山梨NPO情報ネットの掲示板に第28回 甲府空襲 戦争と平和・環境展が案内されていましたので、PDFファイルから画像にした一部です。画像中のスタンプはボランティアボードの掲示期限を指定するものです。
2009年7月2日(木)~7日(火) AM10:00~PM6:0、会場は「ふるさと再生シンポジウム」も開催された山梨県県民会館・地下展覧会場
昨年、2008.07.06に「甲府空襲と学童疎開」を書いて、甲府空襲展を紹介しました。同日の記事で「甲府の七夕見物」では「甲府夏祭り」を紹介しました。今年も7月1日から始まりますので、街かどのポスターにご注目ください。
2009.06.27 県庁第1南別館の保存、シンポジウム 27日開催については、私も短時間参加できて、その後のニュース記事から追記してあります。
甲府空襲で中心市街は全滅、岡島百貨店と元の甲府会館(松林軒ビル)-今はビジネスホテルに建て替えられた場所-だけが残った、「甲府空襲と学童疎開」のページに掲載した焼け野原の模型が空爆後の街の姿だと私は思っていました。
27日の見学会とシンポジウムで山梨県の旧県庁(現在は教育庁と県警本部)、議事堂、旧図書館(第1南別館)は空襲で残った建物だったと気が付きました。この昭和初期の建築物についてはこれまでも読んではいたのですが、「二つのビルを残して焼き尽くされた市街地」というイメージにとらわれて、私には正しい認識が出来ていなかった事に気が付きました。甲府駅も残っていたことは今年のポスターで分かります。
お江戸日本橋の上に首都高速を乗せてしまった土建都市東京の轍を山梨県が踏まないように祈りたいし、甲府城址をぶつ壊して鉄道や県庁にした明治政府の愚かさを未来に伝えられる街であって欲しいと思います。
先日の「ハワイ日系人歴史絵巻」もそうでしたし、「武田氏館跡大手口公園」が武田滅亡後の姿で復元された経緯もそうですが、正確な歴史認識の下で未来を見ていくことは大切だと思います。このテーマはこんなブログで片言に語れるもんじゃないけど、少なくともみんなが見るものには誤解を招かない情報を伝えたいとWebページ制作に関わる者としていつも思います。甲府も山梨も未だよく知らない私は最近はブログのテーマに迷っています(^_^;)
連合山梨のサイトに掲載されていた記事画像から部分を使わせていただきました。富士吉田市や大月市でも空襲に関する展示会がある事は初見でした。