昨日から、トラクターのセルは回るけれども、エンジンが全くかからない状態になっていました。
なので、今日はバッテリーを充電器でフル充電し、燃料が来ている事のチェックや、グロープラグの作動を調べて、再度始動にトライしました。
しかし、プスンともいいません。
既に30年以上使っていて、昨年からエンジンが中々かからなくなってきていました。
なので、自分で直すのは諦めて、中四国クボタに電話して、点検してもらう事にしました。
電話から1時間後に来てくれました。このトラクターを納入した時の担当の方です。
ブローバイガスホースからのオイル漏れを見て、ピストンの摩耗と破損による圧縮漏れとの判断です。
この型式のトラクターで過去に何件も経験しているトラブルで、電話を聞いた時点で既に予想していたそうです。
ディーゼルエンジンは、高圧縮比で運転するので、ピストンとシリンダーの隙間からのガス漏れは致命的です。
エンジン自体が完全にダメになっているので、買い替えするしか手がありません。
クボタで毎年11月に、中古農機具の展示販売をしているそうなので、また連絡をもらってから見に行く事にしました。
中古で70〜80万位出せば、程度の良いものがあるそうです。 動かなくなったトラクターは、3万円位でトラックに積んで引き取ってくれます。