今週の火曜日のブログ(実際のアップは26日になります)でホンダからのサービスニュースの内容をアップいたしましたが、、、
今日はそんな内容の整備(修理)をいたしました。
お客様の依頼内容は、、、フロント部分がガタガタする。 という症状です。
点検の結果はフロントサスペンションのリンク部分に異常があり、各部を左右に揺するとガタガタと動いてしまいます。
という事は、走行中に前輪が左右に勝手に振れてしまうので、まっすぐに走るのも大変!コーナーを曲がるのもオッカナビックリだったと思います。
ブレーキにも影響が出ていたと思います。
修理は、、、部品交換になります。
さっそく分解をしてみると、、、
摩耗、サビが、、、アームに圧入されているブッシュも摩耗しています。
サイドに取り付けるワッシャーにはオイルシールが一体になっています。
ですが、長期の使用で水が入ったり、グリスが切れてしまったりして、この様な状態になってしまったと思われます。
もちろん動く部分でありますので、正常作動をしていてもいつかは摩耗するのですが、その摩耗を遅く、長期間使用する為には油分(グリス)が必要ですね。
さー、修理を進めます。
新しい部品を組み付けます。
グリスをたっぷりと塗って、、、
出来ました。
このリンクの部分だけで、、、
これだけの部品点数を交換いたしました。
あとは、、、ホイールベアリングにもガタがありました。
オイルシールを外すと、やっぱり水が入っていた様子。。。
ベアリングを交換です。
ブレーキローターも磨耗が、、、
けっこう大掛かりな修理に発展しましたが、完成です。
部品品目20数品!
高額な修理になりましたが、、、
また元気に走ってくれる事でしょう。
ホンダからのサービスニュースの内容に近い今回の修理でしたが、このまま放置して乗り続ければ重大な事故に直結する事マチガイ無しです。
12ヶ月、24ヶ月点検の項目にもこの部分の点検はありますので、点検を受けましょう。