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沖縄慰霊の日 6月23日

2023-06-18 08:00:00 | 沖縄
2023年6月23日は「沖縄慰霊の日」(NHK沖縄の記事より)

 戦没者追悼式 岸田総理大臣のあいさつの全文 

 戦没者追悼式 玉城知事「平和宣言」全文

 “二度と戦没者遺族を出さない” 沖縄 慰霊の日 追悼のことば(沖縄県遺族連合会 会長)

 戦没者追悼式で朗読された「平和の詩」全文

 沖縄県 平和宣言 『平和宣言においても、平和を希求する「沖縄のこころ・チムグクル」を世界へ発信するため、英語、中国語及び韓国語に翻訳しています。』 と書かれています。
 (沖縄県の 子ども生活福祉部 女性力・平和推進課
 平和宣言(令和5年)(PDF:128KB)【NHKが報じた追悼式での知事・平和宣言の原本かと思います。】


 【平和の詩 末尾に書かれた「チムグクル」は「真心」の意味であると時事通信がメモしています】
 2023/6/14 沖縄のチムグクルを次世代に 高校生が平和の詩に込めた想い(沖縄・OKITIVE) ▽平安名秋さん  「沖縄の心「チムグクル」が同世代そして次世代に受け継いでいくことがとても大切だということで、少しでもそれが(当日)詩で表現できたらなと思っています」
沖縄の報道機関から・・・
 2023年6月23日 [社説]慰霊の日に 「平和な島」を手放すな(沖縄タイムス)

 2023年6月23日 <社説>戦後78年「慰霊の日」 沖縄は「戦場」を拒否する(琉球新報)

 2023年6月23日 【視点】慰霊の日 沖縄の守り万全に(八重山日報)

 2023年6月23日 「水、水、水を」…沖縄戦で右太ももを爆弾でやられた祖父の最期 花婿不在、母の豪華な婚礼写真 75歳、沖縄2世が語る家族の歴史(沖縄タイムス)

毎年6月23日は「沖縄慰霊の日」です。これまでもブログに書きましたが・・・
2022-06-23 6月23日 沖縄慰霊の日
 2020年からコロナ禍の関係で自分のブログも何かと遠慮していたような3年間だった・・・

沖縄県には県営の 平和祈念公園 があります・・・
 『公園内には沖縄戦の写真や遺品などを展示した平和祈念資料館、沖縄戦で亡くなられたすべての人々の氏名を刻んだ「平和の礎」、戦没者の鎮魂と永遠の平和を祈る「平和祈念像」、そして摩文仁の丘の上には国立沖縄戦没者墓苑や府県、団体の慰霊塔が50基建立されています。』

 平和の礎(いしじ)
 『「礎(いしじ)」とは、建物などの基礎の「いしずえ」を沖縄の方言で「いしじ」と発音することに由来するものです。平和創造の「いしずえ」となることを期待して付けられたものです。』

沖縄県庁サイトの 平和の礎 ページで 「平和の礎 日本語ページへ(へいわのいしじ)」を開いて、
 目次の4で 「平和の礎」刻銘者数一覧 を開くと 出身地別刻銘者総数、沖縄県出身刻銘者数(市町村別)、沖縄県以外の都道府県出身刻銘者数(都道府県別)の表示を確認できます。
他の目次は以下の通り・・・
 1 「平和の礎」に係る刻銘の基本方針(『刻銘の基本方針』)
 2 「平和の礎」案内図
 3 「平和の礎」の刻銘についてのお問い合わせ
 5 「平和の礎」建設の趣旨、基本理念、デザインコンセプト
 6 「平和の礎」事業の経過、除幕式の様子
沖縄県庁Webページの 教育・文化・交流 カテゴリーには、「平和」サイトもありました。

2023年06月12日 企画展「沖縄が戦場になった日」 平和祈念資料館 来月(7月)9日まで(NHK沖縄)【動画あり】
 『展示では子どもが戦争に巻き込まれた事を知ってもらうため、戦場に取り残された子どもがアメリカ兵から食糧をもらう様子や井戸に隠れていた少年が救出される様子など当時の子どもたちの写真が多く紹介されています。』
 『県平和祈念資料館の平田守学芸員は「戦争をしないため、起こさないための努力が大切だということを展示を通して子どもたちには考えてもらいたい」と話していました。』
沖縄県子ども生活福祉部 平和祈念資料館
沖縄県平和祈念資料館
 令和5年度 第1回子ども・プロセス企画展 沖縄が戦場になった日 開催のお知らせ 今回の企画展では、沖縄が戦場になった経緯、地域ごとの戦闘の様子や住民の被害などを展示しています。展示を通して、子どもたちが地域に関心をもち、沖縄戦の実相について学ぶ機会となればと考えています。「前期:6月8日(木)~ 7月9日(日)/後期:9月6日(水)~ 10月1日(日)」

慰霊塔・碑(平和祈念財団管理分)
 『公益財団法人沖縄県平和祈念財団では46都道府県の塔を清掃管理しています。』と書かれた平和祈念公園のページがあります。
甲斐之塔(山梨県)『各都道府県沖縄戦関係慰霊塔エリア/霊域参道』
 『この塔は山梨県中富町山中幸作氏が昭和26年6月本土他府県にさきがけて建てた慰霊塔の第1号である。』 と始まる碑文が掲載されています。
山梨県と同じく、慰霊塔・碑(46都道府県の慰霊塔紹介ページ)に「碑文」が掲載されています。

色で各慰霊塔・碑の所在地を示しています。
 ■緑色=糸満市摩文仁(まぶに) ■青色=糸満市米須 ■茶色=糸満市真栄里
 ■スミレ色=八重瀬町具志頭 ■オレンジ色=宜野湾市嘉数
所在地を色で確認すると
 緑色 「糸満市摩文仁」に32点【下記の都道府県以外の府県、下に案内地図を掲載しました】
 青色 「糸満市米須」には 北海道、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、広島県、香川県、大分県 の8点
 茶色 「糸満市真栄里」に 山形県 のみ
 スミレ色「八重瀬町具志頭」に 山梨県、高知県 の2点
 オレンジ色「宜野湾市嘉数」(嘉数台公園内)に 京都府 のみ
 宮崎県 は 大分県などが近い場所 ひむかいの塔(宮崎県)
 東京都 は「糸満市山城」に 東京之塔(東京都)(ページが開きます)

【追録】
2023.05.13 沖縄「平和の礎」に広島県出身296人刻銘へ(NHK広島)【NHK動画で説明あり】NHKニュース
 沖縄戦などで犠牲になった人たちの名前が刻まれている沖縄県にある「平和の礎」に、旧日本海軍の戦艦大和の乗組員だった人たちなど広島県出身の296人の名前が6月、新たに刻まれることになりました。 広島県出身者で追加される数としては過去最多となります。【以下引用省略】 沖縄県糸満市の平和祈念公園にある「平和の礎」には、毎年6月23日の「慰霊の日」にあわせて新たに申告があった戦没者の名前が追加で刻まれています。 広島県によりますと、戦没者の研究を続け、去年亡くなった広島経済大学の岡本貞雄名誉教授などの調査で、鹿児島県沖で沈没した旧日本海軍の戦艦大和の乗組員などが刻まれていないことが分かり、広島県は296人の名前を追加するよう沖縄県に申告していました。 これについて沖縄県から、296人全員の名前が来月、新たに刻まれることになったと連絡を受けたということです。 広島県によりますと、平成7年に「平和の礎」が完成した際、広島県出身者では1244人の名前が刻まれましたが、追加分では過去最多だということです。 また、追加された人数は、沖縄県を含む全国で去年が55人、おととしが41人で、それを上回る数となります。 岡本名誉教授は生前、NHKの取材に対して「広島以外でも名前が刻まれていない人がたくさんいる可能性があり、全国で調査が進むことを望む」と話していました。

2023.06.20 平和の礎365人の追加刻銘版を設置 沖縄・慰霊の日を前に(沖縄テレビ放送)
 今月23日の慰霊の日を前に糸満市摩文仁の平和の礎では20日、今年名前が追加された365人の刻銘版が設置されました。 糸満市摩文仁にある平和の礎には国籍や軍人・民間人を問わず沖縄戦や太平洋戦争などで犠牲になった24万人余りの名前が刻まれていて、県は遺族などから申告を受け毎年追加刻銘しています。 今年は県出身者24人と県外出身が341人のあわせて365人の名前が追加され20日、刻銘版を設置する作業が行われました。 ▽沖縄県子ども生活福祉部女性力・平和推進課 新垣耕班長 「名前が刻まれたことは確かに生きていたという事になる。戦争の悲惨さや愚かさを伝え続ける事ができるし戦争を2度とやってはいけないという事を広く国内外に沖縄県から発信したい」 平和の礎に刻まれたのは24万2046人となりました。

2023.06.21 沖縄「平和の礎」に戦艦大和の乗組員も 広島県296人を追加刻銘(広島・RCC(中国放送))
 沖縄戦の犠牲者の名前が刻まれている「平和の礎」に、戦艦大和の乗組員など、新たに365人の名前が追加された刻銘版が設置されました。   国籍や民間人・軍人の区別なく、沖縄戦などで亡くなった全ての戦没者の名前を刻む糸満市の「平和の礎」に、この1年で新たに判明した戦没者の名前を刻んだ刻銘版が20日、設置されました。【以下の引用は省略します】  追加刻銘されたのは365人で、このうち戦艦大和の乗組員など296人が広島県出身者です。   戦艦大和は、太平洋戦争末期に沖縄特攻に出撃。アメリカ軍機に撃沈され、大和だけでおよそ3000人が戦死しました。広島県関係の戦没者は、そのほぼ1割にあたります。   平和の礎には、艦長や艦隊司令長官の名前はすでに刻銘されていましたが、研究者が調査で判明した乗組員の名前を広島県を通じて沖縄県に申告していました。   沖縄県 こども生活福祉部 女性力・平和推進課 新垣耕 班長   「平和の礎に名前が刻まれるということは、戦没者の人が確かに生きていたということになります。(平和の礎から)戦争を2度とやってはいけないということを沖縄県から広く国内外に発信していきたいと考えています」   追加刻銘で、平和の礎の刻銘者は24万2046人になりました。