古民家の畳が、薄茶色みたいに変色しているので、畳の上敷きを敷くことにしました。
畳に防虫シートを敷き、その上に畳上敷きを敷いて、ピンで止めてゆきます。
畳を交換するのがベストですが、費用がかさむので、敷物でごまかす作戦です。
まず、神棚と仏壇の間に敷いてみます。
江戸時代までは、神社とお寺が一緒になった様な所もあったそうで、明治維新以降に別々にするよう政府から指示が出たそうです。
その名残りみたいな造りの部屋です。
ちなみに、幕末に黒船でペリーが来航した際、日本の大衆浴場が男女混浴であったことから、ペリー提督は日本遠征記の中で、「羞恥心の無い淫蕩な民族である。」と書いてドン引きしていたそうです。
下田の大衆浴場の様子を描いた挿絵
当然、日本のこの事が紹介されるや、アメリカ中に衝撃が走ったのです。
昔は、何もかもかなり適当だったのでしょう。
しかし、今でも岡山の湯原温泉の砂湯では公然と混浴が行われています。ルールは水着不可、タオルで下半身を隠すこととなっていますが、男女を問わず守らない方が多く、全裸で歩き廻ったり、仁王立ちするのです。このためこんな看板まであります。
ちなみに、上半身は丸出しで構いません。お酒持ち込みもOKです。
先日、クロス屋さんに依頼して、しっくい風の壁紙を貼ってもらい、天井や梁は自分で塗装していたのですが、劣化した畳だけが目立つ様になっていました。
しっくい風の壁紙
畳に防虫シートを敷き、その上に畳上敷きを敷いて、ピンで止めてゆきます。
今から50年前の自分が子供の頃、既にボロボロで薄暗かった部屋ですが、なんとかなるもんです。
100年経過した部屋が明るくなりました。
100年経過した部屋が明るくなりました。
パッと見は、畳を交換したみたいです。
いい感じなので、座敷とその手前の部屋にも上敷きを貼ることにして、アマゾンに発注しました。
畳が薄茶色に変色してしまっている座敷。
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