オイル漏れの修理のつづきです。
オイルポンプからのオイル漏れ、、、
assyで交換が基本ですが、、、
昨日の記事にも書きましたが、、、
バイクの排出ガス規制が初めて導入されたのが平成10年規制です。。。
それまではバイクの排気ガスや蒸発ガスの規制は対象外でしたが、、、
この平成10年規制が始まってしまって、、、
2サイクルのエンジンの排気ガスは規制をクリア出来ず、、、ほとんどの機種が生産が終わってしまいました。。。
2サイクルエンジン車の販売終了から、、、もう、10数年、、、20数年も経っています。。。
たとえば、、、今、オイル漏れ修理をしているバイクと同メーカーで生産されていた2サイクル最終機種で、、、
DT230ランツァ のオイルポンプassyもすでに販売終了になっています。悲しい事に。。。
ですので このバイクのオイルポンプassyが手に入る訳もありません。。。
40数年も前のバイクですので。。。
さあ、、、直るのか?
分解してみます。。。
分解自体は、、、
ナットやビス、ピンを外したりすれば、、、
バラバラにする事ができます。。。
めちゃめちゃ小さいピンとスプリングもあり、、、紛失すると取り返しがつかない事になってしまいます。
慎重に。。。
径が1mm?ほどの、、、
スプリングが先にこの穴(2か所_)に入り、更にピンが入っていて、、、下の方に半分だけ写っているリングギアに作用しますが、、、バイクの整備としては、、、非常に繊細な作業になります。。。
外すのは無くさないように外せましたけど、、、組み立ては大変そうです。。。
オイル漏れの原因、患部はこの、、、
3個のオイルシールです。
左のオイルシールはボディ後部に嵌って水色矢印の部分のシャフトをシールします。
ここのサビが酷いのが気になりますが、、、
右の大きなオイルシールは赤矢印の部分です。。。
そして、、、中央の小さなオイルシールは、、、
ここに嵌って、、、右のシャフトをシールいたします。。。
修理で必要な部品としては、、、この3個のオイルシールとボデイとカバーの間のパッキンの4点の交換でオイル漏れは直るはずです。。。
が、、、老メカが入手したこの機種のパーツリストだと、、、
ボディ後部のオイルシールは出ていて、、、部品番号はゲット、、、
ですが、、、分解して内部の部品までは載っていません。。。
さらに徘徊して捜索を続けると、、、
違う機種のオイルポンプの分解図をゲット。。。
構造はこの図と全く同じです。。。
機種や排気量、年式の違いはあるものの、、、一歩前進。
この違う機種のパーツリストで部品を注文してみます。
さすがに、、、一国図書館にもこの機種のパーツリストはありませんでしたが、、、
インターネットの時代です、、、
探すと、、、あるんですねえ。。。
でも、、、果たして使える部品が入手できるのか???
本日、水曜日は定休日になります。
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