ドライブチェーンの遊び。。。
バイクのリアサスの動きで遊びが変化するのって知ってますか???
リアサス、、、路面の変化(凸凹)や加速、減速でサスペンションが伸びたり縮んだりします。。。
その時に後輪の中心軸は車体の取り付け部分に対して、、、円回転します。。。
すると、、、ドライブチェーンの遊びが変化するのです。。。
遊びが一番小さくなるリアサスの位置は、、、
ドライブスプロケットシャフトとスイングアームピボットシャフト、それとドリブンスプロケットシャフト(後輪の中心軸)の3点が直線に並んだ時のリアサスの位置の時が、、、一番ドライブチェーンの遊びが少なくなるんです。。。
通常、バイクのドライブチェーンの遊び調整は、、、センタースタンドのバイクだと、スタンドアップの状態で、、、遊びが指定されています。。。(バイクによって個々に違いますが、30mmなどの指定があります)
この指定された遊び、、、例えば30mmの場合は、、、リアサスが縮んで、先ほどの3点の位置が直線になった時の一番遊びが小さくなった時でもスムーズに後輪にパワーを伝える事が出来る遊びになります。。。
ようするに遊びが小さくなるのを見越した遊び、30mmなんです。。。
ですので、、、前回の記事のバイクの場合は、、、リアサスが伸びている状態なのに、遊びが0mmの部分がありました。。。
この状態でバイクを運転し、リアサスがストロークして縮むと、、、遊びは0mmの部分は、、、どうなってしまうんでしょうか???どこかに無理が生じます。。。
ドライブチェーンが無理に伸びているのか???車体がたわんでいるのか???3点のベアリングやシャフトがひづんでいるのか???
良くない事ばかりが連想されます。。。
走っても、、、滑らかな走行は出来ず、、、今回のようなオーナー様の訴えが出る走行になります。。。
ドライブチェーンのメンテナンス、、、スポーツバイクにお乗りのオーナー様には、、、特に気を使っていただきたいメンテナンスのひとつになります。。。
老メカが好んで使う、好きなチェーンメーカーで、、、今回のバイクでも交換に使用したドライブチェーンメーカー DID 大同工業様 のチェーンメンテナンスのページを ↓ にリンクいたしました。。。
参考になりますので、、、是非。。。
ドライブチェーンのお話しでした。。。
老メカのバイクの場合、、、ピッカピカではありませんでしたが、、、
チェーン廻りはベトベトでした。。。
ツーリング時には毎日の始まりは、、、チェーンオイル注油からでした。。。
ベトベトが長持ちするんです。。。
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