バイクのひとつひとつの部品を組み合わせる時に使われているのがネジですね。。。
ネジは雄ネジと雌ネジが螺旋に切ってあり、、回転させて合体し規定のトルクで締め上げると、、、バラバラの部品が強固な一つの部品として出来上がります。。。
ネジは使い方によっては、、、内部の液体の交換の為の 栓 としても使われたりしています。。。
ネジを回して締めるまたは外す、、、例えばボルトを回してナットを締めるまたは外す、、、という作業は案外簡単な作業ではあるのですが、、、
回すには工具が必要で、、、
その工具を確実に使用する事が重要です。。。
工具は選び方も重要で、、、例えばボルトまたはナットのサイズにフィットする工具を使用しなければ、、、ネジを回すという作業が出来ない事もあります。。。
フィットとは、、、すり減ってしまった工具や規格外の工具などで回す対象物に対してガタがあっては対象物を痛めてしまいます。。。サイズ違いの工具を使う、、、なんて事は論外になります。。。
ボルトまたはナットに合わない工具では回すことが出来ないし、、、または何とか回せていても、、、何回か同じ事を繰り返していると徐々に回す事が不可能になってしまったりする事もあります。。。
工具でネジを回す、、、簡単な作業ですが、、、
奥も深い作業だったりしますね。。。
バイクの整備、、、
ご自分で整備や修理をする方って結構いると思いますが、、、
こんな事例のバイクが当店によく持ち込まれてきます。。。
『オイルのドレンボルトが外れないんです』。。。
ドレンボルトのアタマ、六角の部分が丸く削れてしまって工具が空回りしてしまい、、、取る事が出来なくなっていました。。。
『何とか取ってください』、、、と持ち込まれたのですけど、、、
このドレンボルトの場合は、、、老メカの使っている工具で、、、何とか外す事が出来ました。。。
こちらの事例も、、、
『オイルのドレンボルトが外れないんです』。。。
この時は老メカの工具でも空回りしてしまい、、、外す事は出来ませんでした。。。
でも、、、どうしても外さないと今後オイル交換が出来ませんので、、、
この様に、、、
タガネを使って左回転に衝撃を加えて、、、
回し、、、取り除く事が出来ました。。。
こちらの場合は、、、
『ブレーキのボルトを締めていて、、、ねじ切ってしまい取れなくなりました』。。。
M8ボルトをねじ切るのって相当強烈なチカラで締め上げないと切れませんよ。。。
この時もブレーキキャリパーの取付穴の奥にねじ切れたボルト先端が残っていたのを苦労して何とか取る事が出来ました。。。
が、、、
バイク屋さん、、、スーパーマンではありませんので、、、すべてが何でも出来ちゃう訳ではありません。。。
簡単に直らない事もありますし、、、簡単に直らないという事はお金がかかるって事になります。。。
ご自分のバイクをご自分で整備して乗る。。。
もっとも楽しいバイクライフですが、、、
失敗もしてしまう事もたまにはある?のかな。。。
自分たちメカニックも、、、そうやって、、、失敗を重ねて、、、育って?今があるのですが、、、
最近、、、今年になって、、、この様な修理というか修復というか、、、作業が多く持ち込まれるので今回記事にしてみました。。。
バイクの整備、、、慎重に行ってください。。。
時には取り返しがつかない様な破損や、、、走行していて危険な状態を引き起こす、、、事もありますので、、、
慎重に、慎重に。。。
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