オプションの作業です。。。
カムシャフトは、、、簡単に外れるのですが、、、
ここから先は特殊工具の出番になります。。。
バルブを外すには、、、スプリングコンプレッサーが必要で、、、
これでやっとバルブとご対面です。。。
焼けも良い具合で、、、カーボンも少ないです。。。
ではお掃除開始です。。。
ノックピンをはめて、、、使い古しのヘッドガスケットを載せます。。。
古いガスケットを載せることで、、、ヘッドの面を傷付けることなく、、、カーボン落としする事が出来ます。。。
ガスケットリムーバーでカーボンを柔らかくして、、、削り落としたり、、、
ワイヤーブラシで磨いたり、、、
粗方、、、カーボンを落としが終わりましたら、、、
ポートもキレイにいたします。。。
もともとそんなにかーボン堆積はありませんでしたので、、、
楽に落とすことが出来ました。
排気のバルブシートには固いカーボンを嚙んだのか、、、
少し荒れがありましたので、、、
軽ーく、、、すり合わせをいたしました。。。
あたり幅などは良好で、、、これ以上の加工や部品交換の必要はありませんので、、、
元に戻していきます。。。
ボアアップキットの他に、、、強化カムチェーンと、、、純正の部品を前もって注文していましてので、、、
これを使って組んでいきます。。。
落としたカーボンやバルブコンパウンドで汚れていましたので、、、
洗浄は念入りに、、、
バルブステムシールは新品を組んで、、、
今回はバルブスプリングも新品にいたしました。。。
バルブを組み終わったら、、、
ポートにガソリンを注いで、、、
漏れのチェックをします。。。
このチェックでガソリンがダラダラと出てきたりしたのでは、、、シートの密閉が不良なので、、、やり直しになってしまいます。
両バルブ共合格でした。。。
右がキットのカムシャフトですが、、、
カム山の高さを計って純正と比べたところ、、、
リフトは全く同じでした。。。
作用角が大きいのかな。。。
キットのカム、、、ロッカー、、、
組み込んで、、、
シリンダーヘッドのお掃除、オーバーホールは完成です。。。
そんな、、、楽しいお仕事は、、、
つづきます。。。
今回の作業は、、、ボアアップキットの組み込みですので、、、
通常はシリンダーヘッドは分解しないで、、、そっとそのまま組み付ける、、、事が、、、多いのですが。。。
オーナー様からの追加作業でバルブの具合を見る作業までいたしました。。。
ぜんぜん、、、まだまだ、、、元気よく、、、走れる状態でしたよ。。。
ここまで分解すれば、、、ステムシールの交換もできますので、、、やっておいて損はない作業ですね。。。
時間はかかりますけど。。。
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