一国の国産拠点 一国オート からのお知らせです。

横浜のバイクショップ 一国オート からのお知らせを発信しますので、お見逃し無くよろしくお願いします。

ブレーキフルードのつづき & ミニろくの結果

2016年05月09日 | メンテナンス

 

 

 

ブレーキフルード、、、つづきです。

 

 

 

国産車のブレーキフルードは、、、通常 DOT4 という規格が指定されています。

 

 

で、DOT4のブレーキフルードは、、、主成分がエチレングリコールという薬品で、、、性質は、吸湿性があり、、、吸湿すると沸点が低くなってしまいます。

 

 

沸点が低くなってしまうとベーパーロック現象を起こしたり、、、します。

 

 

また吸湿が進むと、、、ブレーキフルード内の水分が多くなるって事ですので、ブレーキフルードが行き渡っている各部品が腐食する恐れがあります。

 

 

最近ではABSが標準装備されているバイクもめずらしくありませんので、、、ABSユニットにダメージを与える事もあります。

 

 

 

 

 

 

 

ブレーキフルードは、、、新液時は通常は透明で、、、使用が進むと、黒ずんできたり結晶化したり、、、劣化いたします。

 

 

 

 

 

↓ このバイクは随分とメンテナンスをしていなかったのか?フルードの色がくすんでいて透明感はまったくありません。

 

 

 

バキュームで吸い出してみると、、、

 

 

 

 

タンク内には汚れが、、、

 

 

白いウエスで拭くと、、、

 

 

 

 

うーーーん、、、オーバーホール確定ですね。。。

 

 

この汚れは、、、ブレーキレバーを握ると⇒マスターシリンダーピストンを押す⇒マスターシリンダーピストンはシリンダー内壁と触れ合っているので、擦れてアルミカスで汚れる。。。(その他にも要因がありますが、、、)

 

 

上の写真の汚れはこんな具合で汚れたと思います。(油圧クラッチ車のマスターシリンダーは特に汚れが激しいです。)

 

 

 

 

 

 

 

 

ブレーキフルードの吸水についてですが、、、

 

 

昨日アップしたバイクのダイヤフラムにも、、、水分が溜まっていた形跡があったし、、、

 

 

 

また、、、違うバイクですが、、、

 

 

開けると、、、

 

 

 

 

 

 

水が溜まっている事もめずらしくありません。

 

 

ここのパッキン ダイヤフラム から吸湿して、ブレーキフルードが劣化してしまう???

 

 

事も考えられます。

 

 

 

 

 

つづく。。。

 

 

 

 

 

 

 

富士スピードウェイで開催された ミニろく第2戦ショートサーキット は、、、

 

 

 

 

一国レーシングあぽろん組は残念ながら3位に。

 

 

転倒が重なり修復作業が、、、スペアマシンから部品を剥ぎ取りレースに復帰し、今シーズンもチャンピオン獲得の為にポイントを取りに、、、そして完走が出来、クラス3位まで順位を上げることが出来ました。

 

 

 

 

次戦は、、、8月28日第3戦レーシングコースです。

 

 

その前に、7月22日の公式練習があります。

 

 

今回のレースでマシンにダメージが相当ある模様、、、公式練習までにはベストに持っていかないと。。。

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
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