアペリティーヴォの締めにぴったりでした。
本当に楽しくってためになる90分でした。案内してくれた(いっぱい飲ませてくれた)お姉さんに大感謝です。もっとワイン勉強したいなぁ。
この後、インポータさんが私たちが見学しにいくのでよろしくと云ってくれたおかげで駅まで車で送ってもらえて助かりました。。本当は徒歩15分ぐらいなので酔い覚ましで歩いてもよかったんですが、ドンナフガータの方が絶対に送ってく!という気合いのはいった対応だったので甘えちゃいました(笑)。本当にお世話になりました
ほろ酔い気分のマルサラ駅。19時をとっくに過ぎてますが昼間のような明るさです。
ホテルに戻ってからは本日も夕焼け鑑賞。明日の夕方にはもうパレルモに出発するのでこれがトラパーニ最後の夕焼け。今日は風も穏やかなのでスプマンテとテラス席で待機。あれだけ飲みましたが、、スプマンテは別腹なんです。
今日は雲も少なめでいい感じの空模様。
やっぱりスプマンテと夕陽のツーショットは撮っとかなきゃ。
いい感じで沈んでいきます。
夕焼けだけを見ているというこの非日常感がたまりません。。
鳥さんもいっぱい。
もう一枚、鳥さんと夕焼け。
リニーの塔にもすっかり愛着が。
まさに沈んでいきます。この辺りになると沈む速度が加速するんですよね。。
・・・
完全に沈んじゃいました。いい時間だったな。
振り返るとエリチェが厚い雲にすっぽり包まれていました。
塩田、ビーチドライブ、山の上の村、ワイナリー、そしてもちろん美味しいものと密度濃くトラパーニを堪能しているところですが、明日は更に島へ行っちゃいます!
マルサラ駅に15時17分到着。予約したワイナリーの訪問ツアーは17時半からだったのでもう1本後の列車でもよかったのですが、なにかあったときリカバリきかないし、ちょっとマルサラの町も散策してみたいと思って乗ったのですが、、想像以上に駅前にはなにもなし(笑)ヨーロッパは中心街と駅が離れいること多いんですよね。。とりあえずワイナリーの場所を確認することに。線路沿いをある行けばいいようにネットに書いてあったのですが、そもそも線路沿いに道がない。またまた地図アプリの出番!相変わらず道を次々飛び交っちゃうダメナビでしたが、どうにかワイナリーを発見。
ワイナリーのすぐ横にあるこの赤い縞々の棒は踏切。まさに線路沿いにありました。向かいにある白い建物はマルサラの地名のついたマルサラワインの代表する造り手、フローリオ社、時間があればこちらも訪問したかった。
建物はこの門の先にあるようです。道沿いにちょっぴり葡萄畑がありました。
まだワイナリーツアーが始まるまでだいぶ時間があります。ちょうどこの時間はシチリアでは一番日差しのきつい「ど暑い」時間帯!周りにはお店やカフェはなにもなし。ただ駅のまわりには何もなかったし、旧市街へ行くにはとにかく暑すぎ、、どうしようと途方にくれていたら、、ワイナリーの隣にあるのはスーパーじゃないですか!しかもトラパーニでパスタを買ったスーパー♪中にはいると涼しさに生き返ります。幸い喫茶コーナー的なところがありアイスティーを飲みながらのんびり時間を過ごすことに。ちなみに元気を取り戻して再度周辺をふらふらしてみたところ、海沿いにお洒落なカフェバー的なものがありました(笑)
どうにか?17時を過ぎたのでいよいよワイナリーへ。
真新しいパステルピンク調の建物が眩しい!南国のワイナリーといった雰囲気。
ところどころにワイナリーらしく葡萄棚!
まずはショップへ。18時閉店なので今のうちにお買い物。ずらりと並んだワインの中から敢えてシャルドネの「キアランダ」をチョイス!シチリアのシャルドネのしっかりした感じが大好きなんです。ちなみに日本に帰って飲んだところ、まさに黄金色で芳醇な香り、味わいはバニラ感もありながらほどよい酸味で後味もスッキリ、美味しかったです♪
ショップの奥のスペースは試飲コーナーとなってました。私たちもここで飲むのかな!?
そろそろ見学ツアーのスタート時間。ワイナリー見学にはいくつかのコースがあり、私たちが選んだのは夏の夕方限定の「Donna Fugatatime」、ワイナリーの見学に4種のワインの試飲+ローカルフードがついた90分24ユーロのコースです。(日本でWEBサイトで予約)
ツアーはファミリーで参加されている方々など総勢15人ぐらいで賑やかな感じ。2人だけでないのでとにかく気楽(笑)まずはこのオープン倉庫?のようなところでスタート、外はいつのまにか過ごしやすい気候になってます。
パネルを使ってドンナフガータの歴史や葡萄のことを分かりやすく説明。
ステンレスタンクエリア。とにかくどこも新しくピカピカした設備。
黄色と白のキュートなコンクリートタンク。
こちらがガイドのお姉さん。私たちにも気を配りながら易しい英語で説明してくれます。
ずらりと並ぶワイン樽が壮観。その先頭にはワインのエチケットの看板が建てられています。あの樽にはあのワインがはいっているのかと思うと感慨深いです。
そしてこのタペストリーが私がさきほど買ったシャルドネ「キアランダ」のエチケット!とにかくドンナフガータのワインはまずエチケットが可愛いんです。実はドンナフガータを好きになったきっかけは、、ジャケ落ち(笑)もちろんその後、味わいも大好きに!
こちらは大樽のある素敵なお部屋。こちらでも試飲、むしろパーティーができそうな広いスペース。
ドンナフガータのラインナップがずらり。やっぱりエチケット可愛い!ちなみに「ドンナフガータ」は「逃げてきた女」という意味でブルボン家のマリア・カロリーナ王妃が1800年代初めに逃避し、辿り着いたのがまさにこのワイナリーの葡萄畑という歴史に由来しています。そのためかちょっとエキゾチックな魅力のある女性のエチケットが多いです。
葡萄をかたどった鉄製の灯りとかディティールもこだわってます。
一番気に入ったのは黄色いワイングラス棚の上に半円状に配置されたタイル。
アンティークな感じのタイル、1枚1枚が素敵です。
いよいよお待ちかねの試飲タイム!ところがここで誤算発生、、大人数で気楽に飲むかとおもっていたのになぜか私たちだけ違うテーブル、しかも案内してくれたお姉さんがついてくれてマンツーマン指導、、緊張が走ります(笑)
なぜか逆さまにテーブルに置かれたポップなオブジェ。私たちの緊張が伝わってる!?
テーブルにはワインと各ワインに合わせたローカルフードが印刷された紙がセットされてます。わかりやすい♪そして、ローカルフードにアランチーノのいる!思わぬところで食べ物目標クリア。
飲みたいワインがあったら言ってね!という言葉に何故か緊張が増幅。でもゆっくりフレンドリーに話してくれるのでだんだんリラックス。
初めに肉厚なオリーブに合わせたのはプリオ。シチリアの代表的な品種であるカタラットを使った夏にぴったりなミネラル感とほのかなお花のような香り。そしてフォカッチャのハムサンド(たしか)には、女性の腕が枝になっていくという独特なエチケットのヴィニャ・ディ・ガブリ、アンソニカ。これは偶然にも初日のディナーで飲んだもの、ついそのことを言ってしまうと「他のにしましょっか」と云われたのですが独特な風味とせっかくマリアージュしてくれたローカルフードを合わせたくてこのままでとお願いしました。味の感想を伝えるとなぜそういう風味になるか教えてくれてすごく面白い。
アランチーノに合わせるのはミッレ・エ・ウナ・ノッテ。シチリアを代表する赤ワイン用の葡萄、ネロ・ダヴォラと他の品種の葡萄をブレンドしたもの。油で上げたアランチーノを柔らかなタンニンで包んでくれるようでこれまたあいます。そしてメニューにはなかったのですがネロ・ダヴォラとカベルネなどをブレンドしたタンクレディも飲ませてもらいました。より果実っぽく鋭い感じのテイスト。いろいろ勧めてくれるので勧めてくれるままに飲んじゃいます。至福。
ブレンドものが続いたのでネロ・ダヴォラだけのワインは作ってないのですか?と聞いたら、こちらのシェラザーデをわざわざ開けてくれました。ネロ・ダヴォラといえば私には果実味の濃いがっしりとした印象なのですが、こちらはびっくりするほどエレガント!おもわずそのことをまんま言ってしまったら「でしょー」的なお姉さんが可愛かったです。
#写真が横になっててすみません、首傾けてください。。
最後にデザートに合わせたベン・リエ。ジビッポというマスカット品種でできたい濃い黄金のスイートワイン。アプリコット系のフレッシュさで夏のアペリティーヴォの締めにぴったりでした。
本当に楽しくってためになる90分でした。案内してくれた(いっぱい飲ませてくれた)お姉さんに大感謝です。もっとワイン勉強したいなぁ。
この後、インポータさんが私たちが見学しにいくのでよろしくと云ってくれたおかげで駅まで車で送ってもらえて助かりました。。本当は徒歩15分ぐらいなので酔い覚ましで歩いてもよかったんですが、ドンナフガータの方が絶対に送ってく!という気合いのはいった対応だったので甘えちゃいました(笑)。本当にお世話になりました
ほろ酔い気分のマルサラ駅。19時をとっくに過ぎてますが昼間のような明るさです。
ホテルに戻ってからは本日も夕焼け鑑賞。明日の夕方にはもうパレルモに出発するのでこれがトラパーニ最後の夕焼け。今日は風も穏やかなのでスプマンテとテラス席で待機。あれだけ飲みましたが、、スプマンテは別腹なんです。
今日は雲も少なめでいい感じの空模様。
やっぱりスプマンテと夕陽のツーショットは撮っとかなきゃ。
いい感じで沈んでいきます。
夕焼けだけを見ているというこの非日常感がたまりません。。
鳥さんもいっぱい。
もう一枚、鳥さんと夕焼け。
リニーの塔にもすっかり愛着が。
まさに沈んでいきます。この辺りになると沈む速度が加速するんですよね。。
・・・
完全に沈んじゃいました。いい時間だったな。
振り返るとエリチェが厚い雲にすっぽり包まれていました。
塩田、ビーチドライブ、山の上の村、ワイナリー、そしてもちろん美味しいものと密度濃くトラパーニを堪能しているところですが、明日は更に島へ行っちゃいます!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます